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今日の日記は、本当にひとりごとのようになってしまいそうです。
ちょっとショックなことがあって、とても複雑な心境。重い内容です。 仕事関係の人で重い病気を患っている人がいるのですが、 今日、ミーティングでその人に会いました。 正確に言うと、直接話してないので、「見ました」ということになるのかもしれないれど、 別人のように変わっていて驚いてしまい……。 仕事のミーティングなのに、アウトドアのような格好でやってきたのですが、 それは新潟の震災のボランティアに行って、そのまま来たということでした。 その人の病気は安静にしていないと、どんどん死に近づいていく病気です。 仕事を放ってボランティアに行っていたらしく、 そのことを非難されても開き直っていて、「仕事は辞める」という話になりました。 その様子を見ていて、「この人、もうすぐ死んでしまうのでは?」という気がしてきました。 自分の死が近いから、生きている間に本当に人の役に立ちたいと 思っているのだろうなと私は想像したけれど、 彼の病気のことを知らない人には「常識はずれな行動」としか 見えないだろうな…と思いました。 でも、それは私が弁護することではないし、 病気のことを知られたくない相手もいるだろうな…と。 ネットワーク「地球村」というNGOの代表の方に会った時、 「20年前に交通事故に遭い、奇跡的に命はあったけれど、 社会復帰不能と言われて、毎日ベッドの中でこれからの人生について 考えていた。そして、自分は環境のことをやろうと決めた」という 話をしていました。 逆境のときは、自分がやりたいことがわかる時なのかもしれないし、 私の知人もはたから見たら、大変そうだけど、 本人はやりたいことが見えて幸せなのかもしれないと思ったりもする。 でも、たぶん、ショックに感じたのは、表情がつらそうに見えたからだと思う。 複雑な気分が、なかなかぬぐえません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年11月08日 04時00分57秒
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