Under the Baobab Tree

2009/08/08(土)00:02

23年前のこと...

ちょっとうれしかったこと(20)

昨日の朝、メールを空けるとなにやら見慣れない人からFacebook経由でメッセージが入っていました。こころあたりはありませんが、内容は、「あなたは1986年カンザスからニューヨークへAFSのバスツアーに参加したxxxさんですか?」というものでした。24年前私は、AFSという交換留学プログラムでアメリカのカンザス州に留学しました。17才でした。当時は、英語だってそんなに話せないし、このバスツアー、留学生活の最後に、同じ地域に留学した各国ののAFS留学生が参加し、1年間を振り返るというもので...グループディスカッションがあったりして、英語を話すことに抵抗があった私は、かなりいやな思い出となりました。でも、アメリカの各地をめぐることで、カンザスの田舎では見ることのできなかったアメリカも見たし、いろいろな家族のあり方もみることができました。多分、私は、このバスツァーでオハイオ州のコロンブスに滞在していたときに誕生日を迎え、その土地のホストファミリーに祝ってもらったように思います。たぶん...かなり怪しい記憶。さて、この内容に私は、どきっとしました。ちょっと誰だったかわからない名前の差出人から、こういう詳細な内容のものを受け取るのは、めったにありませんね。と、昔の記憶がだんだんよみがえってきて...ケベックからの留学生だったというのを思い出しました。この彼女は少し斜に構えてみんなと距離を置いていたように思います。当時の私は、あまり派手に騒ぐほうでもなかったので、彼女と時々話をしたりしていたように思います。彼女も、あんまり英語は得意でなかったかな...彼女は、ふと、当時のことが懐かしくなって、Facebookで検索してみたら、他に同じバスに乗っていた人々数名が見つかったというのです。そして、私にもこのバスツアーのコミュニティーに参加するようにと招待してくれたのです。びっくりしました。23年前のことです。連絡が欲しい人からは音沙汰なく。全く、予想しなかった人からのメッセージにびっくりしたと同時にうれしくもありました。覚えてくれている人がいるというのは、うれしいものですね。昨日は、そして、満月で月食でした。不思議な朝でした。

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