電気リンゴ...ガブッ!イープルズ・ラボラトリー    

2007/05/05(土)17:43

巨大なキャンディ・ストア

Eples mindbox(108)

ふんわりふわふわぁーっと風も暖かくなり、だんだんと初夏に近づいてきましたね今日でGWもおしまい。楽しい休日を過ごされましたでしょうか?イープルは相変わらず家で静かに仕事に明け暮れ、夜はご近所の酒場を呑み歩く...といったような平凡な休日でありました☆ The Concourse floor of Tokyo International Forum #1 / by Eple 先月、東京国際フォーラム展示ホールで開催されていたアートフェアに友人の画家と行ってきました。 現在活躍する世界中の作家達の作品をギャラリーがホール内に設置されたブースをレンタルして展示するというアートメッセのようなもの。 The Concourse floor of Tokyo International Forum #2 / by Eple 規模が大きく、各ブースを全部観て回るのに賞味3時間ほどかかりました。大変貴重な作品や興味深い作品が処狭しと展示されていてとても楽しい時間だったけどちょっと疲れた...(笑)しかし、大好きなミロのドローイングやジャスパー・ジョーンズのリトグラフが生で観れてとても嬉しかった。 やはり、自分が描きたいものを一心不乱に描き続けた作家達の作品には独特のリリシズムとストイックなまでの品やかさを感じた。目で触れて味わうことの出来る独特のフレーバーのようなものを感じるのだ。 Sensibilita sincere al durer / by Hiroyuki Hirata Material:Drawing on paper Oeliger Kugelschreiber and water color The work which is drawn in 1980 generations 1987-2007 Gallery Yojohan. Copyright (C) All Rights Reserved. しかし、流行に同調して時代のメインストリームに乗っかろうとするが故に同じような作品が大量生産されたとしたらどうだろう...緩やかに活動をしたいという気持ちはわからないでもないが、それではもの作りに対する動機そのものに物悲しさを感じる。 小さな街の小さなキャンディ・ストアで売られた特別な風味を持つキャンディがある日を境に子供達から絶大な人気を得たとする、街の子供達にとってその風味を味わうことはこの上ない喜びであろう。しかし世界中のキャンディ職人がこぞってその風味のキャンディを作るようになったらどうだろう...? きっと子供達はがっかりすることでしょう。 おそらくはやがてキャンディそのもの本来の魅力や価値感も薄れ、その風味も味気ないものに変わってしまうかもしれない。 どうか世界中のキャンディ職人達が同じような風味のキャンディばかり作りませんように...と静かに祈るような気持ちで展示ホールを後にした雨の午後でありました...☆ では素敵な楽しい休日を♪ イープル           楽天ブログ★アクセスランキング  

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る