Mother Earth/Father Sky

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  トラブル続きのオレゴン旅行記

  全開に続き、親友との旅の話。本日無事、彼を空港まで送り、旅は終了した。この旅に向けて色々準備をしていたが、色々トラブルがあった。結果的には、無事クリアしたのだが。。いや～とにかくヒヤヒヤでした。まずは車の話。ここアメリカでは、よく道端で車が故障しているのを目にする。ちゃんと整備してないからだよ、あんな車に乗っているからだよ、っていつも思っていた。だがそれが自分にもおこるとは。。彼が初日オレゴンに来た時、いきなし車のエンジンがかからなくなった。実は3日前に同様の事がガソリンスタンドで起こり、バッテリーを充電しなおしたら直った。だから、まさかまた起こるとは予想外。この旅がどうなるのか、顔が真っ青になった。翌日、朝一でリペアショップに駆け込むだが、この日はこの症状が起こらず、エンジンがかかる。修理屋も、これでは点検できないと言う。時間もない。爆弾を抱えたまま出発した。どこか止まっても、誰かが車に残り、極力エンジンを止めるの避ける。クレーターレイクまで、3度程止めたが問題はなかった。エンジンをかける度に緊張の連続。正直この車は15万キロは軽く走っている。でも、そうとは思えないくらい綺麗で好調の車だった。 ようやく目的地のクレーターレイクに到着。標高が高い為、雪も残っている。 野生の鹿もいた！ ところが、感動も束の間。。。エンジンがかからない。。。。バッテリーが原因ではないのは分かっていたが、前回チャージしてかかったので、直前に購入したジャンパーケーブルをつなごうとボンネットを開ける。ここオレゴンはみんな親切で声をかけてくれる。ある若い女性、帽子にグラサンは男まさりでかっこよかったそしたら二つ隣に止まっていたおじいさんがなんかわめいている。最初、アクセルをちょっと踏み込めってって聞こえた。I did！　ってそんなのやっているよって感じで答えた。ところが、良く聞くと、ここは標高が高いから、ああ～だ、こ～だ、しばらくしてから一切踏まないでかけろと言ってる。その通りやってみると、一発だかかった。さすが、年の功。感動した。ありがとーおじいいちゃん！その後は問題なし。無事キャンプ場到着。テントを張ろうとしたら、ドーム状に張るワイヤを忘れた事に気がつく。最悪の場合、車に寝れるから問題は無い事は、とっさに理解はしていた。だが親友がテントで寝た事がなく楽しみにしている事が頭にサッとよぎった。またもや冷や汗。でもここはアウトドアマンのはしくれ。冷静にワイヤ、紐を捜す。結局、テントの頭を木にくくりつけ、バックから取ったワイヤ、ジャンパーケーブル（ここで役立った）を使って横から引っ張り木に巻きつける。なんとかテントが完成した。我ながらアッパレ！これも親友のドイツ人のサバイバル精神のおかげか。無事これで旅行は終了！って書きたいのだが。。。さっき友人を空港に送った後、スーパーに寄ったのだが、またエンジンが止まった。今度は電源自体が入らない。。。よかった今で。まあ、キーを抜いてまたかけたら直ったのだが。あさってからまた旅の予定。どうなることやら。あしたはとにかくもう一度点検してもらおう。まあ、色々なトラブルもいい思い出なんだけどね。

  Jul 29, 2004

• 日本の親友との再会

  先週、日本から大学時代の親友がオレゴンにやってきた。彼の影響で、このMBAを目指すきっかけになったと言っても過言ではない。約五年間前、彼の留学先に遊びに行った時、異国の地でがんばっている姿、前向きに夢に向かってがんばっている姿を見て、奮起させられたのだ。自分にとっては、今回のオレゴン案内は恩返しといってもいいだろう。普通の旅行ではできない旅をしようと綿密に計画をした。初日は、学校案内、自分のクラスメイトも交えてのパーティ。オレゴン在住の共通の知人も交えて語りあった。昨日はオレゴン神秘の湖クレーターレイクへ行った。クレーターレイクその後はダイアモンドレイクサイドでキャンピング。先日自分が釣った魚を塩焼きにする。日没までビールを飲みながら語らう。彼にとってはキャンプは人生はじめて。子供のように喜んでくれた。感動は真夜中の星空。まるでプラネタリウムのような満天の星。吸い込まれるように二人とも黙って空を眺めていた。今朝はロッククライムで有名なスミスロックへ向かう。スミスロックそしてMt.Hood、現在Hood River という所のモーテルに滞在中だ。オレゴンの大自然に改めて圧巻されられている。彼と自分にとっても一生の思い出になる旅になる事だろう。あと二日。最高の思い出、友情を築き上げたいと思う。

