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2008年11月21日
カテゴリ：子育て
先日、偶然テレビで脳科学者の茂木氏の『脳教育』なる プロジェクトを見ました。 最近、よくテレビに出られている茂木氏ですが、 やはり学者だけあって、理論に基づいて説明されるので 非常に分かりやすく、ためになりました。 茂木氏は、子育てにあたって親は『誉めのアスリート』を めざしましょう！ と言ってました。 ”誉める”ということは、子供の脳にとって 非常にプラスになる働きをする、、、というんです。 例えば、、、、 こどもが絵を書きました。 こどもが見て、見て！と言っています。 すぐに見ますか？ そして、どう言いますか？ すぐに見て、誉めた方は、、、、、大変良いです。 でも、これもまた料理中など、すぐに手が離せない時も 日常には多々有ります。 が、そこはがんばって、できるだけすぐに 見るようにしましょう。 そして、めちゃ誉めましょう。 すると、子供は誉められると、ドーパミンが活発に出て、 ”直前”の行動を強化していく、、、という働きが あるそうなんです。 だから、”すぐに誉める”という行為が、 ”出来た行為”を更に強化してくれるってことなんですね。 なるほど。 これまでも色んな育児本で”すぐに誉めてあげましょう” ということは書いてありましたが、脳科学的に 説明されると、更に納得です。 また、そのプロジェクトを受けていたあるお母さまから質問が。。。 「忙しい時など特に、何度いっても、どうしても言う事をきかない時、 ついついきつく怒ったり、手が出る事もあるんですが、 これは脳科学的にどういう影響がでるんでしょうか？」 グッドクエスチョン！！ 私も聞きたかった。 このお母さまと一緒です(;^_^A すると、茂木氏は、こう言われました。 《『叱ること』も大事です。 ただ、脳科学的には『誉めること』がとても重要視されています。 なので、 『叱るのは誉める準備をするため』 と思って叱って下さい。》 叱るのは誉める準備 ふむ。 そう思うと、ちょっと気が楽になりました。 それに、誉めること、愛情もって接することを常に念頭に おいておけば、例え叱ったとしても、 これまでよりも、もう少し冷静に対応できるのかなぁと 思ったり、、、、。 でも、ちゃんと叱らないこと は、とても危険らしいです。 『メタ認知』という言葉があって、 これは自分を客観的に見る能力のことだそうです。 最近の子供に足らないのは、まさにこれで、 悪い事をして、叱られていない子は、 自分を客観的にみる事ができづらくなる。 親に叱られることによって、第３者にどういう風に 思われているか、それによって、どういう風に 自分が行動していくべきなのか、、、 という最初の段階をまず学ぶそうです。 これらを聞いていて、 『誉める』『叱る』をうまく、適材適所に折り込んでいかないと いけないなぁと改めて思いました。 そして茂木氏は最後に、 《子育ては、こどもの中にある宝物を 一緒に楽しんで探すこと》 と、言ってました。 ステキですね。 確かにあかりんやかなでんと一緒にいると、 大人の発想とはまったく違う、おもしろく、可愛らしい 言動を多々行います。 それらを、遮る事なく、自由に発想していけるように サポートしていけたらいーなぁと思いました。 今度、茂木氏の本買ってみようかな（^_^） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2008年11月21日 12時32分33秒
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