白銀乃小柄（ぎんのこづか）

嫌だった今の職場。
縦社会で面白くも無い事ばかり強制され･･･
誰も救われないような場面ばかりを見てきたように思うけど･･･
だから、あと１ヶ月で済々出来るのは嬉しい。
とは、言っても職場の力を認めないわけでもない。

３０年以上勤めて、楽しく勤務できた事なんて１年にも満たないが･･･
これだけ批判的な人間を使っていただいたのだから感謝しないといけない。
毎日の生活の糧だったのだから、当然だ。
今回、もっと感じてるのは、身元保証の件。

書類提出して面接まで。
あるべき書類審査の形跡を感じない。
好き嫌いではなく、今の職場を３０年以上勤め上げたと言う事実。
これが身元保証になっていると思う。

面接も公募と言いながらライバルはいない。
「私と言う人間が、希望に基づいて御社に就職したいと申しております。
いかがでしょうか？」
斡旋人が言っている言葉はどうであれ、中身はそういうこと。
職種も経験も違う人間を採用します？
いくら安く雇うとしても、即戦力になるかどうかもわからないのに･･･

だからこそ次の職場には敬意を払わないと。
どこの馬のほともわからない私を雇ってくれたのだから･･･