電気リンゴ...ガブッ!イープルズ・ラボラトリー    

2006/08/27(日)07:17

ツルツル・ツール

Convenient tools(2)

アドレナリン/ロジャー・リン・デザイン 今回はイープルの大好きなツルツル・ツールのひとつでもある素晴らしい道具『アドレナリン』 この優れたエクイップメント『アドレナリン』は単独(よく動く)でもよし、他の機材と繋いでよし、と非常に互換性もよく気の利いた素晴らしい『魔法の箱』なのであります。ちなみにイープルは構想段階に於いてGuit(Guitar)を使用して音のイメージを作り込む際にこの機材を使うこともある。 エフェクト、アンプ・シミュレーター、個性的なドラム・キットがプログラムされており、単体でのプログラムの書き換えも出来るが専用のソフトを使用してユーザーがプログラムを細かく自由に書き換えが出来るようにも設計されている。正に至れり尽くせり、使い勝手の良い優れた製品である Adrenalinn & Adrenalinn 2 / Roger Linn DESIGN 2001-2006 Photograph taken in studio / Effect box table of "Babels Stone Music Studio" Copyright (C) 2006 P.A.S.A. Sound Workshop Tokyo. All rights reserved. この『アドレナリン』の個性の中でずば抜けて素晴らしいとイープルが思ったのはエフェクトをビートに見事にシンクさせる機能である。これにはイープルもぶっ飛びました(笑)もう何年も前の話になりますが、この『アドレナリン』が研究所に届いた日は時間を忘れてひとり夕方から夜明けまで取り憑かれたように夢中でこの『アドレナリン』とGuitでジャムってしまったほどでした。 この機材を開発したロジャー・リン氏はミュージシャンであり、音楽機材の優れた開発設計者でもある。言わば優れたアーティストであると同時に発明家なのです。70’sにアナログのドラム・ボックス(ビート・マシン、リズム・ボックス等、呼び方は実に様々)を世界で最初に流通に乗せた偉大なアーティストでもある。 ロジャー・リン氏は自ら設計、開発に携わった機材に対してのアフターサービスのフォローが徹底している。作品を作り出すために使用する大切な道具である機材を僕は自分の手の延長線上として捉えている。その道具と特性を良く知り、有効に使うにはやはり継続した情報、アフターサービスなどはとてもありがたいものなのである。 このような道具を開発し、まるで我が子を育ててゆくかのように大切に扱い続けるアーティストであり優れた職人でもあるロジャー・リン氏にイープルは感銘を受けてしまう。ちなみに世界中で数々の名誉ある賞を表彰された『アドレナリン』、現在に於いてヴァージョンアップは3回目となる。 イープルはこのような素晴らしい『魔法の箱』を世に送り出す優れたアーティスト達に心から敬意を払い、『ありがとう』と言いたいのである。 きっと猫のフェリックス君もこの『魔法の箱』が奏でるスリルのあるサウンドを聴いたら「僕のマジック・バッグと交換してくれないかなあ...」と言うに違いない。 ん~、いいかげんにイープルも『3』にヴァージョンアップさせなきゃ...ピヨヨ~っ! イープル

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