「めぞん一刻」高橋留美子 ★★★★★ (マンガ)
◆めぞん一刻。(ストーリー)「一刻館」を舞台に個性的な住人たちが巻き起こすヒロイン管理人さんを巡る五代の'恋愛'騒動。ひさびさに文庫マンガで完読。なんつーか楽しめる。ドキドキあり、すれ違いあり、ポッと照れたりもして、あーという展開に読者も振り回されるよ。文庫版3巻あたりからグッと面白くなる。とにかくよくできている。昨今のこの手のマンガより機微があり歯がゆさがあるのがまたいいね。管理人さんこと音無響子がやっぱり魅力的。好きな人がこんなに身近にいるならば自分だって五代と同じように一筋でいられると思う。かなわない恋のせつなさもあり、いいですね。ずーっと前に(小中のころ?)、初めてアニメで見た時は、住人の朱美さんを見るとエロチックだった。半裸でうろつき回るから。フェイバリットキャラクターは4号室の四谷さん。壁の穴から出てくるのがいとおしい。最後までなぞの人物であった。おそらく読む機会の無かった人も多いと思うので、一度手に取ってみては如何でしょうか?※ http://www21.ocn.ne.jp/~kobataka/manga/maison.html↑この「めぞん一刻の分析」はなかなか面白いですよ 熟読するとややネタバレありですが食指を刺激されるでしょう。