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ぷらいべーと・たいむ

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ちょっと お散歩 ノリタマ6983さん
漬けものな日々・・… futan2005さん
July 24, 2005
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バイトから帰ってくるとやたらと家の周囲が騒がしい。
どうやら裏の公民館で盆踊りが行なわれている様子。

てわけで相方といっしょに見物に。

うちの近所って、こんなに子どもたちがいたんだとびっくりするほど、
小さな広場にいっぱい子どもたち。

とうもろこしやらアイスクリームが売られている小さなコーナーもあり、
我が相方はとにかくいろんなところに興味深々らしく、
小さな広場をあちらこちらと落ち着きなく右往左往。

そりゃ一人でこんなところに来たら、
あーたはきっと子どもを物色してる「変なおっさん」としてみなされただろうよ。。。
うちの帰りを待っててくれてよかった・・・と思う。


輪の中で大人たちの真似をしながら踊る小さな子どもたち。
一生懸命太鼓を叩いているお父さん。
子どもたちの様子を気遣うように見ながらいっしょに踊るお母さんたち。
盆踊りなんて気にせずに周囲を走り回って遊んでる男の子たち。

そういう光景をみていたら、なんだかいろんな感情を急に思い出して、涙がとまらなくなった。

疲れていたせいもあるんだろう。溢れる感情を制御できなくなってしまった。

大抵の子どもたちにとって、こういう思い出は大きくなって思い返しても、
たいした意味はもたないなんでもないことなのかもしれない。
「あー、そういえばそういうこともあったかな」ってくらいの。

でも、私には許されなかったこと。
だからわだかまりとしてゴロゴロと、消化しきれずに心の奥につっかえているんだろう。

普段はそういう光景を目にしても気にならずに、
むしろ自分も入っていって楽しもうかってくらいの時もあるくせに、
疲れているとこういうちょっとした刺激で過去の思い出スイッチがはいって、
次から次へといろんなことを思い出して感情があふれてもうとめられない。

・・・お祭りのこと、盆踊りのこと。




私の実家も、今住んでいるとこに似て、夏祭りや盆踊りなどの地域的な活動が活発なところだった。

実家の近くにある大きな神社。
そこは小学校に通うための通り道になっててなじみの深い場所だった。
その神社が舞台になる夏祭りの際は、実家のすぐ横に走っている通りが交通止めになって、神輿が走ったり屋台がぎっしり並んでとても賑やかになる。

祭りはなんといっても子どもたちが主役だった。
昔から、祭りというもんは地域の親睦を深めるという役割を果しているんだろう。

近所にいる小学生の子どもたちはみんな「子ども会」というものに入っていて、
祭りの際には笛を吹く役割を与えられたり、踊り子の役割を与えられたりしていた。
 
ぴーひゃらぴーひゃら・・・

夏休み近くになると、子どもたちは学校への集団登校の行きや帰り、
よくお祭りのお囃子を笛で練習しながら歩いていた。

それは私がすごく疎外感を感じてしまう時期でもあった。
 
近所の人が私を子ども会に入れるよう、親を説得してるところを見たことがある。
「私も子ども会にはいりたい」親にそういったこともある。

でも、それは許されぬ相談だった。
祭りに参加できない私は、毎年この時期が嫌だった。
集団登校で学校に通うのが苦痛だった。

自分だけ入っていけない輪。それをまざまざと何度も感じさせられる。

ピアノを習ってた私は、簡単な曲ならば聞けばなんとなくどの音なのか検討がついたから、
自分でこっそり祭りのお囃子を吹いてみたこともある。
母親のいるところで吹くと怒られるから、いない時にこっそり。

ほんとはお祭り当日、他の子と同じようにお化粧をしてもらって、着飾ってみなの前で笛を吹きたかった。

お祭りの賑わいは、嫌でも聞こえてくる。窓からお祭りの様子がみれる。
・・・その中で当たり前のようにして楽しむ他の子どもたちが、とてもとてもうらやましかった。

今は祭りにも自由に参加できる。過去のことなんて気にならずに楽しんでる。

でも、疲れていたのかな・・・。

盆踊りの輪の外から、大人たちとともに踊り笑う小さな子どもたちの様子をみてると
急に、あの頃感じていたんだろう孤独感と疎外感に全身が包まれて、
浮くような震えるようなかんじがして、涙がはらはら止らなくなった。


・・・相方がずっと手を握ってくれてた。



今は自由に生きていて、
会社・学校、そういう所属する集団の中でそれなりにうまくやってきているつもりだけど、
でもいつもどこかでかやの外にいるような疎外感を感じてしまうのは、
きっとあの時代に形成された、集団というものからの疎外とその恐怖ともいうべき感情が離れないためだろうか・・・

なんてことを思ったりして、


私にはどこにいても誰といても居場所のないような依り場のないような気持ちがずっとあったけど、

それを埋めてくれたのは相方で、

・・・趣味も性格も私とはめちゃくちゃ違うのに、
相方は不思議なくらい私が疎外感というものを感じてなくて済む相手で・・・

・・・相方の中に溶けてなくなってしまいたい

そんなことを時々思う。

死にたいとはもう思わないけど唯一個人として社会集団の中で生きていくってなかなかしんどい。
好きな人の胸で溶けてひとつに融合できたら
・・・なんて依存心剥き出しのありえないことを考えてみたりもする。

はふ。ちょいと精神状態が凹んでるですね。




なんか軽く鬱はいってるのか疲れずぎなのか
バイトに行くバスの中でまたまたあの頃の哀しみに身体が浸ってしまって急に
涙が出て止らなくなったり・・・

記憶ってやつはいつどこで急によみがえってくるかわからんから厄介なやつだ。

・・・まぁきっと生理が近いせいもあるような気もするぞ。





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Last updated  July 27, 2005 10:53:34 PM
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