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アーユルヴェーダ・アロマ・ヨガ

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2024.11
2005.12.31
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カテゴリ:アーユルヴェーダ
ヘナをはじめインドの素晴らしいハーブを日本に輸入してくれているマハラジャロードのまはさんがメーリングリストでとても興味深い意見を書いてくれました。

その中の一部を抜粋します。

●マハラジャロード
http://maharajaroad.com/

●メーリングリスト
http://now.ohah.net/sameera/ring/index.shtml

★★★★★以下抜粋★★★★★★

日本の知恵というのは、これは、中国のものも取り入れ、もちろん、インドのものも取り入れ、それが日本のものと混ざって、日本流にアレンジされて、それが家庭療法として、伝えられてきたと思うんです。

アーユルヴェーダ、これ、素晴らしいわけなんですけども、ギー、これがもっとも重要な薬のひとつでしょ・・・だから、これをそのまま日本
でやろうとすると、はたと、困ってしまうです。
薬草がない、ギーがない、あれがない、これがないと、こうなりますよね。

また、重大な問題として、インドは、牛、これをとても大切にする文化です。
インド人のDNAのなかには、牛、これが深く刻み込まれています。
正直、牛は、インド人の、正確には、ヒンドゥー文化には、「母親」ともいえるほど、深くしみこんでいる。牛は、インドヒンドゥー文化圏では、母親なんです。牛は神聖であり、牛から出て来るもの、これはありとあらゆるものに使われてきた。ミルクはもちろん、牛の糞・・これは、とても重要です。牛の糞を床、壁、これに使うことで、虫が発生しないし、家をせいけつに保つことができるし、しかも、燃料にもなります。また、ミルクからは、アーユルヴェーダで、もっとも大切な薬、ギーが作られます。このギーが重要な鍵を握るわけなんです。
ギー=牛、、、インド人のDNAにぴったりと適合するようにチューニングされているのが、インドの実践アーユルヴェーダなんです。

ところが、日本の文化は、牛の文化ではないです。

ある意味、大豆、ソイヤ、納豆、ミソ、醤油の世界ですよね。

早い話、発酵文化なんです。

発酵させることで、酵素などを発生させ、それを摂取することで、栄養をとってきた。薬として食べてきた。それに対して、インドは牛・・・・

一言にインドのアーユルヴェーダとは言っても、実践論的には、この違いを、理解して、日本型のアーユルヴェーダになってくしか、ないと思います。

さらに、アーユルヴェーダの基本は、実は、食養のようです。
何をどう食べるか、これが大切です。同じ野菜でも、どう食べるかで意味が違ってきたりする。
先生に、これとこれを食べるように、とか、食べないようにとか、言われるときに、たまに困ってしまうことがあります。そんな食べ物がなかったり、食べないようにといわれても、食べてなかったり・・・

そういう意味で、日本でのアーユルヴェーダは、これから、どんどんと日本に適応したアーユルヴェーダになり、やがて、その真髄だけを取り出して、日本のものになっていく、って思うんですね。

実は、そういったことはかつて、何回もやられていると思います。

日本には、アムラやリタも取り入れられ、アマロク、ムクロジなどとなって、日本に定着しましね。羽根突きの、あの、羽のついたカンカンと音がするもの、これはリタの実の種で作られていたという話ですので、こういったもの、薬草も含めて、インド、中国からどんどんと流入して、日本に定着するものは定着したと、おもうんです。

ハーブが入ってきたということは、その当時も、アーユルヴェーダが入っていて、時とともに、それが完全に吸収され、いったい、そのどこがアーユルヴェーダだったのか、わからないくらいに日本的になってしまっていたりして・・それから、また、再度、アーユルヴェーダが入ってきて、また、吸収されて・・・そんなことがずっと繰り返されてきたのでは?と思うんです。

それは、まるで仏教のようにね・・・すべてはインドから始まり、中国をへて、日本で花開く・・で、インドの仏教と、日本の仏教、これを比較すると、かなり違ったものになっている・・禅がよい例でしょうね。ほとんど別ものとすら思えてしまうほどの違いがある・・そんなことじゃないかな?と。インドから日本へ伝わり花開く。花が開くと、散るわけで、散ったら、また、インドからやってきて、また花開く・・と。

そういう意味で、インドって、すごい国なんだと、シミジミと思ってしまいます。





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最終更新日  2005.12.31 21:07:05



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