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カテゴリ:孫に読む絵本、見るテレビ
一人立ちしたライオンが狩に出るお話し。 一頭のシマウマの子どもが彼の目の前に。 これはライオン視点の話しだから、食糧として食べられるのかと読んでいてシマウマのことが心配になる。 しかし家族、親戚のシマウマが出て来て子どもは守られ、大人のシマウマから顔を蹴られてライオンは退散してしまう。 あと1ページまできて、まだエサはとれない。 ライオンが活躍するお話しではないのだ。 活躍するというのは、犠牲になる動物がいるということ。 これを絵本にするのは残酷ではないか? しかし、お腹をすかせた孤独なライオンが可哀想になる。 最後のページで一人前になる予感と希望がある。 そして裏表紙で獲物を咥えたライオン君の後ろ姿があり、ほっとした。 3才の孫にはちょっと難しかったよう。 サバンナの草むらの陰でシマウマを襲うタイミングを図っている小さなライオンを探すのは楽しんでいたよう。 もう少し大きくなったら、この本でいろいろ考えるようになるだろうな。 生きるために食べ物を捕る大変さ。 一定の年齢になると家族から離れて、誰の助けもなく生きていかなければならないこと。 動物も大事な家族の為に、強い相手に対しても果敢に戦うということ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.03 14:30:39
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