Mother Earth/Father Sky

[ふと感じた事シリーズ] カテゴリの記事

全32件 (32件中 1-32件目)

1

• 理想と現実

  ここ数年、知人から届く年賀状の傾向が大きく変わった。ほとんどが、写真の年賀状である。つまり、奥さんや子供との幸せな笑顔の写真が圧倒的なのである。やばい、俺もそんな歳なのか・・・と感じる瞬間だ（笑）ちなみに、年明けなど家族と過ごす時期の後、結婚情報サービスなどの入会率が著しく上がるらしい。結婚しない人の理由は色々あると思う。ある記事では、女性の相手に期待する年収と、現実の格差という事が取り上げられていた。彼女たちが求める理想の年収は、６００万～８００万が最も多く４３％、８００万以上は２２％もいる。一方で、東京都における未婚男性（２５～３４歳）の年収を見てみると、６００万以上はたったの３．５％しかないようだ。４００万以上でも2割強という現実である。理想と現実のギャップ年収だけに限らず、男女ともに晩婚化の大きな要因であると思う。

  Jan 7, 2007

• 監視社会

  10日、ロンドン発米国行きの旅客機に対する、複数のテロ計画を企てていたとして、21人の容疑者が逮捕された。以後、機内持ち込みの検査が最高レベルになり、飲料水、化粧品を含めた液体、PCなどの電子機器の一切の持込が禁止され、旅行客に混乱が出ているそうだ。航空関連株も一気に下落、経済にも大きな影響が出はじめている。英国は世界屈指のセキュリティ社会、つまり監視が厳しい国である。街中では、約250万の監視カメラが設置されている。沢山の民間警備会社も政府に協力している。それでも、ロンドン同時爆発テロは起こってしまった。今回の逮捕が無ければ、また悲しい惨事が起こってしまっていた可能性がある。そう思えば、監視社会もしかたがないのだろうか。米国国内線に乗ると、その検査の厳重さからテロの現実を思い起こされる。セキュリティチェックの前はいつも長蛇の列。出発時間の3時間前に入らないと、乗り遅れる可能性があるほどだ。靴を脱いでの検査は勿論、場合によっては荷物のファスナーの薬品反応検査も行う。時間はかかるが、ここまでやってくれていると思うと安心できる。安心、安全とのトレードオフ。監視する側も真剣勝負、文句を言わずスムーズな協力が、我々一般人がまずできる最低限のことなんだろう。

  Aug 14, 2006

• 海外ドラマに夢中

  自宅にようやくケーブルTVが開通した。これまで、衛星アンテナ、光ケーブルなど様々な手を試みたが、どれも建物の構造上不可。管理会社、ケーブルTV会社にプッシュして半年。ようやく建物全体にケーブルが引き込まれた。一番の目的はCNN。英語の勉強になるし、世界の重大ニュースをリアルタイムでいつでも見ることができる。そしてやっぱり海外ドラマ。青春、恋愛、法律、サスペンス、SF、お笑いなど様々だ。一番のお気に入りは　The OC。2003年にアメリカで放映され、大人気となったドラマ。先週から日本でも放送開始となった。The OCのOCとは、カリフォルニア州オレンジカウンティのこと。海が見える高級住宅街を舞台に、若者達の恋愛青春を描いている。セレブのライフスタイル、ファッション、音楽がアメリカでブームとなった。日本でも「２４」、「フレンズ」のような人気を得るか？でも、TVの見すぎに気をつけないとなりませんね・・・・

  Jul 23, 2006

• ネットトラベルエージェント

  最近ネットで旅行の手配ができるようになったが、まだまだ使い勝手が悪いと思う。実は秋に旅行の計画をしていて、色々な日本の旅行サイトで内容を見比べている。しかし、米国のエクスペディア、チープチケットドットコムなどといったネットトラベルエージェント各社に比べると、ナビゲーション機能、レスポンス、価格比較、カスタマイズ性、どれをとっても満足のいくサイトが見当たらない。例えばこんなこと。訪れる都市をちょっと変更したり、飛行機の便をちょっと違うものにしたいと思った時、ゼロからまた検索をしなければならなかったり・・・都市名（例えば成田ならＮＲＴ)をタイプできず、毎回都市名をドロップダウンメニューでスクロールして選択しなければならなかったり・・・実は、ネットで航空券やホテルを予約する顧客のロイヤルティを育成することは非常に難しい。なぜなら、ネットという世界ではサービスレベルはどこも同じ、金額も簡単に比較できるので、簡単に顧客はブランドスイッチをしてしまうのだ。価格で勝負ができなければ、ナビゲーションという無形のサービスに対して、企業は最も注力するべきだと思う。米エクスペディアは既に日本進出を決定している。お客様の立場に立って、かゆいところまで手が届くそんなサービスを提供してくれる、そんなネットトラベルエージェントが生き残りのキーだと思う。

  Jul 3, 2006

• 鮎から川を想う

  6月1日は鮎の解禁日。待ちに待った鮎釣りファンが釣り竿を垂らす姿がニュースにも取り上げられた。金曜日、私自身も湯河原の温泉で狩野川で捕れたばかりの、美味しい鮎をいただく機会があった。鮎は日本伝統の魚で、夏を表す俳句の季語としても古くから知られている。この魚は水が綺麗な清流にしか生息しないという事で、今日は“きれいな川”の話。先週、大阪へ行く途中の新幹線から、沢山の川を通過して見た。釣りが好きな私は、湖、川を見ると本能的に反応し、見入ってしまう。河口近くの大きな川、田舎の渓流の様な美しい川、そして護岸されたドブ川。日本にもまだまだ美しい川があるんだなという感動。そして、都心部の汚い川へのやるせなさを同時に味わった。私の住む都内の町にも川が流れているのだが、異臭のするドブ川である。どうして東京はこんなになってしまったんだろう・・・先日のTIME誌に面白い記事があった。ソウル市の市長Lee Myung Bakが率先し、市内を流れる川の復興事業の成功だ。以前は、本人自身が建築会社のCEOとして汚染の源を作っていた張本人だったらしい。ところが、市長になった今では、ソウル市の象徴事業として高速道路を取り壊し、綺麗な景観の川をソウル市内に取り戻したのだ。　昨年10月に完成し、観光客が2000万人も訪れているそうだ。市民にとっては、都会にできたオアシスと評判もいい。象徴するのが、市長が川に足を浸して笑顔で笑っている写真。東京都内でもいつかこんなことが出来る日を願いつつ、何が出来るか考えてみたい。

  Jun 4, 2006

• タイガーウッズ・ラーニングセンター

  今年の２月、カリフォルニア州アナハイムに子供達への学習施設が誕生した。その名もタイガーウッズ・ラーニングセンター。まだ３０歳になったばかりで、現役バリバリのタイガーウッズ。そんな彼の長年の夢だったのが、ゴルフの世界ではなく、この子供達の為の夢の施設。子供達は、コンピューターサイエンス、ロボット工学、法医学などを無料で学ぶことができる。休みの期間などを利用して、年間約５０００人の生徒がこの教育施設で学ぶことになるそうだ。約3,000平方mの教育施設と、ゴルフ場も併設した巨大センター。資金2,500万ドルを募るキャピタル・キャンペーンを開始し、自らも500万ドル（約6億円）を寄付してこの施設は完成した。開講のセレモニーには、クリントン前大統領も参加。残念ながらタイガーの父親は病気で参加できなかったが、タイガーはスピーチで両親への感謝の意を述べていた。マイノリティであるが故、様々な差別を受けてきたが、母親は相手を変えるのでなく、自分を変えなさいと言い聞かせてきたという。その母親も、今までの生涯で最もうれしいと、息子タイガーのゴルフ以外の偉業を称えた。ゴルフを通して、社会を変えていくタイガー。一方で、子供達を目の前に、同じ子供のように照れてはしゃぐタイガー。彼の生き方にこれからも注目したい。

