ひえぴた
高熱を出してダウンしている私のところに、クーちゃんがやってきた。「おかーさん お病気なの~?」「そうなの・・・クーちゃん、おかあさんに ひえぴた持ってきてくれませんか・・・」「はいっ わかりました!」素早く走り去るクーちゃん。・・・バタン ゴトッ ガタン・・・いや~な音が別室から聞こえてくる・・・やがてクーちゃんが戻ってきた。「はい どーぞ おかあさん!」(おおっ!!ちゃんとひえぴたを持ってきた!)「ありがとう・・・クー先生、おでこと首に貼ってくれませんか・・・」 「わかりましたっ わたしにまかせてください!」 ペリ・・・ぴたっ・・・ペリ・・・ぴたっ・・・貼り終えると、「・・・ふう・・・クーちゃん なんだかあつくなってきちゃった・・・」とつぶやき、おもむろに自分のおでこと首にもひえぴたを貼って、満足げに部屋を出て行った・・・