2012/06/10(日)18:38
マクロビオティック講座に参加
山形市霞城公民館で行われたマクロビオティック講座に参加してきました。
講師は、子どもの未来を守る会山形 代表:佐藤あづささん。
以下その中の一部のレポート内容です。
日本食が貧しいと言われてきた時代もあったけれど、今、私たちは日本食の原点に帰るべき時期ではないか。身体と心のバランスが大事。幸せになるための食事。マクロビとはガチガチなものではなく、お米を食べようと思うことがその第一歩。
「身土不二」「一物全体」 野菜・米の”全体”をいただくことで、バランスのいい体が作れる。人間が本来もつ生理作用。食べ方・バランスを大事に。やみくもに栄養素がくずれたものを摂るよりもバランス・直感を大事に摂ることを大切に。ごはん5割・野菜3割・たんぱく質1割(大豆も含)・海藻1割
食べるもののバランスについては、無理をしない、自分の体の声を聴くこと。状況に応じてバランスを考えること。白米の場合、過剰に精米した白米は糖分が増え、栄養分が落ちる。その場合雑穀を加えたり、玄米を摂るなどバランスをとってみる。
上白糖をなるべく抜くようにすることは大事。人間は本来DNAで甘みが美味しいものという欲求がある。それはずっと抜けない。身体を壊すとわかっていても食べたいもの。病気を治すときは抜いていいくらい体に影響あるもの。砂糖と肉はふりこ状態。肉を食べると砂糖がほしくなるというような関係。
塩は、人間の体内にそもそも含まれているものでもあり、人間に本来必要なもの。塩分摂り過ぎが懸念されたりするけれど、過剰に心配せず摂取することが大事。精製塩は化学物質。自然の塩をとるようにするといい。
甘味への人間の欲求は、本来DNAに含まれているもので逃れきれないもの。なので、完全に追っ払おうとするのではなく、なるべく減らすように意識することと、ゆるやかな甘味に慣れること。たとえば甘酒のような自然の体に及ぼす作用がおだやかな甘味のもの。適度に楽しみとしてのスイーツを心がける。
甘味の控え方。毎日ちょっとずつは体の回復期間がないので、日にちをあけるようにする。3日食べて4日あけて休ませるなどする。
身体が欲するものを人は美味しく感じる。時にはしょっぱいものを甘いと感じるなんてことも。確かにそういう時ってあるかも。無性にしょっぱいものを食べたくなったり、甘いものを食べたくなったり。それは体の正直な欲求だからスナオに従おう。
玄米・雑穀米はおがみ洗いで丁寧に研いでから、塩を少し加えて土鍋で炊く。自然のいいお水なら、お味はよりよくなる。塩は、消化を助けるためのもの。食べやすくなる。土鍋で炊いたごはんはふっくらして素材のやさしいお味がいきている。とっても美味しい。