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きょうは、気になりながら、そのままにしておりました玄関の紙障子のつくろいをいたしました。いたしませんと、いくら好みと申しましても、お化け邸になりますので、これ以上はいけませんと思い、糊を炊いて、半日、障子の破れ貼りもいたしました。 出来上がって見ますと、なるほど甲斐あるものでございました。小さなわが家の玄関がそれなりにぐいと深い沈黙に輝いたように思いました。ありがとうございます。わたくしは何にとも知らず、御礼を申しました。 そして、この場合、わたしがしたのではない、我家に住まい続ける何ものかがしたのだと思えてなりませんでした。小さいおばあちゃん、おばあちゃん、大きなおばあちゃんありがとうございます。百年、二百年がかりてして下さっているのですね、わたし、死んだら、そんなことできるかしらと不安がいっぱいになります。 今日の一首 病気なればわれは楽しむ光りつつ虫が飛びかふ花がまたたく 大崎瀬都 「なないろビービー弾」より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.04 21:01:03
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