  Jul 26, 2004

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  オレゴン釣り紀行（画像盛りだくさん）

  いよいよ夏休み全開！今日は、因縁のスチールヘッドフィッシング。（詳細は過去日記。ウクライナ人との釣りを参照願う）親友のドイツ人は母国に帰ってしまい、今回は一人で挑戦。でも周りを見ると、いつもの常連。自分も挨拶を交わすほどの顔なじみにようやくなった。日差しがまぶしいが、湿気がないのでとても爽やかだ。 だが、いっこうにアタリがない。かなりシビアな状況だ。仕掛けを何度か変える。だがアタリなし。しかたなく、糸を8ポンドから6ポンドに変える。これは、糸を細くする事により、餌（疑似餌）をナチュラルに流す事ができるのと、魚の警戒心をなくす。だが同時に、このラインの細さでは、1m近い魚を取るのは至難の業。過去も何度か糸を切られた。だが、今回はしかたなくラインを細くする。色もお気に入りのカラーに再度チェンジ。２キャスト。バイト！約10分間のファイト。魚は荒れ狂うように川を走り、飛び回る。下流に自分も足を運ぶ。なんとかキャッチ！！ ううーん、こんな魚日本では絶対釣れない。規定により、この魚はKeepできる。本来、キャッチ＆リリースが自分のポリシーではあるが、今週友達が日本からやってくる。キャンプには丁度いい魚だ。今回はキープさせてもらいます。さてこれからが大変。料理です。話が長くなるので、とりあえず、やりました。今まで見た記憶と本を頼りに。おいしそー。 今週のキャンプがまちどおしいです。オレゴンは今最高の季節です。

  Jul 22, 2004

• ああ、あのＳｗｅｅｔ　Ｓｐｏｔは何処へ。。。

  こんにちは。いよいよ夏休みに入りました。今日は、最近身に起こった、EthicalDilemma（倫理的ジレンマについて書きます）自分の学校では、高速無線LANを使用している。学内なら、どこでも屋外でもインターネットを利用できる。したがって、入学当時すぐに一般家庭の電話回線は解約した。当然、家で高速回線を契約する金ももったいない。ところが、先日自分のノートを開けると、“使用できる無線電波があります。。”との表示。おや？（にやけ笑い）接続トライ。パスワードなし。できちゃいました。でも、すぐ切断される。無線の飛びが当然だが悪いようだ。その後、部屋中をノート片手に動き回る。見つけた。俺のSeet Spot.見れちゃいます、つながっちゃいます、インターネット。だが、今週からいきなし使えなくなった。無線は飛んではいるようだが、かなり入りが悪いっていうか、ほとんど入らない。悪事がばれたか。しかたなく、学校に来てこの日記を書いています。短い夏の甘い思い出でした。

  Jul 21, 2004

• はじめてのガレージセール

  今日は、2年生のタイ人の女の子のムービングセールの手伝いに行った。２年生のコなので、あまり直接仲がいいわけではないのだけれど、なぜか居るだけでいいからという感じで頼まれた。実はアパートでセールを行うため、不特定多数の人が家に訪れる事になる。もう一人アメリカ人の女の子も手伝いに来ていたが、それでもちょっと防犯上怖いみたいだったので、とりあえず男の存在が必要だったそうです。意外や意外、午前中だけでもたくさんのお客さんがアパートにやてきた。こんなアパートの3階の一室によくもまあ人が現れるもんだと感心した。こんなものまで売るのか？？っとビックリするくらいな小さな使い古しの小物まで値をつけてる。それをうれしそーに買っていくアメリカ人にもビックリ。アメリカに来た時にはじめてビックリしたのは、あちこちにこういったガレージセールの看板を目にする事。それが趣味で買い周っているマニアもいるとか。そういえば、日本でもこういったフリーマーケットが根付いてきたと思う。今日は子供の頃味わった、お買い物ごっこのような、楽しい経験だった。まあ、何よりも女の子二人と一緒にずっとおしゃべりできた事が一番楽しかった（おっさんです）

