漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

大阪ジャランジャラン　・　スイーツパラダイスが生き残りを賭けてメニューを少し替えた 4








スイーツパラダイスが生き残りを賭けてメニューをカレーを３種類追加して替えた。
スイパラはケーキ屋さんではなかったのか。
本道のケーキをより多種類に変更するのが常識ではないのか。

カレーの３種類は本末転倒である。
夏のカキ氷に必需品であった練乳は幾度も指摘したにもかかわらず復活せず３年が経過した。
スイパラ心斎橋のタコヤキも今回なくなった。
僕はイタリアンが嫌いである。

僕はケーキを食べに来ている。
何故カレーなんでしょね。






カレーもスイパラマサラカレーまで出るとちょっとお笑いです。
３つも並んだ新品の容器は壮観です。

カレーの容器が増えたぶんスープ類が消えてしまいました。
マサラってどんなスパイスが入っているのだろう。

スイパラでカレーが３種類も必要なのか。







スイーツパラダイスはケーキ屋です。
ケーキのテンコ盛を制限時間内に食べるところでしょう。
重症の糖尿病患者暦２０年の僕はインスリン７０単位を注入してここに居ます。

ケーキを食べたいのです。
カレーなど食べたくは御座いません。







スイパラチキンカレーは誰かが食べています。
容器にカレーガ付いています。

スイーツパラダイス心斎橋店の名物タコヤキはもうありません。
くだんの自動タコヤキ機は処分されたのでしょうか。

倉庫に眠っているのならカレーを３種類も出すその横にでもタコヤキを出しなさい。
お客さまはタコヤキを望んでいます。

カレーは３種類もいりません。







スイパラのチーズケーキはチーズの味も香りも御座いません。
あまり美味しく無いチーズケーキにクリームを乗せて食べてみようとトライしました。
クリームの甘さが印象的でした。

スイパラのチーズケーキモドキは好みではありません。
損益分岐点の範疇内でせめてりくろー並みのしっとり系チーズケーキは出来んもんぢゃろかいな。

安い美味い。
安いそんなもんだ。

どちらでしょうか。







この細長いケーキは１インチほどの厚みで切り分けられています。
味はいろいろです。
食べてみましたがほんとに味はいろいろでした。

黒っぽいチョコレート味のブロックは良う御座んした。







美味しいのもあればそうでないのものやよくわからないケーキもあります。
硬い食感です。
パサパサ系のケーキです。

メインとなるケーキでは決して御座いません。
あくまでも添え物のケーキです。






お客さまがたの人数も以前のようにヒトケタではありません。
スイーツパラダイスが生き残りを賭けてメニューを少し替えた結果がこの状態なのでしょう。

誰も居ない店内でおくさまとふたりもくもくとケーキを食べているのはやや怖くもあった。
やっとスイーツパラダイスらしくなってきました。

良い事です。





スイーツパラダイスが生き残りを賭けてメニューを少し替えました。
陳列棚の様子もすっかり変わっています。
見慣れないケーキ類が多くなっていますけれどもお味は試行錯誤の段階です。

試行錯誤の上で利益が出ると決断したのでしょう。






カラメルプリンは焼き色が薄くなり厚みも薄くなっていました。
甘みも少し薄くなっています。

戦略なのでしょうか単なる戦術なのでしょうか。
お客さまという味覚に敏感な人々は店舗の盛衰に微妙ながらボデイブローを加えます。

損益分岐点とお客さまサービスは２律背反ながら相関関係にあります。






安心して食べられる事が出来る甘い甘っま～いロールケーキです。
中にあるクリームが甘いのです。
スイパラのケーキ類の中でピカイチの甘さです。

あまりたくさん食べるとオエップとなるほど甘いので適量を計って食べましょう。
甘いクリームを生地でまるめたという種類のケーキですね。






どうやら甘いロールケーキのクリームを別途陳列しているのかもしれない。
これは正解である。

クリームがあるとテゲテゲで適当に美味しく無いケーキも同時に食べる事が可能になる。
僕は２度おかわりをした。
スイパラのケーキ類には味のバラツキが多いから美味しいケーキとそうでないものがある。

クリームはゆうこうなアイテムである。







セコイぞスイーツパラダイス心斎橋店さん。
何度何処から如何考えてもタベホに追加料金のタベホが混入しているのはセコイのである。
スイーツパラダイス心斎橋店のオーナーさん顧客サービスの原点に思いを致しなさい。

喰い改めなさい。










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玉地俊雄