  Apr 1, 2006

• たばこ大国

  テレビの特集で、肺ガン治療の最前線が取り上げられていた。肺ガンの５年生存率（治療開始から５年間生存している割合）は25～30％。他のガンに比べて極端に生存率が低く、男性のガン死亡率１位となっている。自覚症状が無いことが、生存率を低くする大きな要因のようだ。そこで今日は、日本のタバコ文化についてひとこと、ふたこと。特集の中で、30年吸い続けたタバコが原因による黒ずんだ肺が映し出されていた。タバコが与える本人の健康への悪影響は明らかであり、副流煙は非喫煙者にも大きな影響を与える。しかし、未だタバコが容認されている公共の場が多い。禁煙、分煙と掲げながらも、上司が吸うから容認している職場もあるだろう。テレビに出ていた、（株）アシストのCEO、ビル･トッテンはこう言い切った。“タバコを吸う人間は、わが社では出世できません”確かにアメリカでは、タバコを吸う＝マネジメントができない　とレッテルを貼られる。今日行ったお気に入りのカフェ（もちろん禁煙）での出来事。それは隣の外人カップルの会話。“このカフェは禁煙で本当に気持ちがいいね”“先日行った○○喫茶店では、ジャパニーズ・サラリーマン達が煙にまみれていた。あれは、集団自殺行為だよ！”“日本の一番嫌いな一面だ！”と、かなりボロクソに批判していた。日本人としてとても情けない思いを感じた。禁煙を大きくアピールするレストラン、カフェなどがもっとあってもいいのではないか？それを求める客層は明らかに増加しているし、ブランド価値にもなるのだから。

  Mar 25, 2006

• トリノオリンピック開催

  待ちに待ったトリノ五輪が開幕した。五輪を迎えると、4年前、8年前の自分を思い出す。あの日、あの時、あの場所で、あの競技を見て感動したことを・・今日は開会式に感動！真っ赤に燃える聖火台、Ｆ１カーによるパフォーマンス。オノ･ヨーコによる平和への願いの朗読。そして私が天才アーチストだと崇拝するピーター・ガブリエルによるイマジン。最後は、３大テノールの一人パバロッティによるあの名曲、私が唯一見たオペラ「トゥーランドット」からの「誰も寝てはならぬ」（プッチーニ）だ。全てが予想外の登場と感動で鳥肌が立った。さあ、感動のストーリーのはじまりだ！

  Feb 11, 2006

• 英語はコミュニケーション

  大学入試センター試験が、雪に見舞われた関東を始め、全国721の会場ではじまった。注目は初めて実施されたリスニングテスト。ところが、ICプレイヤーの不具合が多発し、４２５人が再テストとなったことは気の毒だ。画期的な取り組みだったかもしれないが、まだまだ日本の英語教育の延長線だと感じた。そんな昨日、英語プレゼン極意の講演会に参加し、かつてない衝撃を受けた。昨日の講演は、NHK国際放送局英語ニュースデスク、アルクセミナー講師、英語弁論大会審査員もされている大竹氏。ネイティブも含め、様々な業種、職種の方々が参加されていた。大竹氏は決して海外経験が長いわけではない。しかし彼のあふれる知識、語彙力、発音、パフォーマンスには脱帽だった。英語が上達するほど、辞書は何冊も欠かさず開いているそうだ。そんな講演の中でひときわ拍手喝采を浴びたのは、中学３年生の少年。ビジネスパーソンしか参加しないこの会に、大竹氏の推薦で彼はスピーチを始めた。彼は長期の海外在住経験が無いにも関らず、英語弁論大会で全国３位。ネイティブ顔負けの発音、スピーチであった。お題は、駅の発車ベル（ソング）実際に沢山の駅に出向き、自前の伸縮できる録音マイクで音を拾ったそうだ。日本唯一のカルチャーとして、誰もが気がつかない視点からスピーチをしてくれた。自分の言葉で、自分の思いを込めて話していたことも、素晴らしい印象を後押しした。彼らこそ、海外で通用する英語力がある人たちだ。受験英語を勉強しても、アウトプットができなければ意味がない。英語はコミュニケーションが命である。ようやくTOEFL、TOEICにもスピーキングテストが導入される。ちなみに日本のTOEFL平均スコアは484点（ペーパテスト換算2003-04）でアジア最下位である。しゃべれない日本人にとってはかなり不利だが、いいきっかけかもしれない。世界を相手に物申せる日本人へ。もっと高いレベルへ。いい刺激になった。

  Jan 22, 2006

• Love actually is all around.

  皆さん、クリスマスに見たいお薦めの映画ありますか？私は、ラブ・アクチュアリー（Love actually）ですね。　生きている世界が全く違う19人が繰り出す、様々な人間、恋愛模様。別々のストーリーが、一つにつながっていきます。キャストもHugh Grant, Liam Neeson, Colin Firthなど超豪華。一番好きなシーンはオープニングとエンディング。ヒースロー空港で様々な人々が、再会を喜び抱き合っているシーンです。父親と息子、恋人、旧友、夫妻・・イギリス首相を演じるHugh Grant（ヒューグラント）がこう言います。When the planes hit the twin towers, as far as I know none of the phone calls from the people on board were messages of hate or revenge - they were all messages of love. And if you look for it, I've got a sneaking suspicion that love actually is all around.飛行機がツイン・タワーに突っ込んだ時、私の知る限りでは、機内の人々からの電話のメッセージには憎しみや復讐なんてものはなかった。それらは全部愛のメッセージだった。私は密かに感づいている。探せば、愛は現実にどこにでもあるということを。恋愛映画を超え、ほのぼのと幸せな気持ちになれる映画です。

  Dec 25, 2005

• 脱線事故で思う事（アメリカより）

  *今回の事故の原因がはっきりしていないので、企業体質が直接の原因の様な内容は削除しました。---------------------------------------------------ふとCATさんの日記 を読む機会があり、まさに自分が思っていた事を代弁されており、自分も自分の思いを書いてみようと思いました。実は、何度か今回の事故について書こうと試みましたが、被害者の方の状況等、色々思いもあり、途中で書くのを止めた事が何度かありました。被害に遭われた方、ご家族の皆様には私の口からは何も言えません。。ただご批判も覚悟で今日は自分の思いを書きたいと思う。最初に思うのが、23歳の若い運転手が哀れでしょうがない。90秒の遅れ、彼にとっては大変なプレッシャーだったのだろう。アメリカ人に90秒の遅れを話すと、皆信じられない顔をする。失敗が許されない日本文化、企業社会を強く感じた。マスコミの報道最近のニュースを見ていると、相手の落ち度を叩く報道ばかりだ。ボーリング大会に社員が行っていた事でこれほど不祥事扱いになるのは滑稽でならない。社長への記者会見では、まだ救出作業が行われている状況なのに、進退問題ばかり取り上げている。Who Cares！！辞表すればいい話ではない。我々は社長が不幸になれば気が済むわけではない。くだらない報道はほんと止めてもらいたい。最近では、電車のオーバーランの報道ばかり。またオーバーラン！って。たかが15メートル程で。そんなの昔から電車乗っててあったよ。マスコミがこう情報操作するから、単一な日本文化はみな同じ意見を持って“けしからん、JR”となってしまう。相手の失敗をとことこん追求して満足する文化。連帯責任で反省させる文化。アメリカの反省しない文化を嫌になる時もあったが、この反省させる事を美学にする文化も嫌気がさす。