  Jul 19, 2004

• アウトドアショップで3時間

  今回は大好きなアウトドアがテーマ。来週にプロジェクトは終わり、いよいよ人生最後の長い夏休み（笑）来週は、まずJohn Day Riverというオレゴンらしくない、砂漠と岩山の間を流れる川でスモールマウスを釣る予定。世界的にも有名で一日100匹は釣れる。もちろん、サイズも期待できる。今回はFlyにも挑戦しようとおもって、いくつかバス用のFlyも買った。その後、知人が日本から来るのでクレーターレイクでキャンプの後、オレゴンを一通りドライブ。その後は全米を縦断の予定。。。で、今日はその第一弾として、お気に入りの巨大アウトドアショップに買い物に行きました。釣りとハンティングが中心で、日本では想像がつかないくらい巨大なお店。「これがお店の写真です」今日もまいどのように3時間も居てしまった。主にキャンプ用品の購入。日本から持ってくればよかったと後悔しつつ、最低限の買い物に心がける。前回ドイツ軍あがりのクラスメイトから、サバイバルキャンピングを学んだので、あまり道具にこだわらないでいこう。クラスメイトの女の子にもあった。夏休みという事もあり店は大賑わい。駐車場ではハンティングのイベントをやっていた。獲物をおびき寄せるための泣き声のものまねコンテスト。かなりしらけている。あ、もう書く時間がない。とりあえず、買い物いっぱいしちゃいました。今後は実際のキャンプ報告、釣り報告もしていこうと思ってます。

  Jul 18, 2004

• インターナショナルさん、いらっしゃぁ～い。

  今日は、新入生歓迎のBBQが学校で開催された。あれから、一年。早いものである。だが、昨年に比べると明らかに生徒の数が少ない。特にインターナショナルの生徒だ。当然、まだ渡米していない生徒もいるのは間違いないのだが、それでもインターナショナルの生徒数は、ここ五年間で最低だそうだ。うれしいか、悲しいか、日本人はゼロである。今、アドミッションプロセスのプロジェクトをしているので、色々情報を手に入れた。インターナショナルの生徒の減少は、ここの学校だけでなく、ほとんどのアメリカの学校でも同じ現状らしい。UC Berkeley で26％、Wharton　で24%前年比ダウンと、TOPスクールですら切実な問題だ。理由はいくつか考えられるが、一番はビザの問題。合格してもビザがおりないのだ。また、ヨーロッパを中心としたビジネススクールの台頭、景気の上向きがJob opportunityを生み出し、生徒を減らす。一方で、カナダではビザの規制が緩み、インド、中国を中心とした生徒が流れているとの情報もある。じゃあ、アドミッションはどうするべきか。。。それが、このプロジェクトのキーなのが、一般的なアイデアしか浮かばない。。。現在、自分の学年には様々な国からの留学生で溢れている。フルブライト奨学金を手にした、国を代表するエリート達も何人かいる。彼らがどれだけ授業、プロジェクトに貢献している事か。。（自分はさておき。。）彼らがいなければ、生徒のQuality、Diversityが確実に下がるだろう。アメリカしか知らない、若いキッズはもうコリゴリだ。

