紹介文
恋人を交通事故で失って以来、北園舞子には、見るもの触れるものすべてが無意味に感じられた。悲しみは赤く焼けた炭火のようにいつまでも残った。舞子はかつて2人で訪れた蛾眉山に登り、そこで出会った外国人の老僧から、「恋人は生きている、彼の子供を生みたくないか」ともちかけられる。その言葉は、“生ける屍”同然となった舞子にとって、天恵以外の何物でもなかった。舞子は老僧に導かれ、ブラジルの港町サルヴァドールへと旅立つ。死んだ恋人の子供を身ごもるために…。押し寄せる感動。衝撃のラスト!比類なき愛と生命の物語。
うーん。
何が始まるのかと思ったら。
ナチの生き残りがヒトラーの再来を望みヒトラーの冷凍精子を世界中から集めた女性に人工授精するって・・。
そりゃーないだろー。
第一、アーリア人以外は人間じゃないと言い切っていたナチがなぜに母親に日本人や韓国人を選ぶ?
それにヒトラーユーゲントの生き残りが戦後50年も各国に潜伏しドナーとなる母体を探したという壮大な設定の割りに『選ばれた』女性たち、IQが高いとかものすごく美人とかいうわけでもなく。
主人公にいたっては専門学校卒コネで零細企業に就職という経歴で何を基準に選ばれたのかちっともワカラナイ。
それにさー。
人工授精っていくら若くってもさー。
確立ってそんなに高くないと思うんだけど。
さらにさー。
今成功したって子供がそれなりに育つのは20年は先。
今70代のユーゲントたち、それまでボケないでいられるのか?
だれがいったいそのプロジェクトをを引き継ぐのか?
ネオナチ?
ってかヒトラーの子供作って(しかもこんなに効率の悪いやり方ならがんばっても何十人が限界だろうし)いったい何がしたいんだ?
ナチの理想とする純血はすでに最初から破られているのに?
壮大な設定のバカバカしい話でした。
以上。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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