  May 6, 2005

• 日本の英語教育

  前回の日記に引き続き、日本における英語教育について書きたい。“日本人はテストのスコアは高いがなぜ話せないのか？”よく耳にする日本人への評価だ。実際私のクラスには、世界各国からのインターナショナル生徒がいるが、私の英語力が恐らく総合的には最低だろう。他のインターナショナル生徒は入学当時からネイティブなみに話す事ができた事には驚いた記憶がある。“英語圏での生活していたのか？”と聞いても、ほとんどが学校で学んだ、もしくは小さい時から英語の環境だったと答える。日本語は特別違う言語だからしかたないっと言ってくれるが、同じアジア圏、特に中国人などは平気にペラペラ話す。ちなみに日本のTOEFL平均スコアは484点（ペーパテスト換算2003-04）でアジア最下位であった。(始めの文と矛盾するので説明します。大学院などに来る日本人は、勿論基準もあるので皆点数は高いです。だけど話せない。一方で、日本人全体の平均は低いという事です）学校教育だけで、こんなにも自在に英語を話す事ができるのには驚きだ。て、いうかそれが当たり前で、いかに日本の英語教育がひどいものなのかと改めて認識する。私自身、その被害者だ。--------------------------------------------------------------私が英語を勉強し始めたのは、小学校5年生。　当時、近くの英会話教室に通っていた。そこでは、幼児が英語を覚えるのと同じプラグラム、つまり“リンゴ”の絵を見たら、“Apple”と発音で覚える。スペルなど無視。音で覚え、リンゴは日本語でなんだっけな～？　という日本語に翻訳する癖を無くし、リンゴの絵を見たら“Apple"なのである。その頃は楽しかった。　その時音で覚えたフレーズなどは、文法など考えずにスラスラっと出てくる。ところが、中学生、高校生になって英語が大嫌いになった。特に高校生の英語授業は最悪だった。ただ、英語を日本語に訳すだけ・・・・単語の覚え方は、無理やり日本語の語呂合わせ・・・大学でも同じ・・・実はネイティブのクラスを取ったのだが、ネイティブの意味が分からず履修してしまった（アホ）アホアホマンのまま、大学を卒業。当然、会社入社時には英語全てスッカラカン。TOEIC、400点ありませんでした・・・。その時点で、英語におさらばしましたね。別に関係ないやー、英語なんかできなくてもって。ところが、色々友達の影響、海外旅行での屈辱等で、英語に興味を持ち始めた。ある、英会話学校の門を叩いた時、衝撃を受けた。そこのマネージャーさんが、英語能力測定の為にインタビューをした時だった。どうしてそんなに英語が話せるんですか？　海外に居たのですか？と質問した。すると、彼は一度も海外経験無し。30歳過ぎてから英語を勉強しはじめたそうだ。なんだ・・・勉強を始めるのに早いも遅いも無いんだって。そこからは、がんばりましたよー　NHKラジオとか、週末潰して。その内に、あ、もしかしたらもっとがんばれば留学も夢じゃないかもって・・友達の影響も凄くありました。彼も同じ様に大学卒業して、お馬鹿さんからMBA留学を実現した。努力が実り、MBA留学が決まった時は、そりゃー涙ものでしたね・・。どれだけの時間と金を投資した事か・・・恐らく、今のインターナショナル生徒の中でも自分が一番英語教育に投資しているのでは無いでしょうか。英語語学産業の多さは、日本は他国に比べ異常なのではないでしょうか？でもレベルは最低。------------------------------------------------------------話を日本の英語教育に戻します。まずは学校教育のカリキュラムを変えないとダメですね。絶対。そして、自分がもう一つ感じる事は、メディアがもっと英語に慣れ親しむ環境を生み出す事だと思う。例えば、映画。日本語吹き替え止めようよ。以前、日テレ、フジテレビが『マイケルジャクソンの真実』なる英国が作成したドキュメンタリーを放送しました。その時、驚きました・・マイケルのコメント、全部吹き替え。しかもキモイ声だし、本人の感情が全く伝わら無い。彼の弁明も、変な日本人の声で吹き替えしてしまったら、情報操作と一緒。その時、私はテレビ局に抗議もメールを出しました。同様の抗議が沢山寄せられてました。メディア側は、番組を見る時間帯、視聴者層を考慮してとの事でしたが・・・小学校から英語教育がはじまっているんですよ！もう島国日本では無いんですよ！ワールドカップがあったあの年、日本は改めて国際化の必要さを実感したのでは。山手線が英語アナウンスを始めました。東横線も英語アナウンス始めました（ラッシュアワー時はうざく、クレームがあり恐らく止めてしまった記憶がある）英語を聞く事、話す事、流す事が別に凄い事でも何でもなく、当たり前になる日が近いと思う。英語に限らず、様々な言語も同じ事だと思う。

  Apr 18, 2005

• 人との出会い

  以前の日記　にも書いたが、オレゴンに来て素敵な出会いが沢山あった。今日はその中の1人、日本人のAさんと最後の食事をした。Aさんは、国際結婚をされ現在オレゴン州に住居を構えている。実は、自分の大学時代の親友（留学の影響を強く与えてくれた友）がこのAさんと同じ職場であったのだ。（ほんの短い期間職場が一緒で、その後2人は全く違う道を歩み成功されている）親友もこのAさんに強い刺激を得ており、一瞬の職場の付き合いであったのにも関わらず、末永く付き合いをしており、自分のオレゴン行きが決まった時に紹介をしてくれたのだ。いくら共通の友達とはいえ、オレゴンで全く面識の無い方にいきなり会うのはさすがに緊張はした。だが、何回かお会いして話をするうちに、まるで昔からの友達の様に何でも話ができる仲になったと思う。実は、日本の実家もとても近いという共通点もあった。Aさんにはいつも強い刺激とパワーを与えられる。彼自身、様々な栄光と挫折を経験してきたからだ。今は仕事があるにも関わらず、シカゴにあるトップスクールのEMBAに通われているのだ。今学期からシカゴに住まわれている為、今日がアメリカで最後にお会いできるチャンスであった。彼自身、仕事、アサイメントでイッパイ、イッパイであるにも関わらず、お会いして頂けた。場所は今ポートランドで人気のある店、Henry's　Tavern日本語で飲み語らえる友が居ないので、久しぶりに楽しい時間を過ごす事ができた。そして、またたくさんのパワーを頂いた。うまく言えないが、いい人との出会いは、またいい人への出会いと必ずつながっていく。この歳になってようやく人との縁、大切さを実感している。Aさん、色々とありがとうございました。そして、これからも宜しくお願いします。

  Apr 5, 2005

• アメリカ人間ウォッチング

  今更ながら、改めてアメリカの生活、教育レベルの差が大きいと感じる。当然ではあるが、ビジネススクールに通う学生はアメリカの中でもハイレベルの教育、それなりに裕福な家庭に育った人間が多い。一方で、一度街に目を向けると同じアメリカ人でも様々な人間を目にする。ポートランドでストリートカー（路面電車）に乗る機会が多く、人間ウォッチングをしているとそれを強く感じる。ウォークマンボリューム最大にしてノリノリで聴いている奴。席を3つ分くらい占領して爆睡している奴。様々な言語。くさい浮浪者。ヒステリックに子供に怒鳴りつけている母親。奇声を上げるやる。ぬいぐるみに話しかけてキスをしている老人。とにかく、見ていて飽きない色々な出来事が起こる。日本で電車のマナーが悪いとよく感じていたが、ここアメリカではそれはもっとひどい。けれども、それが悪いとは誰も感じていないようだ。そもそもマナーってなんだとも考えさせられる。もし注意したら・・・そんな事怖くて誰もしないのだろう。それでも唯一感心できる事がある。それは障害者に対する扱いだ。どんなに時間がかかろうが、車内スペースを取ろうが、必ず車椅子の人の為の設備がしっかりされている。障害者の乗り降りに対しては、誰もが理解を示して時には協力しているのを目にする。障害者の人自信も決して申し訳なさそうな仕草はしない。自分に強いプライドを持ち、街に繰り出す。日本人だと、人に迷惑を掛ける事を拒み、中々堂々とできないのではないだろうか。レストラン、ショッピング、カフェ。ポートランドでも比較的お洒落なエリアを散策した後だった。お腹がすいたので、まあマックでもいいかなとほんの数ブロック派離れたマクドナルドへ入った。店に入った瞬間ぞっとした。ボケた老人、ヒスパニック系の家族、知的障害者・・・とにかく今まで居たカフェや洋服屋とは明らかに人種が違い、異様な雰囲気を醸し出していたのだ。（差別かもしれませんが、あくまでも事実として書いてます）ほんの数ブロック離れただけなのにだ。日本のマクドナルドは高校生や一般サラリーマンなど、特に悪いイメージはないが、ここアメリカでのマクドナルドは低所得層の人達の溜まり場のようになっている店をよく目にする。自分も怪しいアジア人に見られているのでしょうが・・。昔仕事で、メルセデスの所有者のデータを地図上に落とし込み、グラデーション表示をした事がある。関東では、世田谷、ある下町のエリアが濃く色が変わったのを記憶している。もしアメリカで基本的なデモグラフィックデータを基準に色分けしたら、きっと日本とは全く違う、いわゆる地域性というものが色濃く表示されると思う。ほんの数ブロック離れただけで、町、人の様子がガラリと変わるから。また土地の高低差も、大きな要因になると思う。特に結論はありませんが、ふとそんな事を今日改めて感じました。