  Jul 17, 2004

• だいぶ鍛えられているかな。。

  オレゴンにもようやく夏が来た。気温は高いが湿度が低いので、爽やかな夏だ。先週、一科目のファイナルテストが終わり、昨日もう一科目のレポートを書き終えた。明日が最後の授業である。ところが、まだ羽を伸ばせない。プロジェクトが残っている。現在、授業の一環で、アドミッションオフィスのコンサルテーションのプロジェクトをしている。昨年より、新しいDean（校長）がPepperdine University（CA)から来た事もあり、彼が目指す改革の一つでもある。どうすれば、クオリティの高い生徒をたくさん募集できるか？どうすれば、セメスター開始時、授業料を納めた生徒を確保できるのか？学校といえども、一般企業と同じである。現状のプロセスフローダイアグラムを作成し、ボトルネックを見つける。そこから、To-be　プロセスを作り上げるのが、自分のチームのタスクだ。今も約５時間程、討論しあった。ビジネススクールに来て、様々なプロジェクトを経験してきたが、いつも問題にぶつかる。英語の問題。いいたい意見が言えない、理解してもらえない。自分の英語力に失望し、フラストレーションが溜まる。会議での意見の仕方も日本とは大きく違う。どんなに小さな事でも、意見を言わない＝分かっていない＝チームに貢献していないという方程式が成り立つ。国柄、パーソナリティの違いがより問題を複雑にする。会議に遅れても、決して謝らない。と、思ったらいきなしバシバシと意見を言い始める。（お前さっきいなかったから、わかんねーんだよ！って心の中でツッこむ）意見が合わない時は、結構日本人はまあいいやって妥協する傾向にあるが、こっちは少人数の意見をやたら大切に会議の中で扱う。公衆の場では決して個人を責められない。日本人は反省するが、彼らは侮辱ととらえる。個人主義。よくこういう言葉でアメリカ人を形容するが、それを肌でこの一年間感じてきた。MBAで学ぶ事は単に授業だけではない。こうして、異国の中で意見をぶつけ合う事、プロジェクトが終わった達成感などは、決して教科書だけからは学べない。来週までが最後の勝負だ。Almost there...

  Jul 15, 2004

• さだまさしとオレゴン

  昨日母親から手紙が届いた。なぜか封筒には、あるCDが入っていた。“さだまさし　感動の素　ウルトラ・スーパー・ミラクル・ベスト”“なんでやねん”と、独りインチキ関西弁でツッこむ。“ウルトラ　スーパー　ミラクル？？”このタイトルをつけた人のセンスを疑う。母親はきっと感動し、聴いてほしかったんだろう。勉強しながら、CDをかけてみた。一曲目。“北の国から’93”“アア～アアアアア　ルルルル～”懐かしい～　札幌に住んでいた頃を思い出す。レイちゃん、今何をしているのですか？泥のついた一万円札をどうしても使えなかったわけで。。。感動の北の国からを思い出した。この曲はオレゴンにはあう。オレゴンは北海道にとても似ているからだ。４曲目。秋桜。うーむ、重い。。。暗い。きっとこの日記も母親は読んでいると思うので、ありがとうと言いたい。でもちょっと世代が違うよ～(笑）今度ドライブをして、大草原、畑を通ったら、この北の国からを流そうと思う。そういえば、みんなでフィラデルフィアをドライブした時、合唱したっけ、この曲。まあ、こんな不思議な母親の行動は、お茶目だなあ～ってふと思った。

  Jul 14, 2004

• サウスウェストエアライン

  現在サマースクールにて、Service Operation Managementという科目をとっている。授業は夏季学期という事で、３時間。毎回レクチャーとケースに分けて行われる。ケーススタディはハーバードのケースを使い、激しいディスカッションが繰り広げられる。その時のParticipation（クラスへの貢献度）が重視され、全体の２０%のグレードに換算される。毎回、最低２回は発言しないとスコアはゼロだ。この教授のクラスは前学期も履修していたので、クラスでの発言はかなり鍛えられた。その上、サマーのコースなので、生徒も２０人あまりで発言もしやすい。先日のケースはサウスウェストエアラインの話だった。独自のサービス戦略、コストマネジメント、HRマネジメントで有名で、他のクラスでも取り上げられた事がある。彼らは、短くマイナーなフライトコースを就航し、激安の料金、多くの便数でCompetitive Advantageを誇っている。彼らの競合は他社エアラインではなく、自動車、バスなのだ。彼らはGrand Timeをいかに短縮するかに重点を置いている。その為に、あえてボーイング737のみの機体を購入、機種ごとに違うオペレーションの不効率を減らす。機内サービスも最低限のスナック。到着後、機内掃除はスチュワーデスが行う。その他、様々な戦略があげられるが、一番面白い点は会社のカルチャーだ。従業員は自分の仕事、会社に誇りを持ち、転職率も低い。Family, Fun, Freedomがこの会社のカルチャーだ。ある生徒が自分の経験を話してくれた。出発前、機長がアナウンスをはじめたのが、わざとモグモグと誰も聞き取れない独特のマイク口調で話し始め、その後に失礼しましたと、笑いをとって言い直しをしたそうだ。サウスウェストに乗った事があった人間のほとんどが、“FUN！”と強調していた。一方でそのカルチャーがなじまないという人も。ぜひアメリカにいるうちに一度は乗って経験してみないと。

