テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:アーユルヴェーダ
28日の日曜日、JIVA日本代表の文分さんが定期的に開かれているアーユルヴェーダミーティングに参加してきました。
今回は、呼吸法を実践し、呼吸を整えることで、精神を落ち着ける方法について話合いがありました。 その中で、うつ病や心にトラブルを抱える人が周りに増えてきたということが話題になりました。 心に病を抱えている人が周りにいるということは、例え1人そういう人がいるだけでも、大変なので4人も5人もいるということになると、自分自身がかなりしっかしりていないと、巻き込まれてしまう恐れがあります。 皆さんの周りはいかがでしょうか? また、皆さん自身は大丈夫ですか? うつ病のように、何もやる気がなくなり、だるくなる、重くなるといった症状だけみると、一見カファの悪化のように見えます。 しかし、はじめはストレスの原因があり、神経と深く関係するヴァータが乱れ、それが積み重なっていくうちにカファが悪化したと考えられます。 カファが悪化している時は、自分の中では、できるだけやっているのにうまくいかない、周りから認められないという気持ちが充満していますので、励ますのはかえって、わかってもらえないという気持ちを大きくしてしまいます。 ですから、まずは、外側からでも重さを軽くしてあげる必要があり、それには、呼吸法やヨガが大変役に立ちます。 しかし、すでに何もする気がなくなっている状態で、何かをさせるということは、そう容易ではないと思います。特に本当に自分のことを思ってくれている、信じられるという前提がないと中々氷ついた心を溶かすことは難しいと思います。 私もまだどうアプローチしていけばいいかということについては、いい方法が見つかっていません。 ミーティングの中で多くあがっていた話としては、信頼できる第3者に話すことで自分自身から解決していった人たちがあげられていました。そうやって、自身が気づいて解決していくのは、最終段階として必要です。 しかし、今すぐ何かをするとしたら、やはり、体を動かすこと、呼吸を整えることが効果的だと思います。私自身、ヨガを続けていることで、随分心のバランスがとれるようになったと実感しています。 心の病を抱える人はどんどん増えていますので、これからも、このテーマについては考えていきたいと思います。もし、今すでに、この問題に直面されている方がいらっしゃれば、是非ご意見を聞かせていただければとおもいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.03.30 21:20:45
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