  Apr 3, 2005

• Hideo　Nomo

  今シーズンから、また新たな日本人プレーヤーが大リーグに移籍したようですね。ここアメリカでは、地元のチーム以外の情報はゼロなので、日本のニュースで活躍の様子を確認している。そんな中、ドジャースで中村がホームランを打ったニュースを見つけた。早速ドジャーズのHPに飛んでみると彼のニュースがトップで載っていた。うれしそうな表情は、プロ初ホームラン、子供の様なうれしそうな顔だ。 自分がアメリカに来た時も、いつもあのような笑顔をしていた気がする。実は、MLBのトップページで野茂　英雄の記事が載っていた。“NOMO opend door for Japanese players"現在、20人の日本人が大リーグで活躍している。Nomoは大リーグの門を打ち破った開拓者と呼んで間違いない。彼が三振の嵐を築いていた時、日本中が熱狂していたのを覚えていますか？仕事中、車のラジオで一喜一憂していたのを強く覚えています。熱狂していたのは、日本人だけではありません。アメリカで最も有名な日本人の中の1人ではないでしょうか？数年前、SF行きの飛行機で隣のアメリカ人と話をする機会がありました。彼はとある大学の教授らしく、私が付けていたCASIOの時計に興味を持って日本製品の話題になった。“NOMO　は凄いな！　奴は間違いなく一流プレーヤーだ”と日本人の私に説明してくれました。数年後、彼がノーヒットノーランを達成した時は、大統領がコメントしたぐらいです。この記事では、そんなNOMOの偉大さをアメリカ人記者があらためて称えています。ICHIRO、松井、長谷川などのプレーヤのコメントも含まれている。日本での活躍が約束されていたのに、あえてリスクを背負って旅立ったNOMO自分はメジャーリーグプレーヤでは無いが、米国に強い思いを抱きこの地に来た人間の1人だ。自分にとっても彼はまさしく偉大なるヒーローだ。

  Mar 14, 2005

• ポートランドは春の陽気

  最近天気がとても良いです！！昨年に比べたら、明らかに雨が少ないし、暖かい。結局今年は雪不足で、スキーも一度しか行かなかったし。今日はセーターが要らない程のポカポカ陽気でした。ちなみにこのセーターが要らない感覚は日本人の私の感覚です。真冬でもTシャツのアメリカ人とは違います（笑）街の木々の花も一気に咲き始めました。このまま春突入ですね。今日は特に書く事がありません。いつものカフェで今日はチームプロジェクトの為に集合。結構友達も気に入ってくれて、ここで集まる事が多くなってきた。カフェはピザ屋とも隣接していて、おいしいピザも食べられる。外では、皆ビールを伸びながらのんび～りしていました。だが我々は、約5時間も宿題と格闘していた・・でも終わった後の充実感がまたたまらない。最近でもぱあ～っと遊んでいないな。週末も宿題等に追われる毎日だ・・・。そういえば、サーモンがウィラメット川に上がっているというニュースが・・そろそろ行こうかな。

  Mar 7, 2005

• なぜ今学期は充実しているのか？

  今学期は充実している。先学期は正直最悪だった。本当のアメリカ生活に飛び込みはじめた頃は何もかもが新鮮だった。ところが、一年経つとアメリカの悪い面もいっぱい見えてくる。クラスメイトもインターナショナルって感じでの特別扱いはしなくなる。その上、仲の良い友達ともあまり集まらなくなったし。唯一の日本人2人ともクラスで会う事はなくなってしまった。明らかに友達の会話する機会が減っていた。いわゆるアメリカに疲れた状態だった。ところが今学期はかなり充実して楽しい。週末も含めて、かなりスケジュールが埋まってきている。ポートランドに来て通学は大変だと思っていたが、逆に緊張感を持って時間をマネジメントできている。カープールは毎日する事になった。つまり、毎日2時間おしゃべりタイム。それ以外に友達と会話したり、遊びに行く機会も復活した。実は自分からまた昔みたいに集まろうって誘い始めたのだ。みんな同じように感じていたみたいで快く賛成してくれる。先週の木曜日は、２１時に授業が終わったにも関わらず、ポートランドのパブに集合した。仲間４,５人と教授が３人（教授の彼女も込み）この学校のいい点は、こうして教授とファーストネイムで呼び合って親密になれる事だ。今日読んだメルマガにこんな言葉がありました。●「キャストアウェイ」という映画があります。飛行機が海に墜落し、一人だけ無人島に流された主人公。誰とも話せない日々が続き、やがて「手荷物のバレーボール」に名前をつけ、話しかけるようになる。●人間にとって「話せないこと」は、ストレスになります。会社は、必ずしも「ストレスをためるだけ」の場所ではない。同僚や先輩と「話す」ことによって、ストレスを発散する場所でもあるのです。●次のような言葉があります。 一人の時間が楽しいのは、 それ以外の時間が充実しているからだ。 恐らくこの2月はか・な・り多忙になりそうだが、なんかその忙しさをうまく楽しめそうだ。来月も同じ事を言えている自分を祈ってますが・・・

