2005/05/14(土)17:31
親孝行、友情、感謝
昨日、おとといと友達とのお別れパーティが何回かあった。
2年前、渡米する時も毎日の様にお別れ会を開いてくれた記憶がある。
そして、帰国後はまた友人が凱旋帰国祝いを企画してくれている。
本当に幸せだ。
今日は両親が渡米してきた。
卒業式を見るのが夢であったらしい。
あのガウン、キャップ。
日本の大学時代は全く勉強せず、卒業式はなんの感動も無かった。
親に感謝する気持ちも無く、情けない日本人大学生であった。
そして、時が経ち、今は胸を張って卒業できる。
実は、父親が今月で定年退職となった。
思えば、毎日一生懸命働く真面目な父親であった。
息子2人を大学まで行かせ、素晴らしい家庭を築いてくれた。
感謝の気持ちでいっぱいである。
今日は、念願の海外ゴルフに連れて行き、人生初めて親子でプレーをした。
そして、お洒落でおいしいレストランでの宴。
卒業式の後はシアトルマリナーズVSヤンキーズの試合にも連れて行く。
きっとあの雰囲気は感動するであろう。
“今までありがとう これからは自分が色々な感動を与えたいと思います”
両親以外にも感謝を。
明日、大学時代の友人がオレゴンにやって来る。
以前の日記にも何度か書いた事があるが、彼はアメフト時代の親友でMBA行きも彼の影響を強く受けたから実現できたようなものだ。
数年前、彼がサンフランシスコでMBAに向けて勉強している姿を見て、自分も変わらなければと誓ってここまで来た。
以前書いた杉原氏関係のA氏も彼の紹介があってオレゴンで仲良くなったのだ。
その彼が偶然、ボストンでの出張が今週入ったのだ。
もしかしたら卒業式に寄れるかもしれない。。。そして現実になった。
彼は、こんな時期に出張が入るのは何かの縁だと、躊躇なくオレゴン行きを設定してくれた。彼の行動力には、あらためて尊敬する。
“ありがとう。お前のおかげで今の俺はいる。これからも刺激してがんばろう!”
卒業式にはもう3人出席する。
それは、MBAプログラムがはじまる一ヶ月前にホームステイをしていたホストファミリーだ。
第2の親子のように大変お世話になった。
今でも覚えている。自分が始めてオレゴンに降り立った時、空港に迎えに来てくれた時の道中。
色々な話の中、彼女は人の縁の大切さと理解していると直ぐに悟った。
昔あった映画“ペイ フォワード”の様に親切な行動はいつか自分に跳ね返ってくるという事を思い出した。
今でも覚えている、彼女は真珠が大好きでMIKOMOTOのブランドまでよく知っていた事を。
だから、今回母親に頼んでMIKOMOTOの真珠のネックレスを購入した。
物では無いが、自分が彼女のちょっとした言葉を覚えていた事、感謝の気持ちを伝えて喜んで欲しい。
“今まで家族の様にお世話してくれて本当にありがとう”
そして、今日は友達が俺の為にサプライズのT-シャツを作ってくれたのだ。
"Chicks dig MBA" "女どもはMBAが好き”といったニュアンスのスラング英語。
入学した当時、いつもこのギャグで皆を笑わせてきた。
そして・・・なんと今日友達4人がそのロゴのTシャツを作ってきてくれたのだ!
涙もの・・・
幸せです。
あと一週間。精一杯、感謝、感謝ですね。