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漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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カテゴリ:音楽のススメ



Pireer MONTEUX











音楽のススメ ・ Pierre MONTEUX San Francisco Symphony Orchestra Symphony Fanasitique








Pierre MONTEUX San Francisco Symphony Orchestra Symphony Fanasitique
数ある幻想交響曲の演奏録音中最も優れているのが間違いなくこのLpで御座います。
ピエールモントゥーとヴィーナーフィルハーモニカーの幻想交響曲というLpは、
San Francisco Symphony Orchestra Pierre Monteux とはまったく別次元の演奏と録音です

ピェール・モントゥーはなんと言ってもイーゴリ・ストラビンスキーの春の祭典初演騒動。
1913年5月229日にパリのシャンゼリゼ劇場でこの斬新な音楽を拒否する側と、
ビックリ仰天して頭と耳が混乱する人々に混じり革命的作品だと感ずる人たちで会場騒然。

劇場支配人はバレエ付き春の祭典の舞台照明を落とすもモントゥーは音楽をススメてゆく。
警官隊が進入して観客の怒号と興奮を沈静化させようとしたが徒労であった。
音楽会がハネたあとイーゴリ・ストラビンスキーさんはとっても愉快で満面の笑みから

                        「 僕は今日音楽を変えてやったぞ 」

最後まで演奏したピエール・モントゥー氏にも拍手あれ。

さて

Pierre MONTEUX San Francisco Symphony Orchestra Symphony Fanasitique
27 février 1950 War Memorial Opera House

サンフランシスコ交響楽団はみすぼらしい演奏団体で御座いました。
毎週日曜日アメリカスタンダードオイルのラジオ放送にだけしか生きる道が無かったのです。
ピエール・モントゥー氏はこの楽団を叩き直してLpを録音しました。

幻想交響曲は物凄い速さで力の限りが爆裂するような演奏とモーノラル録音で御座います。
ヴィルヘルム・フルトヴェーングラー氏はブラームスとベートーベンを主に残しました。
ヴィルヘルム・フルトヴェーングラー氏は幻想交響曲などを外道と考えていたのかもしれない
ヴィルヘルム・フルトヴェーングラー氏とハンス・クナッパーツブッシユ氏は別格です。

ピエール・モントゥー氏は彼らに勝るとも劣らぬ演奏とモーノラル録音を残しました。
終楽章の最終部分の速度とシンバルの轟音は全てのステレオ録音を無意味な音にしています。

Hector Berlioz Symphonie fantastique Op 14

Rêveries Passions 1 movement Pierre Monteux San Francisco Symphony Orcestra
Un bal 2 movement Pierre Monteux San Francisco Symphony Orcestra
Scène aux champs 3 movement Pierre Monteux San Francisco Symphony Orcestra
Marche au supplice 4 movement Pierre Monteux San Francisco Symphony Orcestra
Songe d'une nuit du Sabbat 5 movement Pierre Monteux San Francisco Symphony Orcestra

GM 43359 MONO Rc 120 RCA municipalité France

第5楽章の途中録音テープのいちぶがワカメ状態になっているのは仕方在りません。
物凄いシンフオニィーファンタスティキュで御座います。

モントゥー氏の去った後のサンフランシスコ交響楽団はもとのもくあみとなりました。
エルネスト・アンセルメ氏とスイスロマンド管弦楽団。
朝比奈隆のおやっさんと大阪フィルハーモニー交響楽団。

素適な音楽を残してくれています。













                                      玉地俊雄  





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最終更新日  2013.04.28 12:00:17



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