2019/07/12(金)23:06
セレッソプレビュー J1-19 対名古屋グランパス
荒れ芝が波乱演出も・・
[対戦カード] セレッソ大阪 - 名古屋グランパス(13日19時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]FW メンデス・奥埜MF 清武・デサバト・藤田・水沼DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田GK キムジンヒョン
[ここまでの順位]7位 セレッソ大阪 勝点27 8-3-7 17得点 12失点9位 名古屋グランパス 勝点25 7-4-7 27得点 22失点
[みどころ]水曜日のセレッソ大阪はホームで天皇杯・アルテリーヴォ和歌山と対戦し、延長の末3-1で勝利。前半先制したものの追加点を奪えず、後半の立ち上がりに追いつかれ苦しい展開となりました。そのため主力級を投入せざるを得ず、延長では地力の差が出て2点を奪い突き放しましたが、120分を戦った代償は大きく今日の試合への影響は必至でしょう。
この試合では延長後半終了間際にFW柿谷曜一朗のパスからFW安藤瑞希がトップチームでのプロ初得点をあげました。それまで幾度となくチャンスを決めきれなかったため嬉しさよりも悔しさが先に立つようなコメントを残していますが、2年目にしてようやくプロとしての第一歩を刻めたことで今後は前評判通りの活躍を見せてくれることを期待しています。
水曜日の試合に起用され本日の試合にも登録される選手が複数いるものと考えられます。水曜日に120分戦ったチームとそもそも水曜日に試合がなかったチームとの試合ですので、時間が進むにつれ運動量に差が出るのは否めません。ですがどんな状態でも一定のクオリティを保つのはプロとしてできて当たり前のことですので、最後まで走り抜き勝利をつかみ取りましょう。
[対戦相手]日曜日の名古屋グランパスはホームで湘南ベルマーレと対戦し、0-2で敗戦。未勝利が続くチーム同士の対戦となりましたがこの試合でも勝てずリーグ戦では7戦連続未勝利です。開幕時は4勝1敗と好スタートでしたが以降は自慢の攻撃陣の歯車が狂い思うように得点が奪えない試合が続き成績があがりません。序盤の貯金があるので中位ですが危険な状況ではあります。
元セレッソの長谷川アーリアジャスールが今季はFWとして奮闘しています。先発出場する試合も多くあり、得点こそリーグ戦ではまだ1点のみですがチームへの貢献度は例年になく高めといえます。今日の試合では控えスタートが有力ですがサイズのある選手で身体能力も高く、セレッソDF陣が苦手とするタイプなので要警戒といえるでしょう。
DF、ボランチ、FWと強力外国人選手をそろえ盤石の体制にも拘わらず結果が伴わないというのは贅沢病といえるかもしれません。何か少しのきっかけで好転する可能性もあれば監督交代など劇的な刺激がないと変わらない可能性もあり難しいところです。そんな中、FC東京からDF太田宏介を補強し、次節から出場することが可能となっています。
[そのほか]先週行われたスタジアムライブの影響で芝生の状態が悪くなっています。水曜日の試合ではステージが設置されていたホーム側ゴールライン付近が特に厳しい状態でした。中2日を経ただけですので大幅に改善することは期待できませんが少しでも良い状態になっていることを願います。
このカードは今季すでに4度目の対戦となります。過去、A0-2、H3-0、A2-2とそれぞれの試合でメンバーが違うとはいえ互角の展開を見せており雌雄を決する大事な舞台となります。勝てば5位浮上の可能性もあり、絶対に見逃せない試合です。
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