  Feb 2, 2005

• 最近好きなアメリカのCMを紹介

  アメリカTV番組はつまらない。どこも同じパターンで、番組構成も似たようなものばかり。なんで、サバイバーの様な脱落パターンの番組が多く、実際にウケるのだろう？？ドラマでない、リアルな人間模様を描こうとしているようだが、ちょっとやらせっぽい部分も見え隠れする。同じような音楽がバックに流れ、途中に後でインタビューしたコメントを挿入してその時の気持ちを説明する。被写体へのカメラの取り方、構図もみな同じかんじ。そんな中、アメリカのCMは大好きだ。くだらないのも多いが、う～む、凄い！って頷くCMが日本に比べれば多い。以前も日記で書いたかもしれないが、日本のCMはとにかく芸能人に頼っている。あるCMクリエータの記事で、日本ほど世界的に幼稚なCMを製作している国はないと・・嘆いていました。クリエーターの想いと企業サイドがつりあわない（よく耳にしますね）でも現実、それがうける日本の国民性も事実先日に日経ビジネスにもあのソニーがタブーと言われる芸能人を使ったCMで結局売り上げが伸びた記事がありました。例えば車のCMこちらでは、かなりターゲットを意識した、ビジュアルで訴えるCMが多いですね。一方日本では・・・車のCMなのに結局芸能人が“今度の週末はお近くの～店へ”とか、車よりも芸能人のイメージが強い。当然店頭もその芸能人の等身大ポスターとかが置いてあったりして・・・芸能人を使う事はそれはそれぞれの戦略であり、批判はできない。　個人的に魅力を感じないだけだ。最近好きなCMと聞かれると３つある。正直CMのシーンを文章で説明する事は無理だろう・・まあ、大体のイメージという事で簡単に説明します。3つ目のCMはリンクつけますので、見る事ができます。まずはオレゴンロタリー（宝くじ）のCM　（ちょっと昔）トップは犬が床に広がったスープを舐めているシーンそこから、映像がスローで巻き戻され、こぼれたスープは料理をしている女性が誤ってこぼした物だとわかるそして、そこからまた通常のスピードで再生される。そこではラジオの音声が聞こえ、宝くじの番号を説明しており、その番号を聞いた瞬間にこぼしたというわけだ。もちろん、CMの間に一切のナレーションはない。ハッとしてガシャン！とこぼした画面の後、『オレゴンロタリー』と表示されるだけ。はじめて見た時は、鳥肌が立ちました（大げさ　笑）でもマジで感動しました、このCM。うまいなあ～って。次にe-Bay小さな子供が海辺の砂浜で小さな船の模型を浮かべて遊んでいるシーンからはじまる・・・遠くから親に呼び寄せられ、あわててその場を去ってしまい、その模型の船は海に流されてしまう。その船は大航海を渡り、海底の奥深くに沈む・・そして時が流れ・・・ある外国の漁船の網にその船がひっかかる。で、エンディングシーンでは、ある中年の男性コンピュータを見て呆然としてる・・・その画面には、e-bayに出展されたあの船が写っていているシーンでCMは終わり。。勿論、その間に一言もナレーションはない。最後に“全てつながっている”といったコメントの一言だけ。画面を覗くおじさんの呆然とした顔が印象的だ（そうこのおじさんこそ、あの浜辺で遊んでいた子供本人だ）最後にハマー　これは、戦車のような車で、日本では軽く1000万近いマイナーな車。この車の購入ターゲットはかなり絞り込まれる。週末は○○フェア～といったプロモーションで売れるような代物ではない。このCM色々なバージョンがあるが、やはり長期でのブランドイメージ作りに徹底しているようだ。先週、その最新バージョンのCMを発見。それはNFL（プロのアメフト）のプレーオフ中継の間のCMだ。かなり、高額なCM枠である。でも、NFLを見る視聴者、NFLに関連した内容、その名も『トレーニング』というバージョンだ。トップ- Hummer world- TV comercial - CMを選択 - View Commercialを押すと静止画でなく動画でCMが別画面が立ち上がり見る事ができます。『トレーニング』と『ファーストデイ』が好きです。ご興味がある方はどうぞ！あ、もうすぐスーパーボールですね。この間のCMもかなり期待大です。（皆金掛けてますから）

  Jan 23, 2005

• お洒落美容室とサービスの質

  昨日、ポートランドのお洒落美容室デビューをした。アメリカに来て驚いた事の一つにヘアーカットが恐ろしく下手な事だ。セーラムの近所でちょっとお洒落風の美容室に行っていたが、それはひどいものだった。バリカンでバサッ、バサッ・・ハサミで細かいカットなどできやしない・・・カットもどっかのセンス無し無しのおばちゃん。いつも中学生のスポーツ刈の様な情けないカットになっていた。勿論、シャンプーなど基本になく、髪の毛がいっぱい残ったままなのに、ベッタリジェルを付けられる。カットの後はいつも家に戻り髪を洗いなおしていました。そして今俺様はポートランド。どっかいい所あるでしょ？Googleで検索・・・すると最初に目に留まったサイトが、ある個人のBlogそこで、今回お世話になった美容室の評価が良く書かれていた。と、いう事でその美容室　行く事に決定。土曜日にアポ無し直接店に行くと、あっさり予約が無いとダメですと断られる・・・（セーラムとはやっぱ違う）そして昨日・・行ってきました。室内はソファ、バーの様なカウンターでまあお洒落。まずは、無料のドリンクメニューでおもてなし。座席にはTV設置、きめの細かいカットとスクラブマッサージはまあ満足いくものだった。が、し・か・し、俺は言いたい。アメリカ人、こんなサービスは日本では当たり前だし、別に驚く事でもないぞ！実はマスコミにも取り上げられたこの店・・確かにセーラムに比べれば上質であるが、値段のわりにはまあ～たく大した事がない！カットの技術、マッサージの技術、サービスの質は日本は最高である。（中目黒のお店、最高でした）Blogで絶賛していた彼、一度日本のヘアサロンの洗礼を受けてみろ！って言ってやりたい。夏にサービスオペレーションマネジメントというクラスを履修していたが、やはり感じたのはアメリカ人のサービスってなんなんだ？って事。チップ目的では無い、日本人の心からのサービスは世界一なのではないか？我々日本のビジネスは製造業を中心に発展を遂げてきた。そして、物が容易に手に入れる事が出来るようになった今、サービスマネジメントが重要なキーなのである。発展途上国から来ているクラスメイトには、イマイチそれが理解してもらえない事がある。マーケティングも従来の古典的スタイルでは、情報化時代の顧客を獲得、維持できなくなってきている。実はBlog絡みでのマーケティングの話につなげる予定でしたが、長くなったのでまた次回にします。

  Jan 14, 2005

• カレーライスを作る

  ここ最近、いい加減食べるものが無くなって来た。正確に言うと、肉、バーガー、ピザ、サンドウィッチ等が受け付けなくなってきた。それなら、食べない方がましって感じになる。幸い近所のスーパーに寿司パックがあるので、それを買って食べたり、焼きそば作ったり、チャーハン作って生きながらえている。せめて納豆とかが手に入れば栄養もあり幸せなんだけど、なかなか無い。（アジアンマーケットにあるがすぐ売り切れる）あとは、ごはん、豆腐、味噌汁、のりといった質素な食事。とてもおいしく感じる。うれしい事は、食生活を変えただけで（外食を避ける）確実に痩せた。今まで受験勉強等で蓄積されたお肉が減った。きつかったズボンがゆるくなった。今日はいい加減食べるネタも切れ、時間もあったのでカレーライスを作る事に決めた。人生2度目のカレーに挑戦。前回は煮込みが甘く、じゃがいもが固かった。じゃがいも、にんじん、たまねぎ、カレー粉（売ってる）、ホールトマト（お薦め）、ひき肉を購入。ざくっと食材を切りまくり、ぶっこんで炒めて、煮る。ちょっと水っぽくなったが、我ながらよくできました。本当のおいしいカレーを覚えていないので、とにかくおいしく感じた。しばらくこれで生きながらえる事ができるかな。いつでも嫁に行けそうです（笑）

  Dec 10, 2004

• 心に響いたいい言葉

  私のかわいい後輩でもあり、尊敬する友でもある『よしなしご利根』の日記に感動した。ある教授の言葉である。久しぶりに胸にぐっときた言葉だった。自分の日記の読者はまたみな尊敬できる人ばかりである。だからあえて紹介したい。後半の教授の言葉です 自分にとって留学はまさにImpossible Dream（不可能な夢）だった。それが叶った今、新たな夢をまた見つけないと・・。

  Dec 4, 2004

• PCで素晴らしい音楽

  ひまわりさんのフジコヘミングウェイに影響され、今日は自分がはまっている音楽について。最近、PCに接続するスピーカーを購入した。店頭ではピンからキリまでのスピーカーがあった。かの有名なBOSEから、無名で安いスピーカーまで。店員さんと15分くらい語り合い、電源なしでUSB接続だけの小さなスピーカーを購入。日本でも使えるし、ノートPCには丁度いい感じ。たまたま通りがかった店員さんが個人的にこのスピーカーを持っていて、大絶賛。$110もしたが、投資！これそして最近はこれでインターネットの無料ストリーミングの音楽に酔いしれている・・音も想像以上によかった。もうミニコンポもラジオもCDもいらない！って感じ。朝起きて学校行く前。勉強の最中。いつも音楽をこれでかけてます。お薦めは、JazzとClassicこの番組はﾉｰｽｷｬﾛﾗｲﾅのｳｪｲｸﾌｫﾚｽﾄから配信している。実は自分が行きたかった学校がそこにある。いい音を聴いて、栄養つけて、がんばるぞ！

