4565054 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

balitama

balitama

フリーページ

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

お気に入りブログ

マンガ広告制作/山田… manga_ka_naruさん
漫画文化研究所(山… 漫画文化研究所さん
2020.03.01
XML
カテゴリ:殺人病棟漂流記
   
   新型コロナ肺炎の呼吸困難もかくやありなんとの苦しみ酸素強制吸入

金曜日の晩に主治医のレントゲンが小型の新型に代わったので撮影させてくれとたのまれた。
土曜日の朝きれいな肺の写真が2枚できていた。
ところが。
月曜日に朝猛烈な息苦しさと胸の奥に少女が閉じ込められ悲鳴を上げたような音がした。
あまりの苦しさに朝一で医者へ駆け込むと救急車を呼ばれ希求入院を余儀なくされた。
新型レントゲンの結果と画像はなんだったんだと今も思う。

回生病院の集中治療室・ICUで身動きも出来ず呼吸困難に酸素吸入器を無理矢理装着された。
バンドで固定するタイプの強制吸入器はとっても苦しい。
夜眠るのも苦しいほど酸素を吹き込んでくるのであまりの苦しさに外してしまう。
すると看護士のネーちゃんが夜中に何度も強制吸入機器を付ける為にやって来ては装着してゆく。
24時間監視機器が稼動しているのだ。
昼は透明のカップ型と鼻腔に細くて小さいチューブを入れるタイプがありこれは快適だった。

看護師のネーちゃんき肺の機能が30%以下に落ちているらしいから絶対必要だと言い張る。

新型コロナ肺炎の呼吸困難もかくやありなんとの苦しみ酸素強制吸入をイヤというほど知った。
僕はICUでほぼ2週間拷問に耐えざるを得なかった。
コロナの市中感染期は始まったばかりの初期である。
大流行のピークは7月の祇園祭の頃で日本は汚染国となりオリンピックは延期か中止となるだろう。

何故か慢性腎不全も併発し人工透析の苦しさもついでに襲ってきた。
肺に水が溜まって腎機能も九レアチニン数値が異常値まで上昇していた。
前回の回生病院の脳外科はあまりの態度の横柄さが祟って、
まるごと廃止されていたが今回のICUの看護士も医者も猛烈に親切だった。

世の中どんな不幸が待ち受けているか2日先は闇である。
あやうく死ぬところを命びろいを手助けしてくれた回生病院には感謝している。

                                      玉地 俊雄





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.03.01 00:00:15



© Rakuten Group, Inc.