子供クラス報告「奉仕」キッズハート教室@まなびCAN「奉仕」 平成20年3月1日 土曜日■ あいさつ こどもたちをあたたかく迎える 朝のあいさつなど ■ 瞑想 瞑想、わかる人? Fちゃん:「神様の愛情で心をいっぱいにし、自分の心をからっぽにする。」 Ryoくん:「自分の心を無にする。」 「そうですね。では目を閉じて、ゆっくり息を吐いて、吸って… なるべくゆっくりと。心の中に、自分の好きな色を思い浮かべてみましょう。 (約1分後) はい、ゆっくり目を開けましょうか。 ■ 祈り 「アラホアブハ」「神の導き」「困難の除去」 できたら誰かにしてもらう。 他の人は、瞑想のときの姿勢を保つよう促す。 「和合の祈り(手話つき)」:Fちゃん、Mくんに紹介してもらう・・・(時間がなくてできなかった) ■ 自己紹介 新しい参加者がいたので。 名前と好きなもの。 ■ 復習 (新しい参加者がいたので) 「みんな、人間には、三つの部分があるのを覚えていますか? 何でしたか? 体(走る真似をする)と、頭と、心ですね。 全部とても大事だけど、このクラスでは特にどの部分について学ぶのですか? 「こころ」と子供たちから。 「そうですね。みんなの心の中には宝石がたくさんありますよ。まるで鉱山のようですね。みんなの心には、宝石といっても、ダイアモンドやルビーが入っているのではなくて、どんな宝石ですか?」 (みんなと一緒に思い出す) 「愛、正義、和合、純粋、などですね」 「それは簡単なことかしら? Kさんは、鉱山で働いたことがあるそうですよ。ちょっと聞いてみましょう」 「鉱山で宝石を見つけるのはどうでしたか?」 Kさん:「すっごく大変でした。泥だらけになりました。そして、見つけて取り出しても、まだ石ころでした。たくさん磨いてやっと光りました。」 そこで、子供から、「努力が必要」とでた。「そうですね!!「前回のクラスでは、どんな宝石を磨きましたか? そのときに習った言葉を覚えているかな?」と言って、カードを一枚出す。子供たちが思い出す。 思い出してくれた子供にパズルカードを貼ってもらう。 「あなたの心の花園に愛のばらのみを植えよ」 Mさんの好きなチューリップでもいいし、Hちゃんの好きなかすみそうでもいいですが、「愛」のお花を植えてくださいね。 「正義の道を歩みなさい。まことにそれはまっすぐな道である」 その前のクラスでは? ことばを覚えていますか? 4人くらいが手を挙げたので、ひとりひとり発表してもらった。 みんな言えた。言葉を言った人たちに、協力してパズルカードを ホワイトボードに貼ってもらった。 「みんなお菓子好きよね。お店でお菓子を手にとります。『正義』の美徳を発揮するにはどうしますか?」→お金を払いますね。 (誰かが、万引きはだめと言った) 「次、ノートに字を書いていて間違えた。消しゴムを忘れた。隣の人は消しゴムを持っている。『正義』の美徳を発揮するには?」→貸してくださいと頼みますね。 ここで、Kさんより:言葉は愛情をもって、優しい心から使ってください。 「~してください」といいましょう。 ■ 今日のテーマ「奉仕」 奉仕とは何かわかりますか? 神様はみんなを愛している。奉仕は神様への愛を示す方法です。 神様のお手伝いをすること。 自分のためでなく、他人のために自分の時間やエネルギーを使うこと ■ 引用文の説明と暗記 「今日において、全人類への奉仕に 身を捧げる人こそ、真の人である」 わからない言葉ありますか? こんにち:今日一日でなく、わたしたちが生きているこの時代。 捧げる:あげる・・・この場合、自分の使える時間や、能力やエネルギーを他の人のために使うこと。 全人類:4人の子供が元気に答えた:世界中のみんな 「ということは、自分の好きな人だけにすることではないですね。」 ■ ユースによるお話「マザー テレサ」の話 準備:彼女の写真や、絵など 顕示者のポスター 準備のポイント:・人類の幸福のためにたくさん奉仕をした実在の人の話をする。 ・どんなことをしたか。エピソードをいくつか。 ・なぜ、そのような人生を選んだかのエピソード(あれば) ・マザー テレサは、宗教で分け隔てしなかった。宗教が違うので反発していた人も、マザー テレサのやさしい、献身的な治療に心を動かされた。 みなさん、マザー テレサという人を知っていますか?(数人が「知ってる」と) わあ、けっこうみんな知ってるんだね。じゃあ、お話のあとで、付け加えることがあったら教えてね。 マザー テレサは、わたしが小学生のときに、90歳くらいで亡くなられました。そんなに昔の人ではないですね。 さて、マザー テレサは、(顕示者のポスターの、キリストの名前を差して)キリストの教えに従ってきた人です。小さい頃から、世界から貧しい人が少しでもいなくなるようにと祈っていました。世界には貧しくて困っている人がいっぱいいることを知っていたからです。特にインドには貧しくて困っている人がいっぱいいるということを聞いてから、マザー テレサはインドで困っている人たちを助けたいと思いました。そんなときにちょうどインドへ派遣する人を探しているということで、マザー テレサは17歳のときに行くことを決心しました。 