タラ　平潟港

釣果

2003年10月18日　北茨城港　第１５隆栄丸　

朝４時集合、４時半出船。まだ辺りは真っ暗の中を出船する。

北茨城まで行くと、東京とは比べ物にならないほど寒い。
昨年、東京ではTシャツ、半ズボンでいいくらいの気温だったので、
長袖のシャツだけをもっていったら、寒くて死にそうだったので、
今回はしっかりフリースを持参。
船のキャビンは座敷になっていて、毛布もあるので、
ポイント到着までの１時間半を仮眠に当てる。

前日の釣果が平均１０匹というタラ釣にしたらとんでもない
「爆釣」だったので、期待が大きい。

ポイント到着して、仕掛けをセット。
合図と同時に艫（とも）（後ろ側）から順に投入する。

水深は２００ｍ前後。糸ふけをとり、錘が海底をトントンと叩く
状態にすると、１投目からあたり。
多分「ドンコ」のあたり。だが、針掛かりせず。

２投目、今度はタラのあたり。少し巻き上げると、明確な引き。

「よし！間違えなくタラだ！」

欲をだし、少し糸を送り、もう１匹かけようと思っていると、
引きが全くなくなってしまった。どおやら外れてしまったようだ。

３投目もあたりがあったが、針掛かりせず。まいった・・・

船頭さんも頭を悩ませている。「今日は、くわねえな・・」

私の釣座は左舷。右の方はポツポツとつれている様子。
左舷はタラが上がってこない。

４投目でようやく同行者が左舷１号を上げる。
目測３キロチョイのレギュラーサイズ。

５～１０投くらいはあたりすらない。
もしかして今日はボーズ？（釣れない事）
と半ばあきらめ気味のところで、右側のおじさんにタラのあたり。
「お！群にあたったか？」と私も竿先に神経を集中すると、

「ガクガクガクガクッ」
と竿先にタラのあたり。合わせをいれ、慎重に手で巻き、
針掛かりを確認してから、電動のスイッチをオン。
３キロチョイのタラがいました。

その後はポツポツと船中のどこかでつれるが、単発。
同行者が２匹目を釣り上げ、定刻の１２時が近づき、もう終わりか。
３年連続で１匹しか釣れない・・・。
その前は最高８．５キロをふくみ１６匹もつれたのに・・・

１２時をまわったところで船頭さんに聞くとあと一流しで終わりといっていた。
最後の１投と気合を入れて送り込む。

３００号の錘に引かれ、ゴツイ針にイカとサンマがついた仕掛けが
スルスルと紺碧の海底に吸い込まれていく・・・

着底と同時にあたりがあった。

これもしっかり針掛かりし、先程と全く同じ大きさのタラをゲット！！
ロスタイムで何とかもう一匹釣ることが出来ました。
その１流しで船中で６匹も上がったため、船頭さんは延長を決意したらしく、
２時間も延長してくれた。

結局私はつれなかったが、船中では何匹か取り込まれていた。

帰りもキャビンの中で熟睡して帰途についた。
船代２万、えさ、仕掛け、交通費、弁当代〆て３万円の贅沢な釣りではあるが、
深場の大物釣りの醍醐味を味わってきました。

両方とも♂で、食べきれないほどの「菊」（白子）が入っていました。

友人を呼んでの鍋パーティをしても食べきれず、
４日間タラ料理で鱈腹（たらふく）になりました。（^_^）V

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つりんちゅぬ宝

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