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浜崎あゆみが、卒業写真を歌うそうで。久しぶりに卒業写真を思いだして、感傷に浸ってみたりして。
人ごみに流されて変わってゆく私をあなたは時々遠くで叱って 人ごみに流されて変わってゆく私。それと遠くにいて時々思い出されるあなた。 なんというのか、この距離感が好きです。あなたと私のではなくて、私と、私。今の私と、学生だった私。 人ごみに流されて変わってゆく私を感じている。でも私が変わっていくことに私自身は悪いイメージは持ってはいない。でも町で見かけたあなたは写真のままに見える。本当は私と同じように変わっているのだろうけど、学生時代のヒーローには、ずっと変わらずにいてほしい。時々、心の中にポッと現れて、熱い気持ちを思い出させ、私を勇気付けてほしい。大人になっていく私も大切だけど、輝いていた学生時代の私も、私の存在の中核にあるから。・・・そういう感じ。 卒業写真のわたしは、学生時代をとても大切に受け止めていると思う。そして、それを基盤にして、今を生きている。今、も、もちろん変わらず熱心に生きている。 でも、その今からちょっとだけ浮遊してみるときがある。たとえば電車の中から毎日通っていた路が見えたとき。すごく楽しかった思い出を持っている人は、過去ととてもうまくつきあっている。 楽しかったなあ、と思いだす。いつも笑っていたなあ。汗をかいていたなあ。本気で話し合ったなあ。大笑いして、小さなことに情熱を注いで、熱くて、健気で、学校が世界のすべてだった。素敵な彼だったのに、女らしく振舞うこともせず、友達のままだった。でも友達でいて、良かった。学生時代の友達にしか感じ合えない、本気のところで付き合えた。生き方を見せ合えるような。・・・そんな感じ。そういういい思い出と今の私との距離感、が好きなのです。 ユーミンで好きなのはたくさんあるけど、ベスト1は木枯らしのダイアリーでした。高校時代に憧れていた先輩が卒業してから、先輩は変わってしまったかな・・・と切なく想いながら、口ずさんでいました。 高校時代と言えば、村下孝蔵の初恋、もシンクロしている。放課後の校庭を走る君がいた、そのたび僕はいつでも君を探してた、浅い夢だから胸を離れない。 海援隊の、贈る言葉。暮れなずむ街の光と影の中。暮れなずむ街。その語感の美しさに感動した。 ブームの島唄。このまま永遠(とわ)に夕凪を。ごめんなさい、とわって永遠と書くのか永久と書くのか失念しました。永遠に夕凪。それはなんて美しくて、切ない願いでしょう。荒れる海を知っている人だけが書く詩。 甲斐さんの声。小田さんの声。佐野元春。浜田省吾。桑田圭介。思い出にBGMがあるのって幸せだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年03月29日 22時03分25秒
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