さんごじゅのブログ

2017/12/28(木)16:22

もしあの時

こころ(60)

燃えるゴミを20m程はなれた所定の場所へ捨てに行く。 帰り道、我が家を目指して歩いているとき、いつものようにあの日のことを思い出す。 あの時、私はこれも運動だなんて思って走っていたんだ。 身軽になってサンダルなのに走っていた。 そして我が家について用事を思い出し、裏の稲屋に向かって方向転換した時に勢い余って転んだんだ。 あの時、走らなければ。 用事を思い出さなければ。 滑り止めのついたサンダルを履いていなければ。 後悔はいくつも出てくる。 結局怪我が原因で入院、退職となった。 それでも今はそれでよかったと思う。 働いていても来年の今頃はもう無職かもといつも思っていた。 それが現実になっただけだ。 その現実を受け入れよう。 ハローワーク通い、講習会通い、姑、実家の介護。 やることはたくさんある。 これでよかったのだ。

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