  Jul 13, 2004

• あのサンタおじいさんは何処へ

  近所にお気に入りのガスステーションがある。もともと価格が日本より格段に安いので、あまり細かい値段は気にしていない。何よりも、ここの従業員がいい。ヒゲを蓄えたおじいちゃんが一生懸命がんばって働いているのだ。そうそう、ここオレゴン州ではガソリンは日本と同じように従業員に給油してもらう。いつも満タンをお願いすると、“ユーベッチャ！”って元気におじいちゃんが給油してくれる。クリスマスの時期はなんとサンタの格好をしてがんばってた。あのヒゲといい、細身ではあるがまさにサンタだった。ところが、ここ2ヶ月前からこのスタンドの様相が一気に変わってしまった。ガソリン価格の急騰である。どの車も1セントでも安いガスステーションに集中した。幸か不幸か、このスタンドは安い価格である。まるでオイルショックのようにこのスタンドに車が集中した。車は長い列をなし、給油するまでに10分は待つ。さらに列は道路まではみ出し、警察まで出動。その列がまた新たな客をひきつける。異常事態だ。従業員は休む暇などなく、ひたすら終わりの無い給油。ちょうど、そのピークが始まったころ、あのおじいさんが働いているのを目にした。“おい、大丈夫かよ、あんな休みなしでは無理だよ”一生懸命働くおじいちゃんにはいつもの笑顔はなかった。心配するもどうしようもなく、その日はスタンドを後にした。そして次の週、またいつものようにスタンドに行く。今まで以上の混雑だ。スタンドも、出入り口を制限し、両サイドのタンクから給油できますとの看板まで作ってあった。なんとこの時点でセーラム市内一番の安いスタンドになっていたのだ。従業員が増えてる！見たこともない人がいっぱい働いている。奥を覗くと、従業員専用の休憩所までできていて、何人か交代の従業員が休んでいた。でもあのおじいさんの姿はなかった。そして次の給油の機会。またおじいさんはいない。やっぱり体力的に無理だったのだろうか。。。最近になってようやく価格が下がってきて、混雑も緩和されてきた。だが、あのおじいさんは未だ目にしていない。あのサンタおじいさんは何処へ行っちゃたんだろう。。。

  Jul 12, 2004

• アメリカでコンサートを楽しむ

  本日は、クラスメイトとJohn Mayerのコンサートに行ってきた。http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B0000ALSDR/qid=1089532796/sr=1-1/ref=sr_1_1/103-7807256-2599006?v=glance&s=music（視聴できます）去年はエアロスミス＆KISSのコンサートに行ったが、正直もうコンサートで騒ぐって歳でもない。しかも、John Mayer？　女の子ばかりで、男が行くべきでないなーってあまりノる気がなかった。仲良しのクラスメイト3人でカープール（車一台に乗り合う）カープールをしてくる人は、ダッシュボードにYESと書いた紙を置くように、前もって指示があった。YESの車は優先駐車場に案内される。つまり、乗り合いをすれば、会場に近く、帰りもスムーズに帰れる駐車場に止める事ができるのだ。なんと合理的なシステムだ。あ、もう一つ合理的なシステム発見。会場に入ると、ブースがあって、そこで年齢確認をしてピンクのリストをつけてもらう。お店でビールを買う時、いちいちID確認をする手間を省くためだ。席は芝生の自由席。みんなでシートをひいて、まるでピクニック。天気も良く、ビール片手に最高な気分だった。周りは案の定、女の子ばかり。KISSの時はさすがに大違い（笑）前座が始まった時、ある事件が起こった。ある女の子二人組（酔っ払い）が立ってノリノリで踊っていた所、後ろのグループが見えないと注意をしたようだ。ところが、その二人は相手を罵り、しまいには注意をお願いした女の子を突き飛ばした。さっそくセキュリティ登場。あっという間に連れて行かれてしまった。会場は違う意味の拍手。コンサートの途中もどこからか怪しい煙のニオイが。早速セキュリティ登場。すごい、なんでわかったのかなってビックリ。（ちなみにエアロの時はあちこちで。。。。）コンサートは期待以上のものだった。通常、CDよりも劣る歌、演奏でガッカリするものだが、全く逆だった。素晴らしい歌声、ギターセッションは圧巻だった。やっぱ日本のコンサートと違って、本場は盛り上がる。いい経験でしたー。

