4553894 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

balitama

balitama

フリーページ

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07
2023.06

お気に入りブログ

マンガ広告制作/山田… manga_ka_naruさん
漫画文化研究所(山… 漫画文化研究所さん
2018.11.09
XML
カテゴリ:長谷川恒男伝

    後の槍穂高単独縦走行記時撮影した北穂高をはるか下った地点からの大キレットと槍ヶ岳


  あやまちはやすきところにてつかまつるものにそうろうこころしておりよ


この時あっさりと断念した、
後に3度大キレットを超えたが本当に恐ろしい通過であった。
無謀にテント縦走すレバと考えると決して初心者の立ち入るところではありまへん。
長谷川恒男さんと話さ無かったナラ・レバすなわち近未来的に僕は滑落死していただろう。
山気佳日 を長谷川恒男さんがさとしてくれたのだろう。

そして、
もう長谷川恒男氏と山で会うことはあるまい。

しかも、
無謀登山の果ての槍ヶ岳が快晴の大キレットをはさんで是見しよがしのようにぞびえている。
テント泊での穂高槍し単独縦走にはまったく意味と興味が雲散霧消してしまった。

長谷川恒男さんから大騒ぎの大声で気付かさせて貰ったが、
今日以降は単独行は続けるとも無謀登山と冬山はやらんゾと心に決めたのであった。




と考えている白いモノの混じった39才の僕であったのだ。
無事に涸沢小屋山の女神さんの後押しで生還したが

                    あやまちはやすきところにてつかまつるものに
                    そうろうこころしておりよ
                                  高名の木登り
を反芻しつつ、
新人殺しの阪・渡河の木橋・横尾・徳沢・明神そして上高地のバス停まで 高名の木下り でゆく。

後日・BCまで日本酒を送るというとんでもない長谷川恒男伝後半へつづく .................


                                     玉地 俊雄





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.11.09 00:17:16



© Rakuten Group, Inc.