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カテゴリ:その他
安部朱美さんの企画展「人形とたどる昭和100年・戦後80年」 を巡りながら、改めて感じたのは「昭和の人情」の豊かさでした。 作品の中に描かれているのは、 特別な場面ではなく、ごく日常の風景。 それなのに、そこには人と人とのつながりがあり、 温かさが溢れているのです。 近所のおばちゃん同士が立ち話をする姿や、 買い物帰りに荷物を持ち合う人たち。 駄菓子屋で子どもたちが笑い合い、 その様子を優しく見守る大人のまなざし。 どのシーンからも、 互いに助け合いながら生きていた時代の息づかいが伝わってきました。 現代は便利さに包まれている反面、 人との距離が少し遠くなってしまったようにも感じます。 だからこそ、昭和の人情に触れることで 「人と人が寄り添うことの大切さ」を 思い出させてもらえるのかもしれません。 展示を見終えたあと、心に残ったのは人形そのものの精巧さ以上に、 人々の温かい関係性でした。 昭和の良き人情―― それはこれからの時代にも大切にしていきたい 宝物だと強く感じました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.10.17 06:03:53
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