  Jul 11, 2004

• アメリカ警察24時

  昨晩、3時頃。ある叫び声で目が覚めた。男の声で、尋常じゃない叫び声だ。“Help me”という言葉が聞き取れた気がしたが、ただの酔っ払いかとも思った。しばらくベットの中でおとなしくしていた。約4分後、車の音が聞こえた（実はどれくらいで警察が来るかﾎﾞﾔっとしながらも計算していた）部屋の明かりを消したまま外を覗く。パトカー一台、救急車2台も到着している。警察官が倒れた人に何やら話しかけているようだ。そっと、外に出てみる。ビックリしたのは、隣の住民もこそっと覗いていたのだ。“Hi"　小声で挨拶。うーむ。前職の血が騒ぐ。野次馬根性も重なり、トコトコと現場に近づく。すると、真っ先に警察官が俺の前に立ちはだかった。“May I help you, sir?”意外な言葉にちょっと言葉を失った。そこの住民で、叫び声が気になってきたと説明したが、警察官は無表情。ちょっと覗こうとしても、ブロック。これは自分は居るべきでないっと咄嗟に悟り、すぐ家に戻ろうとした。“Good night, sir."何とStrictな対応だ。朝、新聞を捜したが、事件としては何も載っていなかった。やはり、ただの酔っ払いだったのだろうか。まーそれにしても、警察の対処の早さにはビックリした。いざ自分の身に何か起こっても、すぐ助けてくれそうで安心した。普段平和な住宅街だが、ちょっと本当のアメリカの一面を垣間見た。

  Jul 9, 2004

• 英語力のバロメーター

  Bank of Americaが新しいテレフォンバンキングサービスをはじめた。ちょっとした口座確認にはとても気軽なサービスだ。もちろん、全て自動で実際に人と話す必要はない。面白いのは、自動音声認識システムだ。“Enter your access ID on the telephone keypad or SAY your number"これはおもろい。早速トライした。“one, three, four, five, zero....." (俺）“your number is one, three, four, six...."（自動応答）おい、ちがうじゃねーか！しかも2個もちがうぞ。“is that correct? Say YES or NO" （自動応答）“NO！！！”（かなり強気で）“Sorry”（自動応答）あたりまえだ（俺）再度挑戦し、なんとかうまくいく。だが、同時に俺の英語の発音はそんなに悪いのかと情けなくなった。次回は一発でクリアすると心に誓う。ちなみにSubwayの注文も、注文を聞き返される回数が自分の英語力のバロメーターだ。（レベルひくー）最近はあえて、マニアックな注文をするように心がけているのだが。。。

  Jul 8, 2004

• 幼児の英語脳

  昨日は知人のAさんのホームパーティーに呼ばれた。Aさんをはじめ、何人かの日本人の方が国際結婚をされており、３～５歳くらいのお子さんもたくさんいた。驚いたのは、その幼児の言語力である。彼らはまだ言葉足らずだが、英語と日本語を両方話す。自分でもキャッチしにくい、ネイティブのお母さんの早い英語にもきちんと理解しているのだ。発音も自分より数段いい（あたりまえといえばあたりまえだが）以前、人間の脳の話で、ネイティブと後から英語を覚えた人間では使う脳が違うらしい。どんなに訓練しても、脳が活動する場所が違うのだそうだ。また先週TVで、幼児に手話から教える家族の話を特集していた。幼児は大人の想像以上に物事を理解しており、単に言語として理解、表現ができないだけなのである。お母さんがある手話を示すと、箱の中から正解のカードをピタリとピックアップしていた。あんなに英語を勉強してきたのに、未だ自分の発音は悪い。子供と遊びながら、ふと冷静にそんな事を考えていました。自分の子供にはどう英語教育をしようかな？（いつだよ！）