  Dec 2, 2004

• サポートセンターの失態

  今学期もあと残り一ヶ月となった。その後は待ちに待った冬休み。今回の予定は・・・。DC、マイアミ、キーウェスト、ナシュビル（テネシー州）、ニューオリンズ（ルイジアナ州）、LAとフロリダ、南部を中心に旅行をする予定。各地で友達に会い、マイアミからキーウェストへはレンタカーで行く。フロリダ半島からキーウェストまでは、海の上の高速をひたすら渡る壮大な道だ。最近の日本の状況はわからないが、こちらでエアーチケットを取る手段はほとんどオンラインだ。主に、Expedia,Priceline, Cheap Ticketというサイトを活用して安い価格を選ぶ。先週、とあるサイトでチケットを入手した。これだけの周遊にも関わらず、$800以下だった。あ、そうそう、ナシュビルからニューオリンズは念願のSouthwest Airline を使う。別途片道で購入したにも関わらず、明らかに安かった。で、実は諸事情により、最後の日程を変更しなければならなくなった。一般的にこの手のサイトは激安が上、変更、キャンセルは効かない。それを承知でまず、E-mailで確認。メール送信後、オートリプライはすぐ来た。『24時間以内に返答します・・・ありがとうございます』1日経過・・・2日経過・・・返信着やしない・・。3日目の朝によやく届いた。『キャンセル、変更にあたり、変更料$150（ペナルティ込み）がかかり、変更した場合はその差額を徴収します。金額についてはメールではやり取りできません　下記のコールセンターへお問い合わせ下さい』そこで、大体の目安でとりあえず電話してみた。（正確な便名はまだ未定だったが）そしたら、おおよそ$500近くかかると判明。これなら、新規で買った方がよさそうだ。その後、便名をありとあらゆるサイトで検索し、希望の時間、便がわかった。それでも$400くらいかかるが、LA行きを新たに追加したのでまあしかたがない。再度、サポートセンターへ電話。変更した場合と新規購入の場合のどちらが安いかかを判断するため。俺『便を変更したいのですが・・変更料についてはわかってます　これから言う便名に変えた場合の金額を教えて下さい』ｵﾍﾟﾚｰﾀ『Oh My!　Why？』とっても感じの悪い返答で、俺の旅程をチェックしてもらってると・・『お前こんなに回って何すんだ　何、この上LAにも行くのか？』最初はムカついたけど、まあ、ある意味フレンドリーな感じもあったので、まあよし。しかし、ここから悲劇がはじまった・・・彼、全く変更の操作がわからない。PCをタイプする音が聞こえる度に、『クソ！』とか『わかんねーよ』とか言ってるしかも、俺が何回も希望の便名を伝えているのに、いつだ？どこからどこへだ？と何回も聞く・・しまいには俺もキレて、『何回同じ事を言えばいいんだ！　さっき説明しただろ！』ｵﾍﾟﾚｰﾀ『Don't worry、Don't worry、I'm working..』俺『・・・・・。』あきれて何もいえない約40分間程同じようなやりとり・・・やっと金額がわかったようだ。ｵﾍﾟﾚｰﾀ『$3500になる』はあ？？？？？？切れる前に念のためもう一度聞きなおす。今、$3500って言ったか？ｵﾍﾟﾚｰﾀ『うん、そうだよ　このPCがそう言ってる』カッチーん！！なんで$700のエアラインチケットの変更で（LA行きを追加しただけ　しかもその値段は$400前後）$3500払わないといけないんじゃあ～～～！！！！！！！！！！！ようやく、真剣になったｵﾍﾟﾚｰﾀは再度チェック、それで$500前後だとわかった。だが、もうこいつの話は信じられない。現在の予約がキャンセルされてない事だけ、はっきりと確認して電話はぶちきった。この会社はC社。MBAを学んでいる観点から思うと、このたった一人のフロントオフィスの対応が会社の信用を大きく崩す。１．俺はもう生涯ここのサイト経由では買わないから、今回の損失だけでなく、生涯価値も大きく損失２．ブランドイメージネットの社会は怖い。以前日本でもある人がネット上である会社を批判して大問題になりましたよねこの手のE-Commerce　Industryは（丁度今論文書いてる）価格、サービス以外で差別化しにくい。顧客も容易にブランドスイッチが可能で、常にいいものを探求している傾向があるそのため、今回の様な失態は確実に会社存続に響く。確かに問い合わせをした時に、クオリティ維持の為会話は録音していますというメッセージは流れた。優秀な企業はその大切さを理解している。カブドットコムの社長は自らコールセンターで対応管理をしているそうだ。今回のやりとり、どうか管理者の人聞いて下さい。ひどい、サポートセンターでした。

  Nov 24, 2004

• 英語が似合う日本アニメ

  ひまわりさんの日記 でパフィーの話があったので、ちょっと自分もアニメ話をしようと思う。前回の日記では日本のバラエティの輸入の話がありましたが、日本のアニメはこれまたたくさん放送さてています。今まで見た事が無いアニメでも、ひと目見ればそれが日本製かアメリカ製かはすぐわかる。明らかにアメリカのアニメは雑。動きもロボットみたいだし。一方で日本のアニメはストーリ、セリフ以外に景色をしばらく写すシーンなど、実写ドラマ顔負けの凝った演出をしていると思う。以前、ホームステイをしていた家庭に9歳の子供が居たが、いつもちゃっちいアメリカアニメを見て楽しんでいた。ここは日本アニメの実力を！って彼に宮崎アニメ、Spirited Away（千と千尋の神隠し）、Castle in the sky（天空の城ラピュタ）のビデオを買ってあげた。最初は恥ずかしがってたけど、後で俺のところに来て楽しかったって一言言ってくれた。さて、話を戻すと夜中にTVをつけるといくつか日本アニメを見る機会があった。おお、懐かしいって思わず見てしまう。その中で面白い事を感じた。日本のアニメなんだけど、英語の吹き替えがめっちゃ合っている作品がいくつかあると言う事だ。あくまでも個人的な主観ですが・・。まず、Cowboy bebop これアメリカで初めて見ました。モンキーパンチちっくな雰囲気とどこの世界かわからない設定がいい感じで英語のセリフも違和感がない。次にモンキーパンチときたから、ルパン三世。すごーく昔のルパン、やっているんです。五右衛門、銭形、以外はみんな異国の人だよね。悪役の人とかも、みんな外人の顔が多いし。♪Lupan the 3rd ～♪もそのまま英語でピッタリ。昔の作品なのに、変にインターナショナルな作品と感じてしまいました。最後にサイボーグ009恐らく自分の子供の頃の作品でなく、最近のリメイク版と思われる。これまた、みんな外国人だよね。あれだけ国際色豊かなメンツで日本語が交わされる事自体、違和感がある。英語のセリフが最も似合う作品だと思った。ちょっとマニアックな話でした。

