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カテゴリ:Hobby
11月12日の日記の写真のガラスで,果たして何が出来上がるのか・・・
おわかりになられた方いらっしゃいますでしょうか。 正解はこちらです。 「Fairy with an Irish Harp」(アイリッシュハープと妖精) 気持ちを込めて一生懸命作った我が愛しの作品,本当の意味での第一号が ようやく完成いたしました。写真だけでは,実際のガラス独特の質感や, 太陽やロウソクの光を背後に浴びたときのガラスの発色の美しさを 伝えきれないのが残念です。高さは25cmくらいです。 ランプや鏡,小物入れ,写真立て・・・なんでも作りたいものを 作っていいよ,と先生に言われていました。その中でDriesは, あえてステンドグラスをステンドグラスとして飾って鑑賞できるものを 選びました。気に入ったデザインをしたシンプルなプレートです。 採光の関係もあるし,日本では壁に穴を開けて吊るすのは難しいかな, と思ったので,あえてどこにでも置けるようにスタンドをつけました。 そして,採光に頼らなくてもいいよう,後ろに小さなキャンドルを 2~3個ほど置けるようにしました。 デザインは,NotenとDriesのアイルランド滞在の記念になるものを,, と散々悩みました。足繁く本屋に通い,色々なデザイン本を見ましたが なかなかコレと言ったものに出会えず。。。そしてようやく思いついたこと, アイルランドは「妖精の国」という形容をよくされる。田舎をドライブ していると,道路に「妖精に注意!」という標識があるらしい。 そうだ。妖精にしよう,半分決まり。そして,その妖精に何か アイルランドらしいものを持たせよう,と考え出したのが 「アイリッシュハープ」。街角でアイリッシュハープを弾く女性を 見かけます。普通のハープとはちょっと違った形をしているこのハープは, とても美しい形をしています。最古のアイリッシュハープがNotenの大学の オールドライブラリーに展示されています。音色は,やさしく, うっとりとするような音色。アイルランド特有の楽器はいくつかあるのですが, この昔からのアイリッシュハープは,最近また人気が出てきて, 結婚式等でもよく演奏があるそう。 デザインを始め,そして,イメージを膨らませました。次は配色を決めねば。 白や薄いピンク色で統一させたエンジェルのステンドグラスをいくつか 見たのですが,Driesの好きなステンドグラスは,落ち着いた深い色のもの。 記念すべき作品は,やはりDriesの想う「ステンドグラスらしさ」を大切にし, 深みのある濃い目の色を選びました。 このエンジェルの着る赤いドレスは,深みのある赤。裏側にボコボコとした 質感があり,光があたるとそのボコボコがドレスの柄のように映えます。 髪の毛は,白いマーブル線がまっすぐ入ったものを髪の毛の流れに合わせて はめてみました。一番迷ったのは,羽根の色です。白にするか, すこしラメ入りのものにするか,薄い黄色にするか・・・・ 最終的に選ばれた色は,「羽根感」のあるガラス。茶色の線が 透明に近い色のガラスの上に綺麗に流れています。上手に切ることができ, ホッとしています。(失敗がゆるされませんでした・・・)小さなパーツですが, 顔と手の肌色(flesh)部分は,シャンパンベージュという色。 クラスのカーマというステンドグラス歴○十年の女性からもらったガラスです。 ハープの周りの木目は,オレンジに近い茶色のものを。ハープの真ん中部は, 薄―くオレンジ色で,透明,そして川の流れのような質感を生かしました。 出来上がって,とてもうれしいです。 無事日本に持って帰ることができるといいのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 9, 2004 06:32:58 AM
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