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漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2018.12.05
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カテゴリ:音楽のススメ



  題名の無い音楽会に出演して
  ヴェートーヴエン第7交響曲第4楽章終結部とコーダの舞踏の昇華を指揮した


指揮者玉地俊雄のデビュー演奏会であった。
指揮棒の振り方は、
派手なシャルル・ミュンシュでやったが、
東京シテイフィルの指揮者岩村力さんにも伝わらんかった。
不勉強な人や。

速度はヴィルヘルム・フルトヴェングラーの速度でやった。
規定の1分を55秒を切りたいと申告した。
岩村力さんは
                               未知の世界へゆきますから
とオケに言って55秒を切ろうと張り切って指揮棒を振った。
ADのお姉ーさんが
                               55秒でした
と言うと皆んなガックシだった。
佐渡裕さんと漫才をやって指揮棒を構えコンマスに目で合図して降り始めると遅く始めてしもた。
左足を軸足にした為とちゅーで軸足を変えたのもマズかった。

カルロス・クライバーのただ早いダケではアカン。
あくまでもフルベンを超える演奏内容と速度で振り切る。






大阪シンフォニカーとは東京のオケとはまったく実力差が違って凄い音質と音量だった。
数秒の沈黙の後万雷の拍手で賞賛してくれた。
岩村力さんは
                             新しい解釈が素晴らしい
とコメントしたがフルベンの再現を最後まで理解セン。
ベルリンフィルの主席オーボエ奏者宮本文明氏は

                主席オーボエ奏者の座るのはド真ん中で指揮者の正面だから
                玉地さんの振ってるのをド真ん中の位置で見たかった
と評価した。

出だしで遅れた為3秒遅れの58秒で振り切った。
終了直前の音量調節で小さくする左の手の下向きの指示もよく反応してくれた。

もう10年以上前の指揮者デビューだった。
出演料は2千5百円が僕の銀行口座へ振り込まれてきた。
ロケ弁当が2千5百円で食べ切れんほど豪華だった。
演奏会の夜ホテル宿泊代と新幹線指定席往復も朝日放送が持った。

オモロイ経験やったな。
                                    玉地 俊雄





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最終更新日  2018.12.05 12:25:07



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