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漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2020.09.16
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カテゴリ:殺人病棟漂流記



          人工透析の激痛に耐える週3日の日々

人工透析の日々はとても痛い。
このプスティック制の針を刺すときの痛さは悶絶と供にある。
この痛さが嫌で人工透析を拒否し 自ら自己的死 を選び死ぬ人も居たのは事実だ。
透析には人工血管を埋め込む為の手術受けねばならない。

何故こんな病になってしまったのだろう。




手術後半月は首やソケイ部から血管を取り出して人工透析をする。
これは痛みが無い。

しかし死ぬまで人工透析の激痛に耐える週3日の日々を過ごすには
                     諦めて人工血管を埋め込むか
                     諦めて大阪回生病院を自主的にIDを切り取り逃げ出す
どちらを選択するかはじつに無塚しい。
僕は2ケ月半の監視下に耐えて生き抜くことにした。




効かぬ痛み止めを飲む。
リドカインデープという気休めの小さいテープを膨らんだ人工血管の上から張る。

あくまでも個人的感想どころでは御座いませんでした。
今日も送迎付きの車がやって来る。
                                    玉地 俊雄





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最終更新日  2020.09.16 00:00:09



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