白銀乃小柄（ぎんのこづか）

とうとう新作のウィニングポスト９が３月２８日発売。
今度はライバル対決の演出があるらしい。
それに海外での活躍は難しくなるようになるらしい。
あと、１９９１年からゲーム開始となるらしい。

飛びついて購入する気は無いんです。
何故って･･･
ウィニングポスト８がね、ちょっとね･･･
データ更新が三回あって･･･
毎年いろんな馬が活躍するので、そのデータに対応してデータ更新。
でも、最後の更新で別ゲームでした。
ウィニングポスト８、２０１８では、馬はエディットでデータの書き換え可能。
育成要素で調教で能力アップ。
調教は２０１８だけのオリジナルの要素。
ウィニングポスト８と２０１８バージョンでは別なゲーム。
遊んでみるとそんな感想を抱きます。

１９９１年からのゲームと言うのも、ちょっと微妙。
日本競馬のターニングポイントって･･･
ウィニングポスト８では、ジャパンカップの設立になってました。
ハイセーコーが引退して、ミスターシービーのデビューのあたり。
でも、ウィニングポスト９だと、オグリキャップが引退、４強対決の４強が生まれる頃。
レースの形式が現在の形式で、昔のレースの格付けとは違うため再現が難しいのかな･･･

実はウィニングポストというゲームは、競馬の入り口だったりします。
ギャンブルとして、競馬、競輪、競艇と着順を当てるゲームですが･･･
競馬は意思の通じない馬が相手。
おまけに、サラブレットって世界に３頭しかいない始祖の馬の血を引き継ぐものだけの称号。
全世界の競馬の主流であるサラブレットは、血統的にある馬の一族なのです。
ですから、現役の競技馬は血統的な掛け合わせの結晶。
それが判ると競馬が理解しやすくなります。
そして、馬主とはその血統を作り出す存在。
ゲーム内でプレイヤーが馬主である事もそのため。
そのため、日本競馬の歴史を追体験しながら、日本競馬の魅力を教えてくれる。

例えば、オグリキャップという馬が、引退寸前に･･･
マイルカップ１位、ジャパンカップ２位、有馬記念１位。
実はジャパンカップ１位は海外馬でした。
１０月、１１月、１２月と毎月レースに出て日本国内最強だったのですが･･･
これがどれほどの快挙かゲームを通して理解できます。

その再現性の高さと、競馬の理解に着目し、日本中央競馬（ＪＲＡ）が全面協力。
騎手は完全実名化されてる･･･
と、まあ競馬界の理解を得ているゲーム。
出来が悪いことは許されないゲームだからね。
きっとすごいと思うんだけど･･･
もう少し様子を見ます。
買うのはそれからです。