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カテゴリ:音楽のススメ
![]() 音楽のススメ ・ 音楽と音が苦のはざま大阪交響楽団第78回名曲コンサート 大阪交響楽団はキンポーさんがディレクトすると素適な音楽を聴かせますのですのますのだ。 何故ドイツやスイスくんだりから高い旅費を支払って日本人を呼び寄せるのか。 非常な疑問点です。 モーツァルトの元オーボエ協奏曲を手抜き編曲した名曲、 KV . 314 を25人ていう小編成で演奏すると、 とっても透明感のある音がして比較的耳障りがよろしいので御座いました。 サラサーテでは無いボルヌのカルメン幻想曲は、 ドップラーのハンガリー田園幻想曲と並ぶベームフルートの曲ですが素適ではありません。 つまらない曲が演奏されるとどの程度キツイのかを試してみましたところ、 目を閉じて音だけを聞いていると自宅の音響装置とさして変わらない音がします。 小編成の音楽と倍の人数ではこんなにも音が混濁してしまうのかとめちゃくちゃに愕きます。 大阪交響楽団は室内管弦楽団ですからバロックに特化した演奏に徹すべきですね。 ブルックナーの4番を演奏した事が1度だけ昔々に御座いました。 朝比奈隆のおやっさんに感化された僕の耳には阿呆ボケ糟茄子屁でしたので、 最後まで耐え続けるのは精神衛生上悪影響があり、 第1楽章終了と同時にヴーを怒鳴り込む危険性もあったので開始数分で退席いたしました。 ワーグナーのニュルンベルクのマイスタジンガー序曲ではヴーと怒鳴りました。 室内管弦楽団にワーグナーもブルックナーも演奏できる力はありません。 何しろこの楽団のエライさんにホルストの惑星やストラヴィンスキーの春の祭典を聴かせて、 とリクエストすると、 惑星は人数が足らないし春の祭典は変拍子が難しくって振る指揮者の都合がつかないでした。 だめだこりゃ。 フルート協奏曲などは録音の為の演奏の方がしっかりと聴こえております。 Sharon Bezaly さんと、 Ostrobothnian Chamber Orchestra です。 クラシックだからワケが解らないほどありがたがれるものさと言った、 イーゴリ・ストラヴィンスキーさんのオディプス症候群はとみに心に刻むべきですね。 ![]() あんまりひどい演奏会だったので今朝の寝覚めに都はるみの映像と音楽を鑑賞しました。 文句なしに泣けますね。 演奏会はうまくてあたりまえですが感動させる気合と魂が入っているかどうかで御座います。 1975年10月12日サグダラ・フロリアン教会のマルモアザールで、 朝比奈隆のおやっさんが演奏会をしたブルックナーの第7交響曲の最後の残響が、 朗々と鳴り響いて消えてしまうまでレオポルド・ノヴァークさんも含めて、 ブルックナーが楽譜にはっきりと書き記した長い休止符を、 しっかりとマナーをまもって拍手を控えた態度は立派で御座います。 この演奏も実に泣けますね。 音楽と音が苦のはざま大阪交響楽団第78回名曲コンサートなのに、 やすっぽいロバの耳ドモの怒鳴り声ブラボの大特売会にはうんざりしますな。 だったらゆくなよ。 それもそうやけどな。 年間チケットを買ってしまってるんやからしゃーないやんか。 玉地俊雄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.09 09:42:48
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