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ドライバーさんが、初めて銀行に口座を開きました!田舎では、銀行まで遠いし、あるお金はだいたい使い道が決まっていたり、入ってきたらすぐに出て行くことも多いので、あまり銀行に口座を開く必要性を感じない人も多いようです。 私のドライバーさんもその一人でした。ですが、最近、まとまったお金が手元に残ったというので、銀行口座を開くことにしたそうです。 が...銀行の口座開設の申込書をなぜかうちの事務長さんが代筆しているではありませんか。彼は、高校は出ているので、普通に読み書きができるはずですが...と思いきや...この申込書、英語とヒンディー語で書かれているのです。英語とヒンディー語が公用語なので、ま、当然といえば当然ですが...でも、州ごとに違う言葉を使っているところも多いですから、英語もヒンディー語を学校でならうとはいえ、不便を感じる人は多いと思います。 ケララの場合は、州政府の公文書はマラヤラム語で作成されます。なので、マラヤラム語ができれば、不自由はないですね。しかし、銀行に関してはそうもいかないんですね。これらの言語ができない人々は、誰かに頼んで、口座開設申込書に記入してもらって、銀行にいくことになるんですね。ちょっと不便かも... しかも、私の仕事をしているようなところでは、Scheduled TribeやScheduled Casteという人々が銀行にいくと、結構、口座を開けなかったりします。(差別されるんです。) まだまだ、日本のように、だれでも銀行に口座を持つというわけには行かないようです。 初めて口座をひらいたドライバーさんは、うれしそうに通帳を見せてくれました~。結構大金が入っているので、大事にして欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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