漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

　　　　ガマ口の中から万札が２枚加納病院へ





アザラシの赤子の毛皮を使用したがま口には３つ折にして札を入れている。
ちょっと欲しいものがあったので低血糖で救急搬送された時には万札が３枚入っていた。
千円札は何枚入っていたかは定かで無い。

加納病院がタクシーを手配してくれたので滅多に乗らぬタクシーで自宅まで帰った。
残った千円札２枚でまかなえた。

加納病院への支払いはワイフがこのガマ口からタクシー代金は僕がこのガマ口からはらった。
加納病院にはいくらの支払いかは未だ知らない。
ともかく気絶したまま逝ってはいないのでなんとか帰宅できた。

いつもは睡眠導入剤ハルシオンとサイレースを飲むのだがそのまんま寝てしまった。
明日は目ざめ ..............

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玉地 俊雄