  Nov 23, 2004

• 戦争がもっと増える・・・

  アメリカ大統領選挙昨日はＴＶに噛り付いてましたが、結局ブッシュが勝利しましたね。自分はイラク戦争に反対という理由で反ブッシュです。今回は想像以上にアメリカ国民が彼を支持した事実に驚いています。見てください、この地域的要因　を。海に面した西海岸、そしてNYやDCといった都心部においては圧倒的にケリーの勝利。一方で、中部、南部の田舎を中心に圧倒的なブッシュの勝利。個人的な意見ですが、やはり都心部、海に面したエリアは必然的に色々な人種が混ざり合って、外部の世界と接する機会が多いと思う。一方で真ん中は・・・やはり井の中の蛙・・自分の国の事しか考えられない・・のでしょうか・・・。ここオレゴンはケリーが勝利しました。が、やはり農村部中心にブッシュ支持者の票も伸びました。釣りクラブのメンバーもそういったいわゆる田舎のおっちゃんが多い。以前メンバー全員にすごいメールを流した人がいる。それは、かつてアメリカ兵が戦争で死んだ墓の写真の数々。俺らはこれだけ血を流してきた。だが、フランスは俺達をうらぎって逃げた。だから、フランス製品をボイコットしよう。以下がフランス製品です・・・ズラズラズラ・・・本人は論理的だと勘違いしているかもしれないが、どう考えても根拠も結論もおかしい。まあ、そんな人たちがブッシュを支持しているのです。先日マイケルムーアが学校に来た時、俺はオレゴンが真っ赤になるのは見たくない！（地図）って言ってました。結果的にはそれは避けられましたがね・・・さっきニュースでポートランドでは抗議のデモが行われているそうです。クラスメイトもケリー支持者が多い。（誰がそうかは大体把握してます）今朝、そのある友達に感想を聞いてみた。『これからもっと戦争が増える・・』『そしてたくさんの人が召集されるんだ・・』今回の選挙、納得いかないのが宗教がらみ。ブッシュの後半の演説ではさかりに宗教用語を用いたという話も聞いた。仲のいいペルーも友達も宗教がらみでブッシュ支持。ユタ州なんかいい例ですね。なんなんだ宗教って（あえてタブーな話題だが）宗教って人を幸せにする為のものなのに、結局は宗教が原因でたくさんの人が死んでいる。結局、有権者も候補者も宗教と切り離す事ができていない。そうして生きてきた人には、それがすべての価値観だからどうしようもない・・。これからの世界どうなるんだろう。小泉のおっさんは、またいつまでもシッポを振ってるだけなんだろーな。見た目はブッシュが勝利しましたが、現実はまったく意見は二分されている事実を我々は認識すべきだと思う。うまく書けませんでしたが・・自分はとてもがっかりしてる。それ以上にケリーに投票した人のやりきれない気持ちをとても強く感じた。

  Nov 4, 2004

• ジャパニーズホラーはアメリカ震わせる！

  えー、ただ今映画を見てきました。題名はThe Grudgeそう日本映画、呪怨　のリメイクアメリカ版が今日から封切りになりました。キャストはあのSarah Michelle Gellarそして、石橋　凌も刑事役で大活躍！（英語を話すのはちょっと違和感あったけど）一応ネタバレなしで感想、アメリカの観客の状況をお伝えします（まあ、日本では昔の映画なんだけど）日本は電化製品、車だけを輸入しているのではなく、最近はアニメ、ホラームービーが台頭しています。The Ringはアメリカでも衝撃を与え、日本のホラーはなんて怖いんだ！ってこっちに来てからよく耳にします。リングの続きを教えてくれとか、友達に聞かれた事もあります。そうだよな、アメリカのホラーってただ驚かすだけで、身の気がよだつ怖さが全く無い！上映前にチャイルドプレイの最新版の予告があったけど（あの人形チャっキー）、鼻で笑ってしまうような出来。リングは完全にアメリカバージョンで舞台も西洋であったけど、今回のThe Grudgeは役者も舞台もまさに日本バージョン。今日が初日であった事もあったけど、映画館は満席。はじめて、あんな前で座った。映画の途中は、キャーとか怖さの笑いが絶え間なく聞こえた。途中、前の女の子二人は怖さで泣きそうになって退場。その1人の彼が連れ戻しに行ってました（笑）自分も日本映画には慣れていたけど、久しぶりに汗かきました（笑）久しぶりの日本の町並み、風景も懐かしかった。映画が終わると拍手がちらほら。とたんにSo Scared～　So Creepyと誰もが口にしてました。ほら見ろ！　どうだ日本の映画は！って感じでちょっといい気分でした。俺は日本人だぞ！って（笑）一緒に行ったドイツ人の彼はリングより怖かったと泣きそうになってた（笑）今日CNNでも映画の宣伝してたし（評価はSo Soでしたが）しばらくは話題沸騰になると思います。

  Oct 23, 2004

• 身分確認にシビアなアメリカ

  昨日は酔って、あまりにも暇すぎてすぐ就寝。今日は早起きして、スタバでコーヒー買って、薄暗い中図書館に潜伏中。。。たまに早起きすると気持ちがいい。薄暗い、紅葉の綺麗な町並みはどこか神秘的です。昨日は友達とバーで飲んだ。ここアメリカでは、飲み屋では必ずID（身分証明書）の提示を求められる。また、スーパーなどでもビールを購入すると提示を求められる。（ちょっとおっさんの格好していると、聞かれもしない事があるが）ま、とにかく彼らはとてもシビア。昨日はあるクラスメイトのIDがちょっと薄れて見えなかっただけで、お酒を注文するどころか、店に入る事もできなかった。日本なら、金儲けの為、決してそんな事はないよね。酒、タバコは自動販売機で簡単に購入できる。別に未成年だから、法律で決められているからよくないという意見は自分はない。彼らの健康が害するとかは、知ったこっちゃない。自分が思うのは、他人に迷惑をかける可能性、自己責任がとれないのが問題だと思う。飲む量がわからず、嘔吐して店に迷惑をかけたり、飲酒運転したり、タバコをポイ捨てしたりね・・・まあ、正直自分も若い頃色々してきたから、今になってよくわかる。本当のアメリカの裏の世界を見ていないから、なんとも言えないが、少なくともこういった公共の場での規制はとても厳しく、従業員もとてもシビアにそれに従っている。この点に関しては日本は見習ってもいいと思う。ま、従業員が自分の歳を知ってビックリする表情がまたたまらないのですが（笑）アメリカに居るとすっかり自分がヤング（おっさん言葉）だと勘違いしてます。

  Oct 22, 2004

• 

  イチローの記者会見

  やりました！！！イチローついに記録を破りました。いやあー選手がみんな歩み寄ったシーンは鳥肌でしたね。ここから全てのシーンが見れますこちら地元のFSNはず～～とイチローで盛り上がってました。行きたかった・・・。試合後もイチローの記者会見ずっとLIVEで放映してました。この記者会見、ふと色々感じた事がありました。前回の日記にも書きましたが、彼は通訳を介さずに聞く努力をしているが、絶対英語では回答しない。ある記者が英語で一言みたいな質問をしたが、イチローはきっぱりと断りました。ただ通訳の人もイマイチで、You know～を連発。きっと野球専属なのだからだと思うが、どうもしっくりとした通訳をしていなかった。途中、充実感という言葉を訳せなく、イチローとコソコソやりとりしていた時は笑った。イチローがその後、“やりがい”でどうだ？って通訳に言ったが、それも通訳は理解していなかった。結局確かSatisfyって訳していたと思う。そんな感じで、イチローが話した内容を聞き、もし自分がそこに居たらどう英語で回答するべきかシュミレーションしながら見ていた。で、通訳が違う英語を使うと、あ、そういう言い回しがあるんだ！って納得。イチローがちょっとメディアを批判染みたコメントをした時もダイレクトに訳さなかった時は文化を感じました。最後に思ったのは、やっぱり日本語ってすごい言語だという事。同じ意味でもこんなに色々なニュアンスを含んだ言語はないなーってつくづく思いました。しばらくこちらオレゴンもイチローの話題で持ちきりだと思います。8月に行った時の写真です

