紹介文
シングルマザーのローズ(エイミー・アダムス)は、ハウスキーパーの仕事をしながらオスカー(ジェイソン・スペヴァック)を育てている。彼女の妹(エミリー・ブラント)はいまだにアルバイト生活をしながらの実家暮らし。ある日、息子が小学校を退学になったのをきっかけに、姉妹は事件現場のクリーニングというヤバそうな仕事を始める。
サンシャイン・クリーニング
リトル・ミスサンシャインの監督だそうです。
姉妹編みたいなタイトルですが登場人物も舞台もまったく別。
でも普通に不幸な普通の家族愛ってところは共通してるかな?
最近お気に入りのエイミー・アダムスが出ているため
ケーブルTVで朝の放映だったのについ見ちゃいました。
朝からコーヒー飲みつつ猫とまったり映画鑑賞なんて・・・
罰が当たるぜ、自分!!!
世間の皆様申し訳ございませんっ!!!
・・というところは置いておいてですね、エイミー・アダムス。
生活に疲れたシングルマザー役ですがやっぱりなんだか
夢見る少女なんですよねぇ。(不倫してるけど。)
顔も声もカワイすぎるためかやさぐれ感がないというか。
だから生活苦、というめちゃくちゃ現実的な設定なんだけれども
なんだかいつか王子様がやってきて幸せになれるんだろうなぁ
みたいな期待をしてしまってこれでもかとやってくる苦難も
安心してみてられると言うか。だめじゃん、そこは安心してみるところじゃないし。
そんな彼女の不幸よりも山師の父が海老が売れなくて腐らしちゃうところのほうが
一攫千金を狙う男のバカさと哀れさが出てたと思います。
昔はモテて学校でも人気者だったのに今じゃ生活苦にあえぐ
シングルマザーで、ハウスクリーナーの仕事で派遣された先に
今はリッチな奥様の元クラスメイトがいたらそりゃ、凹むわね。
でもクラスメイトが集まるベイビーシャワーにど~~~うしても出席
して
「ビジネスはじめたの☆」と皆に言いたくて
妹に頼んだ仕事で妹が火事を起こしてしまって
賠償するためにビジネスたたんでまたハウスクリーナーに
逆戻り・・なんですが。
この妹が火事を起こす原因となった猫!!!
シャム猫の子猫!!!!
これが可愛すぎ!
間違いなくここの場面の見所は猫じゃないとは思いますが、ワタシは
猫に釘付けでした・・。
自殺現場の掃除をするときに血を素手で掃除したり
血まみれのマットレスを普通にゴミに出したり
ありえなく恐ろしいことは沢山出てくるし
最後一見ハッピーエンドだけどこれで失敗したらお父さんのこと
ずっと面倒見なきゃならないし
役に立たない妹は突然旅に出ただけで(お金もないのにどうしたんだろう?)結局何一つ解決していないんですが
なんだかウッカリ前向きになってしまいそうな不思議な映画です。
やっぱりエイミー・アダムスの魔法かしら?