苗床 backyard

ロベリアは、どちらかと言うとコンモリ・ビッシリのタイプより
トレイリング（垂れ下がる）タイプを他の花とあわせるのが好き。
淡い色、濃い色、同系色、反対色・・・
意外にどんな色とでも似合うんだよね。
（今日の写真はすべて昨年の春から夏のものです。）



白いブリエッタと


お住まいの地方でロベリアを秋まきして、
ラクに冬越しさせられるかどうか・・・
それはやってみないとわかりません。
私のところでは、発泡スチロールに入れて軒下に置いても
半分以下しか春まで生き残れません。
温室はないし、家の中にも置けないので
種まきは毎年1月末～2月に室内まきと決めています。

それに、秋はパンジー・ビオラをたくさん蒔くので
ポット上げの時期が重なったりすると忙しいしね。
耐寒性があまりないものを遅く蒔くというのは
手がかかる時期がズレるという意味でも好都合なのです。



這い性のエスコルチアと・・・


ロベリアを発芽させること自体は
冬でもそれほど難しくありません。
家の中なら発芽適温に保てる場所は必ずあります。

12月に蒔けば、今頃は発芽しているでしょう。
でも問題は発芽後・・・
（加温できる温室があればまったく問題ないですが・・・）
なるべく早く日に当てないと徒長する・・・
だからといって発芽したばかりの苗をこの寒さの中に出したら、
ほぼ間違いなく全滅。。。。

そこで蒔くときには、外に出したい時期に
出せる気温になっているかどうかを考えて逆算して蒔きます。
それが、ロベリアのような半耐寒性一年草の場合、
ウチのあたりでは、3月下旬から4月上旬、
そこから逆算すると種まきは1月末から2月ということになります。
暖かい地方ならもう少し早く蒔いてもいいかもしれませんが
この時期でも問題ないと思います。

1月末から2月はじめにまくと、発芽が揃うのが2月中旬、
初期の成長がとてもゆっくりなので
その後１ヶ月ぐらい（3月中旬まで）は
ピートバンのまま日当たりのいい窓辺に置いて、
暖かい日の日中だけ外に出します。

その後、気温が氷点下にならないようになったら、
発泡スチロールの箱に入れてテラスやベランダに。
天気予報に注意して、冷え込みそうな夜は取り込んだり
箱をビニールで覆ったりして防寒してやります。
ピートバンなら小さいので置き場所もとらないし
外に出したり取り込んだりも簡単です。
3月下旬にポット上げして、4月下旬～5月に定植します。



ブルー系のペチュニアと


ロベリアを花いっぱいにするにはひとつコツがあって・・・
それは、なるべく花が咲かないうちに定植すること。
なぜかポットで咲かせてから定植するとあまり大きくならないのです。
その意味でも、種から育てるといいのね。
種が細かくて面倒なんだけど。

小さい株のうちに蕾がつくかもしれませんが
それは摘み取って株を育て、多少株が小さめでも
早めに定植するのがオススメ。



緋色のナスタチウムと


苗を買う場合も、花は色を確かめられる程度についているもの、
なるべく咲いていない状態でずんぐりムックリの苗
を選んで買うと、花がたくさん咲いているものを買った場合に比べて
定植してからの株の育ち方＝花付きが違います。


*最低気温 －5.5℃　*最高気温 2.2℃

昨晩も少しだけ雪が積もっていた。
気温がプラスになったのは昼近くなってから・・・
でもそのころから風が出てきて・・・寒い・・・


お住まいの地域の月ごとの気温の平年値がわかります。

気象庁のHP
気象統計情報 > 気象観測（電子閲覧室） > 地点ごとのデータ（昨日まで）
http://www.data.kishou.go.jp/etrn/index.html
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