まい・らびりんす

2004/12/21(火)13:49

12/19の日記「真相」横山秀夫著

読書感想(57)

横山秀夫短編集です。 *「真相」・・表題になった小説です。10年前に殺された息子の犯人が逮捕された。・・だがそこから息子が万引きしていたことなどが暴かれてうろたえる父親。さらに殺されたときに息子は一人ではなかった。その場から逃げて無事だった友人がいた。その友人は今は娘の夫、、。犯人逮捕から真実が明らかになるのだが・・。 *「18番ホール」・・村を出ていた男の元に村長に立候補しないかと誘いがかかる。仕事に将来が見えなくなっていた男はすべてをなげうって村へ帰るのだが無風選挙といわれていた選挙に対立候補が出てくる。担ぎ出した友人達へ疑心暗鬼になった男に村を出るきっかけとなったある事件が呼び覚まされ・・。 *「不眠」・・リストラされた男がする睡眠障害に関する治験アルバイト・・。 *「花輪の海」 *「他人の家」・・罪を償って社会へ出てきても人の見る目は冷たい。アパートを追い出されるのも何度目かだ。そこへ振って湧いたように持ち上がる夫婦養子の話。名前を変えて再出発しようとしていた矢先、遺産を受け継いだ夫婦の下へ昔の仲間が現れる。家も新しく立て替えようとしていたのだが、、思わず殺してしまった夫婦。床下へ埋めようとするとそこには先客が・・。 面白かったのは「真相」と「他人の家」です。 ちょっと書き方をある方のマネしてみました(*⌒∇⌒*)テヘ♪

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