  Jul 7, 2004

• FAHRENHEIT 9/11　（華氏911度）

  独立記念日に噂のマイケルムーア監督のFahrenheit9/11 を見た。http://www.fahrenheit911.com/trailer/公開前から物議をかもしだしていた、問題作だ。連日の様にニュースはこの映画を取り上げている。もちろん、局によって取り扱いはまちまちだ。政治色が強い為、一緒に行く友人を誘うのも気をつかった。結局は、ペルー人、エクアドル人の友達と意気投合した。オレゴンの映画館はいつもガラガラである。だが噂通り、この映画のみはたくさんの人で席は埋まった。幾分、高年齢層が多い。映画の内容はもちろんだが、周りのアメリカ人がどう反応するのかがもう一つの興味だった。ブッシュをコケおどすシーン等では、たくさんの笑いが聞こえた。どうやら、反ブッシュがやはり多いのだ。あるシーンでは、後ろからIdiot！（間抜け）と叫び声も聞こえた。だが、イラク戦争のむごい状況のシーンになると映画館の雰囲気は一気にシリアスになった。顔、口を覆う観客が何人か見えた。どれだけのアメリカ人がこの戦争の真実を理解しているのだろうか？今まで侵略をされた事のない国、アメリカ。戦争の報道もどこかゲーム感覚。バーチャルな世界のようだ。戦争は何が起こってもおかしくない。正常な人間も正気を失ってしまうのだ。それが戦争なのだ。映画が終わると、一斉に拍手が沸き起こった。今まで映画が終わってこんな拍手がわいた事は今まで経験したことがない。ぜひ、保守派の人、多くのアメリカ人、世界中の人にこの映画を見て欲しい。マイケルムーア。彼のやり方はどこか電波少年的ではあるが、こうして問題をなげかけてくれた事に感謝したい。アメリカ在住の方、ぜひ見てください。そして考えてほしい。もし、日本でも公開が始まったらぜひ見て欲しいです。

  Jul 5, 2004

• ウクライナ人のクラスメイト

  今オレゴンではまっている釣りはスチールヘッドという魚である。虹鱒とほぼ同じ外見だが、奴らはちがう。奴らはなんと川で生まれた後、海に渡るのだ。そして産卵の為にまた川に戻ってくる。海で育ったせいで、体調は1m近くになる大きな魚だ。毎週金曜はドイツ人の親友と川に出る。未だドイツ人の彼は大物をキャッチした事がない。毎回真剣勝負だ。しかし、先週はちょっと勝手が違った。ウクライナ人のクラスメイトがぜひ釣りに同行したいと言い出した。全くのド素人である。当然釣具など持っていない。文化の違いか本人の特徴か、ちょっとRudeな奴ではある。いかに我々プロ？でも難しいか、長時間耐えられるか等説明したが、どうしても行きたいそうなので、一緒に行く事になった。朝、4時。彼と待ち合わせ。Good Morning！（俺）無視（ウクライナ人）うーむ。まあ、いいや。今日は釣りだ楽しもうと心につぶやく。一時間かけてポイントに着く。すでに先行者でいっぱいだ。ドイツ人の友達と二人で釣り方を説明してあげる。なんとか、釣りの経験はあるようなので、大丈夫なようだ。だが彼はやはりちょっと変な奴だった。他人が釣っている場所にズコズコ割り込むし、ああしろ、こうしろって、教わろうとする態度がない。彼が他人のポイントを荒らして、川の奥に入っていくのを見かねて、ドイツ人の彼が注意した。彼が川を歩くのになれていないので、危険もあったからだ。だが、彼は俺はここをやりたい！　だとさ。ふー。さすがに、ドイツ人の彼もキレてしまった。ポイントを移動する時も俺にあっちの道へ行けと、命令口調。ふー。さすがに俺もキレてしまった。自分のポリシーとして、釣りの初心者と行く時は、自分の釣りは諦めて、釣らせてあげるようにしている。決して難しい魚は対象にしない。今回は難しい魚ではあったが、もし彼が一生懸命教わろうと、楽しもうとがんばっていれば、きっと我々もそれに答えていたかもしれない。おかげさまで、自分は大物を釣り上げる事ができ、最後は和やかな雰囲気にはなったのだが。。。さーて、腹を立てず気持ちを切り替えよう！