インドに着くと、最初は学校で地理や神様の愛について教えていました。しかし、教えているところを一歩出ると、板でできた家に住んでいる人や、家もなくご飯も食べられずに道路にうずくまっている人たちがたくさんいました。あるとき、マザー テレサが歩いていると道端に座り込んでいて全然動かない人がいました。最初は、この人はもう亡くなっていると思って、お祈りをして通り過ぎようとしました。そのときにその道端で動けなくなっている人が少しだけ動いて、マザー テレサはこの人がまだ生きていることが分かりました。この人だけじゃなくって、インドには同じように誰にも知られずに、看病もしてもらえずに道端で亡くなる人たちがたくさんいました。 マザー テレサはその人たちを看病しようと思って「死を待つ人の家」という家をつくって、そこでたくさんの誰も近づかないような (においもすごくするし、とても汚いから)人たちを看病しました。中には運ばれてきて一時間もせずに亡くなる人もいたけれど、マザー テレサはその人たちの手を握ってあげました。 インドには(顕示者たちのポスターを指しながら)クリシュナの教えに従っている人や、ムハンマドの教えに従っている人がいっぱいいました。そういう人たちの中には、(顕示者のポスターを指して)キリスト教を拡げていると思ってマザー テレサをあまりよく思っていない人もいました。マザー テレサが何をしているのかあまり知らなかったからです。 ある日、その人は、マザー テレサが「死を待つ人の家」でどんなことをしているのか見に来ました。マザー テレサは病気になった人の世話をしていました。病気の人はひどいにおいがしていました。そのにおいのせいで、その人はずっと誰にも看病してもらえていませんでした。見学に来た人は思わず鼻を覆いました。マザー テレサは病気の人が「におうでしょう」と言っても、「ええ、でもあなたの苦しみに比べたら平気です。心配せずに元気を出すのですよ」といって丁寧にお世話をしました。その人は、マザー テレサの優しい、献身的な看病に心を動かされました。 また、あるときはすぐ隣にあるクリシュナの寺院、ここはクリシュナの教えに従っている人たちの集まるところですが、そこに人が倒れていました。周りにいっぱい人がいたけれど病気がうつることを嫌がって誰も助けようとしませんでした。そこに、マザー テレサが来て、彼を「死を待つ人の家」に連れて帰りました。それ以後、(再度、顕示者のポスターを指して)クリシュナの教えを守っている人とも、ムハンマドの教えを守っている人とも仲良く協力して困っている人たちのために奉仕をし続けました。 マザー テレサは、この「死を待つ人の家」以外にも、道路に捨てられてしまった赤ちゃんや子供たちのための「孤児の家」、孤児はお父さんやお母さんがいない子供のことです、や、伝染病の患者が安心して家族のそばで病気を治すための「平和の村」をつくったりしました。 また、動けない病気の人たちは、病院に行くことができないでしょう? だから、その人たちのところに行って診察する、移動診療をしたり、食べるもののない人たちにご飯を配ったり、たくさんの奉仕をしました。 ※ユースから; 感動的なエピソードがたくさんあって迷った。別の子供クラスで一度練習させてもらい、子供の反応をみた。子供はわかってくれた。その後、皆さんからアドバイスをいただき、マザー テレサの献身的な態度、行動が、みんなの心を動かし、違う宗教の人たちが仲良く協力できたことにポイントをおいた。 ■ 奉仕について話し合い マザー テレサやアブドル・バハ(写真)は、たくさん奉仕をした人です。わたしたちのお手本になる人たちですね。みんなのまわりにも、奉仕をしている人がいますか? (みんなの交通安全のために、みんなの登下校のときに横断歩道にいる人など) その人に対してどう思いますか? みなさんはどんな奉仕をしたことがありますか? ここにいらっしゃるお母さんやお父さんに聞いてみましょう。あなたのお子さんはどんな奉仕をしましたか? ■ 歌 「あい・あい・あい」奉仕は神様への愛を示すこと(時間がなくてできなかった) 今日紹介した和合のお祈りの中の言葉、神様のしもべという気持ち(見返りを期待しない純粋な気持ち)で奉仕する。 ■ お絵かき 準備: 引用文を書いた白い紙(ファイルあります) 自分が奉仕をしている絵を描く。 マザー テレサの話から思ったことを描いてもいい。 顕示者のポスターの、顕示者のマークを書いた子もいた。 ■ 親御さんたちと話しあい ○学校での子供の問題など皆とわかちあった方に、ほかのお母さん、お父さん方も一緒に親身になって考えた。 ○初めて来た子供のお母さんから; 最初なかなか教室に入っていくこともできなかったが、こどもたちがにこやかに声かけしたり、受け入れてくれてとても嬉しかった。 ■ ゲーム (時間がなくてできなかった) 手をたたいて、部屋の様子が変わったことを教えてあげるゲーム (ゲームを紹介する奉仕として、スプーンとトランプの楽しいゲームを することもできる) ■ 次回の日程確認 4月5日 土曜日 以上 ジャンル別一覧
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