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May 27, 2005
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カテゴリ:Long Trip
アフリカ初上陸めざし,4時起き。5時15分発の空港バスにてシャルルドゴール空港へ。

シャルルドゴール空港

いつ来てもきれいな空港だ。
チュニジアの首都チュニスにある「カルタゴ空港」までは約2時間。
初上陸のアフリカ大陸であるとともに,初のイスラム教の国だ。
機内食についている注意書きが,イスラムの国に行くんだよ!って主張している。

機内食についていた注意書き
「このお食事には豚肉は一切使用していません。」

チュニジアに着くと,待っていましたアラブ文字。

アラブ文字(出口という意味)

入国するのに,金属探知機を通ったのは初めてだ。非常に警備の厳重な国のようだ。
ロビーに出ると,ますますイスラム色は濃くなってきた。

ロビー

今日は,チュニス(Tunis)からトズール(Tozeur)という南の町への移動がメインの日。
早速チュニスの中心街に出てみるものの,街中はフランス語かイスラム語しか通じず,
英語は全く通じない。コレは困った。ロストイントランスレーション状態である。
日本に来た観光客って,こんな気分なのかなあ。
やっとの思いで,ルアージュ乗り場にやってきた。それにしても暑い。

ルアージュ乗り場

ルアージュというのは,いわゆる「あいのりバス」のこと。
鉄道や長距離バスが発達していないこの国では,このルアージュが主要交通網。
システムはいたって単純。同じ行き先の乗客8人が集まれば出発。
集まるまで待ってなくてはならず,出発は出来ない。
但し,集まっていなくても,誰かが不足人数分を支払えば出発するというシステム。

ということで,このルアージュに乗って出発。
チュニスを出るとすぐ,ローマ時代の水道橋が見えてきた。

ローマ時代の水道橋

2時間走ったところで休憩。ちょっとした食堂が併設されている。
そこで昼食を取ろうとするのだが,全く言葉が分からない。

アラビア文字で書かれたメニュー

分からないので仕方なく,「あの人と同じものを。」というようなジェスチャーで注文。
昼食にありつけた。

初めての昼食

ガフサ(Gafsa)で乗り換え,いよいよ目的地トズールへ。

ホテルに着いた頃にはすっかり夜になっていた。
街から少々離れたツーリストゾーンにホテルを予約しておいたので,
今夜はホテルのレストランで食べることにした。昼食が135円だったことを思うと,
3,000円程度の夕食はとても高価だ。観光客値段だが,まあNotenの誕生日だし。
ムスリムの国なのに,ビールが飲めるし。

ホテルは驚くほど豪華。有名4つ星ホテルなだけある。
しかしホテルの大きさの割りに,宿泊客はほとんどいないようだ。
明日予定している観光ツアーの情報を得るためフロントへ行く。

ココからの観光は,現地ツアーでなくては無理なので,
ツアー会社を紹介してもらい予約する予定であった。
残念ながら,フロントの人たちも英語は苦手なようだ。
(この状況はその後も変わらず,5つ星のホテルでも英語はあまり通じない。)
なんとか理解するも,当初予想していた金額よりもかなり高い。
夜9時を回っているし,明日になってからツアー会社を探すわけにはいかないし,
かといって観光をしないとせっかくここまで来た意味もないし。
まあ,ホテルから予約してもらった方が信用できるし。
すでに行ってきたと思われるロビーにいたイタリア人観光客に,
行く価値はあるか,と聞いてみたり。

悩んだ挙句,予約をすることにした。明日が楽しみだ。(代筆)


今日のホテル: ABOU NAWAS TOZEUR








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Last updated  June 8, 2005 02:33:33 AM
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