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カテゴリ:演奏してきました
6時起床、10.8℃で雲の多い晴れ、朝焼けが綺麗です。今日はいよいよ一年後輩オケのお手伝い本番の日、9時に家を出ました。 到着したら私の出番のモーツアルトのセレナーデ(木管楽器2本ずつ)の練習が始まっていました。私が弾くのは演奏者を確保出来なかったファゴットⅠのパートです。 チェロと同じく、ヘ音記号を使っているので苦労はしません。ほとんど初見状態ですが、モーツアルトの場合は、ここでこうなる筈という予測がある程度付くので楽です。 引き続き、交響曲3番「英雄」の2楽章「葬送行進曲」です。というのは今回の演奏会が昨年暮れに亡くなった恩師川越先生の「川越守先生追悼記念」コンサートだからです。 我が人生もそろそろ最終段階に入り、時々これまでの人生を振りかえることが多くなりました。色々分岐点はあったけれど、ほぼ満足のいく人生でした。 午後からいよいよ本番、演奏の前にスライドが映され、ナレーションとともに懐かしい映像が流されました。このサークル室もその一つです。2階はマンドリンクラブでした。 入学して、元々音楽好きの私は何か音楽系のサークルに入ろうと考えていました。道を通りかかったら、たまたまこの建物から音楽が聞こえてきたので訪れてみました。 「私にも出来る楽器ってないでしょうか?」と対応してくれた先輩に訊ねたら、指と指の間が開くか確認され、「よし、それならチェロを弾いてみるか」となりました。 弓で弾く弦楽器なんて触るのは初めてでしたが、この部室に通い詰めて、表板にヒビの入った部の楽器で練習して、2年目の春には交響曲5番「運命」で初めての舞台でした。 以来、同級生とカルテットを組み、他の楽器に合わせることを学び、川越先生から「良い音だね」と言われ、それを励みに練習を続けました。 そんなこともあってスライドを見てナレーションを聴きながら、仲間や川越先生との間の色々な想い出が蘇り、久しぶりに涙が出てしまいました。 全てが終了し、打ち上げは久しぶりのススキノです。21時に終了し、札幌駅から快速エアポート車両の普通列車運用で、指定席仕様のリクライニングシートで23時過ぎに帰宅しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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