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Under the Baobab Tree

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2010.02.23
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北インドはインドとはいっても、別の国のようです。

こちらの人々は、南インドのことをほとんど理解していません。一般人にとっては、別の国のことのようです。

今日は、夕飯にケララパロタを食べたかったんです。小麦粉で作った、ロティ?ですが、パイ生地のように何層にも重なっていて、柔らかくてこしがあって、おいしいのです。フィッシュカレーにつけて食べるのが好きです。

そこで、聞いてみました。ケララパロタ作れるひといる?と...すると、「マダム、それはどういう材料で作るのか?」と聞かれました。私は、「材料がわからないってことはつくれないってことだよね。」といいました。

電話を受けた人は、「シェフに確認するから少しお待ちを...」というので、電話を切って折り返しかかってくるのを待ちました。

10分近くたっても電話はかかってきません。

だいたい、こういうときは、言いにくい返事です。

なので、もう一度電話をして、「今日はビリヤににする」と言うと、あわてて「マダム、ケララパロタに似たものがあるが、それではどうか。」というではないですか、「私は、ケララパロタが食べたいので、似たものは食べたくない。おなかもすいているので、今日はビリヤににする。」といいました。

そして、「私は、だれもせめているわけではないのよ。誰も頼まないようなものを頼んでいるんだから、できなければそれで仕方がない。だから気にすることはないのよ。」といっておきました。

そして、待つこと15分くらい...ビリヤにが到着したと思いドアを開けると、シェフが一緒に来ているではないですか。びっくり。明日、作るので是非食べてみてくれ!と言っていました。(このシェフ、食べたいものは何でも言ってくれ。なんでも作ってやる!というけど...同じ国の食べ物もつくれないんじゃ...でも、悪い人じゃないんですよ。体が大きくて、明るいおじさんです。)

ま、いいんですが。

というわけで、言いたかったのは、北インドのシェフは、南インド料理は作れないんだな...ということです。

でも、食べたいな。ケララパロタ。






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Last updated  2010.02.23 23:26:42
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