  Jul 4, 2004

• NIKEは靴は作っていない！その2

  前回に続き、NIKE本社訪問の話。NIKEはマーケティングの会社である。あの広大な本社の敷地では、靴を作っていない。NIKEのブランドを一生懸命作っているのである。今回はSupply Chain Managementのプレゼンだったが、やはりプレゼンのはじまりは、NIKEのビデオクリップである。様々なスポーツ、勝利の喜び、汗、好プレー。。。圧巻させられるシーンが続く。そして最後にあのNIKEマーク。前回のスポーツマーケティングのプレゼンの時もそうだった。彼らはターガウッズの例の様に、スポーツ選手と契約して広告、ブランドイメージを作っている。TVに選手が着ているNIKEのマークが何秒間写されたかも計算しているそうだ。今回は、配送センターを見学した。世界中の工場で作られた靴がここに集まり、全米中に配送している。面白い話を聞けた。不良品の処理である。ここでは、不良品も全米から収拾し、検査をしている。完全な不良品はどうなるのか？配送センターの奥に怪しげな機械が動いていた。靴はリサイクルされるのである。靴は3つの層に分解される。アッパー、ミドルソール、そして下のソール。それらは、バスケットコートのグランド、テニスのハードコート、芝の下地等、材質の特徴に合わせて再利用されるのだ。うーむ、マメマメ知識がまた増えてしまった。NIKEは靴を作っていない。少し大げさなタイトルだったかな。

  Jul 3, 2004

• NIKEは靴は作っていない！その１

  ナイキの本社がオレゴン州にある事は実はあまり知られていない。本日、Value Chain Managementなる授業の一環で、本社を訪問した。これで三回目である。http://www.nike.jp/nikebiz/about/overview.html今日はその第一話である。上記のリンクにその本社の様子が写真で見る事ができるが、さすが世界のスポーツメーカーの本社、デカイ。本社というよりは、研究所というか、つくば学園都市というか。。会社の敷地には意外にも誰でも入る事ができる（以前シアトルのMicrosoft本社に行った時は、写真撮ってただけで即効追い出された）広大な駐車場スペースの中に、面白いものを発見した。マイケルジョーダン、タイガーウッズらの専用駐車場である。各建物にもそうした有名人の名前がつけられており、いわゆる何号館の代わりに、ジェリーライス、ケングリフィーなどとなっている。通路には、かつての偉大なる選手のブロンズ像が果てしなく並んでいた。なぜかサミーソーサの像はコルクでできていた（笑）敷地内には従業員とその家族の為に数々のスポーツ施設が完備されている。（ビーチバレー、ロッククライミングを楽しんでいる人もいた）センスのある建物、インテリアも憎い演出である。（なぜかデザイナー家具のギャラリーがあった）まじかよ。ここ会社かよって感じ。天然芝のサッカー場では、従業員の子供と思われる４，５歳のコが楽しそうにサッカーをしていた。いいな。。こんな環境で働きたいな。。単純にそう思った。今日はここまでで、次回はタイトルに合った内容を書きます。

  Jul 1, 2004

• ローカーブ　ダイエット

  ローカーブダイエット。今アメリカのスーパー、レストラン等でよく耳にする。今空前の大ブームだとか。SUBWAYによく行くのだが、そこでもアトキンズ（アトキンス・ダイエットを開発したアトキンス・ニュートリショナル社）と提携したと思われるサラダが飛ぶように売れているのを目にする。ついにマクドナルドもサラダ＋万歩計の新メニューを売り出したようで、しきりにCMが流れています。そういえば昔日本のマックであんぱん売り始めて速攻消えたなあ～話は戻りますが、先ほどマーケティングの先生がこのローカーブブームに関して、どんなにSillyと分かっていても今この時期はプロダクトサイドはそのマーケットを追順しなければならないと言ってました。う～む。日本のドライビール戦争のようだ。でもさ～アメリカ来てよく思うのが、ダイエットペプシやローカーブクッキーやらをうれしそうに大量に買っていく太ったアメリカ人を見ると、お前それは違うだろ！って。独り心の中でよくツッコんでます（笑）

  Jun 29, 2004

• インターネットワールド

  後輩の紹介でGreeに登録した。Eビジネスも学んでいる人間として、こんなにコミュニティが成長しているとは思いもよらなかった。アメリカにも同様のFriendsterなるものが流行っています。これからどれだけ世界が広がるのか楽しみです。

  Jun 28, 2004

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