猪突猛進ダンサー日記

2016/08/15(月)15:15

伊吹山で国際交流

旅行記(783)

 (伊吹山の続きです) 駐車場に大鍋を持ち込んで、昼食を食べている約30名のグループに一人近付いていく私・・・ とその前に少し時間をさかのぼって短い時間帯で霧が立ち込めてくる伊吹山の山頂から琵琶湖は残念ながら見えませんでしたが、伊吹山の山頂には高山植物がたくさん咲いています。これは中央登山道の入り口に立っている看板です。(伊吹山ドライブウェイで頂いた絵葉書)鮮やかなピンク色のシモツケソウがお花畑一面に広がっています。サラシナショウマも山肌にたくさん咲いて白い穂を揺らしていました。他にもイブキトラノオ、イブキフウロ、オオバギボウシ、キリンソウ、クガイソウ、コオニユリ、メタカラコウ、ルリトラノオ、シシウドなどがあります。ススキもいたるところで穂を出し、山の頂に秋の到来を告げていました。救急車と消防車が去って行ったのと同時に、ライダーたちが続々と登ってきました。このような騒々しいオープンエアの中でお昼の弁当を広げました。今回は鮎弁当とステーキ弁当です。先に天空の楽園、お花畑を散策する人あり、ドライブウェイで昼食を食べる人ありで自由に2時間半を過ごしたのでした。 近くには松尾芭蕉の句碑が建っていました。 さて、前置きが長くなりましたが、本題に入りますね。約30名ほどの外国人が食事をしていた所へ一人で近付いていきました。バスの皆さんがインド人だと想像していた人達は実はバングラデッシュの人達でした。どうしてわかったかというと、この家族連れに質問したからです。5歳と3歳のお嬢さんたち。我が家のおチビちゃん達と同じ年頃なのですぐに打ち解けて色々と話をしました。子供さんたちは英語が通じませんでしたが、ご夫婦とは英語でコミュニケーションが取れましたので。約30名はバングラデッシュのコミュニティの人達でした。朝10時に出て日帰りの旅に来たとの事。しかも同県に住んでいる人たちでした。この男性は獣医師になる勉強をしていて、博士号を取得するために日本の国立大学であと3年間勉強する予定だとか。30名のメンバーは大学で勉強している人達、働いている人達が半々でした。バスの出発時間まで長い間、日本の事、祖国の事、これからの旅の話等をしました。そしてお弁当を食べ終わったばかりの私にお国の食べ物(バスの皆さんが想像していたカレーとは違ってカレー味のピラフでした)とコカコーラ、水のペットボトル(なぜかアメリカ製)をプレゼントしてくれました。スパイスがピリリッと効いて茹で卵も鶏肉も異国の香りがしてとっても美味しかったです。ご家族と記念撮影した後、なぜか数名の男性がニコニコしてやってきて私と記念撮影をしました。私は正直に5人の孫ちゃんがいるグランマだと言いましたからね。そして谷底を覗くとゾクゾクっとするドライブウェイを右へ左へくねくねと曲りながら次の目的地に向けて下っていったのでした。(つづく) 

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