漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

　　　　　　　　　　　　　万華鏡の一期一会








万華鏡を覗く楽しみは夢幻のひと時が無限永遠に千変万化するところに在ります。

ひとつとして同じ美しさをとどめることが出来ません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立ち止まれ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　走り去ってはならない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おまえは　なんと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　美しいのだ

１万回覗いてもうつくしい華を鏡と光の虹彩が迎え入れてくれるのです。







ひとときを休みましょう。
浮世はせちがらいのです。

朝から雨です。
台風が近付いています。

万華鏡をのぞくと別世界へといざなってくれるのです。






次ぎの台風が日本中の花火大会に影響するかもしれません。
花火大会を楽しみにしている人々は数多いのです。
漆黒の空と花火。

雨が降るとたいへんです。
花火大会の日は近いのです。

万華鏡をのぞくと不思議な気分になってきます。







今日は雨が降り続いています。
花火大会は８月の風物詩です。

赤い花火
青い花火
ドンとあがる花火
パッと開く花火
きえてしまう

万華鏡の風景はくるくると変化してゆきます。
次から次へとあがってゆく花火のようです。









台風は現在尖閣諸島に向かっています。
九州は雨が強いでしょう。
次ぎの台風が何処へゆくのか。

明日は何処に有るのか。
あさっては何処に。
週末はどうなっているのだろう。

万華鏡をひととき楽しみましょう。











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玉地俊雄