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漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2009.03.05
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カテゴリ:紫煙のゆらぎ




                       東映動画の白蛇伝






                     手塚治虫伝 57 白蛇伝










そしてまた、日本の漫画映画に重要な一つの出来事が起こる。

東映という映画会社が突然、大川ラッパ社長の大ほら吹きの一言にぶっ飛んだ。


                     「白蛇伝」を作るのだぞ。

ディズニーに負けぬ総天然色フルアニメーション、
1秒間に24枚のセル画を描いて動かぬ絵に命を吹き込む本格的アニメを作り、
日本の漫画映画の実力を世界に知らしめるのだ。

日本の映画は言葉の壁により海外市場で不利な立場にあり、
漫画映画なら絵と色の美しさが言葉の障害を越え、
国際性を持つから海外輸出はこれ以外考えられない。
と、日本で最初に、後年手塚さんも奥さんを丸め込んで買った、
巨大撮影機マルチプレーン・アニメ用撮影機を買い求め、
撮影所の横にスタジオを作り本格的にアニメを作り始めた。

仕上がりは1958年の暮れ、と大川博社長が勝手に決め、
なんの因果かこれも日本初の連日徹夜の強行軍制作だったという。

先駆者とは何時の世にも居り、大川博氏は大言壮語をブチあげ是を実行した。

手塚治虫のアニメーション制作の誓いを、一足先に大企業の力技で押し通し、
鉄腕アトムTV放映へのトリガーに指を掛けさせるに十分な出来事であった。

手塚さんは第3作「 西遊記 」に携わる。















社団法人日本漫画家協会会員・参与

                              玉地 俊雄



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最終更新日  2009.03.05 14:23:25



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