  Oct 2, 2004

• 絶好調イチロー！！

  今日は先日行った風景写真のクリニックの話をするつもりだったが、急遽イチローの話。イチロー、絶好調だねえー。George Sislerの持つメジャー最多安打記録257が見えてきた。昨日は怒涛の５打数５安打。そして今も行われている試合では３安打。（*日記書き込み後、本日は４安打と判明！！）メジャー記録：２５７イチロー：２４７（差１０安打）（修正しました）残り試合：１０試合先々週くらいからは、不調が続き無安打、敬遠などで、誰もがあ、やっぱ無理かなあ～っていう空気が流れていた。だがここに来てヒートアップ！！オレゴンはプロチームが無いので必然とマリナーズファンが多い。今年チームがボロボロだったが、イチローでTVも大盛り上がり。試合前には、以前放送した日本でのイチローの軌跡みたいなものも放映していた。Forecastingの授業でもイチローが記録を破る確立は。。。みたいな感じで話題にあがる。中継でも解説者は絶賛（地元びいきのローカルFOXはもちろん、ESPNでも）今日もイチローがヒットを打った瞬間、ピッチャーはミスしていない。。。信じられない。。。って感じ。最近のヒットが無料で見れます毎回の打席を見るたびに緊張が走る。今まで野球を見ていてこんなに興奮した事はない。以前、FOXの記者がイチローについてたいした事ない、みたいな記事を書いたら、抗議のメールが殺到したそうである。彼がアメリカに面白い野球の楽しみ方をもたらしたのは事実である。シアトルに行きましたがんばれ！PS.　イチローの英語力について先日のヒーローインタビューでイチローが珍しく出てた。一応通訳は脇に居たが、英語の質問に対してはほぼ理解していた気がする。時々、わからないと通訳に訪ねていたが。回答はやはり日本語。でも、できるだけ自分で理解しようとする努力はいいな、って思いました。

  Sep 23, 2004

• え、もう秋？

  最近オレゴンは雨続きです。今日は所用でポートランドに行ってきました。ポートランドはオレゴンの大自然とはまた違って、ちょっとボストンチックなお洒落な町並みである。小雨だが、綺麗な町並みを歩くだけでも楽しい。Portlandイメージ気がつくともう木の色が変わりはじめて、落ち葉もいっぱいだ。とにかく今日は寒かった。。街中の気温を見ると10℃。。。先日まで夏だったのに、いきなり秋がやってきた。東京に比べるとあっという間に木の色が変化する。気温の上下が激しいからかな。これからの季節は雨でみんな憂鬱になりがち。でも自分はそんな怪しい曇り空も好きだ。暖かいカフェを飲みながら窓から外を眺める。なぜかワクワクする気分になる。最近お洒落をする機会も無いので、秋という事で久しぶりに洋服も買った。で、秋にちなんでＨＰも秋らしく色を変えてみましたー。

  Sep 19, 2004

• 眼科に行く

  社会人になるまで自分の視力はいつも1.5だった。ところが、働き始めて一気に自分の視力は落ちてしまった。アメリカに来てからも、黒板が見難く新しいメガネを昨年作った。ビックリしたのは、メガネを作るだけでもこちらでは医師の診断書が必要なのである。最近日本では激安メガネ店が流行り、一時間くらいで格安の物が手に入る。あー、作っておけばよかったって後悔。昨年作った時に気がついたのだが、こちらでは少し強いくらいのメガネを薦められる。日本では、一ランク落として作りますねって、なるべく最初の負担がないような度数を薦めるのだが。最初強すぎて、文句を言ったがこれが君には合うからしばらく我慢して使えと言われた。今思えば、それが自分に合い良かったと思っている。さてさて、今回はコンタクトレンズを作りに行った。日本でも作ったのだが、渡米前に保険証が見当たらず、こっちに持ってくる事ができなかった。メガネで2年間済ますつもりだったが、実は今度学校のフラッグフットボールに参加する。だから保険が利かないのはわかっていたのだが、これから得る思い出の為、急遽作る事にした。メガネの診断書があるにも関わらず、またコンタクト用に診断が必要だった。前回のメガネの時にも思ったが、とにかくありとあらゆる検査をする。これ関係ないじゃんと思うのも。俺はボッタクられているのか。。って途中不安にもなる。瞳孔を開かせる目薬を打たれた時はビックリした。以前日本で目に怪我をした時に同様の目薬を打たれた事がある。まさかメガネ、コンタクトを作るためにそこまでするとは。。この薬を打つとしばらく視力が落ちて文字とかが読めなくなる。日本では、車で帰宅するのを禁止してたが、こっちではダサいペラペラのサングラスもどきを配り、気をつけて帰って下さいって、特に問題にはしない。とにかく色々な先生が立ち代り検査した。ようやく終わったと思ったら、また来週確認検査に来てくださいだって。。。えー？　また金払うのかよ。。。歯科は日本で済ませておけって聞いていたが、眼科までもとは思わなかった。現在の保険がこういったものに適用できないので、つらい。でもこれで思う存分運動ができそうだ。

  Sep 14, 2004

• ゴミを捨てる人、捨てない人

  以前から感じていた事だが、今回のカリフォルニア旅行を通じて改めて思った事がある。ゴミのポイ捨てについてだ。カリフォルニア州に入ってしばらく南下した途端、路上に散乱するゴミに目を疑った。オレゴン州に比べると異常に多いのだ。とても綺麗な場所にゴミがあるととても気分が悲しくなる。どうして人はゴミをポイッって捨ててしまうのだろう。個人的には大きく３つのタイプがあるのではないかと思う。１．親の教育と甘え以前、ある家庭でのクリスマスパーティーでの事。もう10歳近い子供がうれしそうにクリスマスツリーの下にあるプレゼントを手にした。ビリビリビリっと包装紙を乱雑に破き、中のプレゼントを確認する。自分の好きな物だったのか、うれしそうにそれを抱え、奥のソファーに戻った。床にビリビリに破かれた包装紙が散乱。それを誰が注意する事もなく、その母親が片付け始めた。つまり、普段家庭からゴミを自分で責任を持って片付けるという教育をされていない人間はきっと外でも同じ事をするだろう。本人は捨てたゴミを誰かが片付けている事すら気がついていないかもしれない。以前池袋のビックカメラから出てきた若者が同じように包装紙を路上に捨てていた。（注意できなかった自分が情けない）おい、そこのガキんちょ。ママは片付けてくれないんだよ！２．金魚の糞現象一度ゴミが捨てられた場所には、どんどんゴミが増殖していく傾向がある。誰かが捨てているから、罪悪感が薄れてしまうのだ。以前、ドイツ人の彼と釣りに行った時の話。彼も綺麗な自然を愛する釣り師である。だが、この日のポイントはとても有名な場所で、たくさんの釣り人で溢れていた。案の定、ここオレゴンでさえ、釣り場にはゴミが散乱していた。汚ねーっと叫んだドイツ人であったが、しばらくすると本人も同様にゴミをポイっと捨てたのである。俺は言った。゛捨てるな！”ドイツ君　゛Why？　You are so serious?”俺　゛俺は汚い釣り場は嫌いだ！　お前もそうだろ？”ドイツ君　黙って片付けた。つまり、ある程度本人には罪悪感があるかもしれないが、それが麻痺していまうケース。人のそういう一面はとても情けないと感じる。３．国の財政、教育の問題これは以前釣りでメキシコに行った時に思った。とにかく、田舎のエリアはゴミだらけだ。第一に国が税金を集めてゴミを回収するなどというシステムが無い。一方で容易に近代の食料製品を入手する事ができる。空き瓶、ペットボトル、プラスチックなどそのまま放置された状態だ。次に国全体の教育レベル。これは先日エチオピアに行かれた知人の奥さんの話。あるエチオピア人が日本に来て、はじめてゴミを捨てる事がいけないと知ったそうだ。国としてゴミ処理機能が発達していないと同様に、その問題時点を誰も気がつかない状況だ。カリフォルニア州を車で走っていると、ゴミのポイ捨て罰金$1000と書かれた看板を何度も目にした。短期的な効果は期待できると思うがそもそも論点がずれている。罰金があるからゴミを捨ててはいけないわけではない。シートベルト着用を促すCMも罰金がメイン。情けない話である。どうすれば、ああいうポイ捨てする人を無くす事ができるのだろう。。。情けない話である。

  Aug 30, 2004

全32件 (32件中 1-32件目)

1