子育て日記

今年の最後に書いておきたいことを昨夜娘が言ったので、記録しておこうと思います。

昨日の夜、一緒に寝ているときにふと娘がこう言いました。
「ママ、〇〇は大きくなったら、一人でちゃんと生きていけるようになる？」と。 

私たち夫婦の間では、「子育ての最終的な目標は、わが子を自立した１人の大人にすることだよね」ということで意見が一致しています。
不運に見舞われたり、苦しい時代に生きることになっても、その自分の状況を周りのせい、人のせいにするのではなく、その中にあっても自分にできることは何か、考えて、行動して、道を切り開いていける力を持った人になってほしい。
それが私たちの娘に対する唯一の願いです。
でもそれを言葉にして娘に伝えることは、まだまだ先だと思っています。
というか、もしかしたら娘が大人になるまでの間に、一度も言葉にはしないかもしれません。親の子どもに対する心からの思いって、案外そうなのかも、と思います。

実は娘が「一人で生きていけるようになる？」と訊いてきた真意は、「大人になったらママみたいにお台所のお仕事もできるようになって、洗剤を使っても大丈夫になって、おうちのことを全部一人でできるようになるか」という意味だったのようなのですが（*^_^*）
私たちの心の奥深いところにいつもある娘への思いが、いつの間にか伝わっていたのかしらと一瞬驚いた私だったのでした。

そしてさらに嬉しいことに、「〇〇は大きくなったらママみたいになりたいの。ママみたいな大人になりたい！」と言ってくれました。
母親冥利につきるこの一言。胸にこみ上げるものをぐっと押さえて「ありがとう」と言いました。

今年は幼稚園という新しい環境に入って、娘も私もいろいろと迷い、悩んだこともあった１年でした。
そして娘は‘第２次なぜ・なに？期’を迎え、会話をしていれば「どうして冬の次は春なの？」とか、「１年ってどれくらいの長さなの？」とか、次から次へと答えにくい質問を繰り出し、自分が納得するまで許してくれないことも多々あり。
そんな中で余裕を持って接することができず、ついイライラを娘にぶつけてしまうこともありました。
娘にとっても園での集団生活やお友達付き合いの中で、ストレスを感じることも多かったのでしょう。普段の娘らしくないことをして、私を困らせたこともありました。

それでも少しずつ成長していく娘との時間は、何にも代えがたい時間です。
今日もお笑い芸人の‘もうすぐ中学生’のマネをして、「少々お待ちを～」と言っては私たちを笑わせてくれた娘。
来年はお互いもう少し余裕を持って、日々の生活を楽しんでいけるかな。

私たち家族をいつも支えてくれる方たちに感謝しつつ...。
皆さん、良いお年をお迎えください。