３月７日は、バリ、バリ・ヒンドゥー教の正月にあたるニュピの日。

　ストイックで　　とても不思議な日・・・

　ニュピは何もしてはいけない日

　「静寂の日」とも言われています。


　　
　　外出禁止、明かりもつけてはいけなく、

　　テレビ、音楽もダメ×

　　この日ばかりは、空港も閉鎖になる。



　　バリ島内のホテルに滞在している観光客も例外なく、外出禁止。


　　観光客だから関係ないと思われるかもしれませんが、

　　しかし、観光客といえども、外出してしまい、

　　警官に捕まってしまったという人もいるのでご注意！！




　　
　　何者であろうと、

　　この日ばかりは郷に従わなくては！



　　『面倒なことになります。』



　　なぜこのような事を、しなければならないかと言いますと、

　　悪霊がさまようため、無人の地と思わせ悪霊が去るのを待つのだそう。



　　ニュピに向けて、オゴオゴと呼ばれる鬼の巨大人形の制作に、

　　バリ人の男たちは張り切っています。

　　ニュピの前日の夜、３月６日

　　このオゴオゴを担いで松明を持って村を練り歩く。



　　そして、３月７日

　いつもは、人であふれかえっている市場やお店も人の気配がなく、

　バリ中がひっそりと静寂に包まれるそう。