ばみの乱読日記 と猫雑貨。

2013/02/11(月)19:23

雷鳴 梁石日

本のこと(732)

楽天市場 紹介文 日本による植民地統治の行われていた1918年の朝鮮。10歳の幼児に嫁いだ18歳の娘・李春玉は、済州島で苛酷な弾圧と厳格な因習に運命を翻弄される。重い時代の波を生き抜く一人の女性の姿を描く書き下ろし長編小説。 【中古】 雷鳴 /梁石日(著者) 【中古】afb 発作的に読みたくなるオンナの苦労物語を読みたくなるのですが、この本は残念でした。主人公は18歳で10歳の子供に嫁がされるわ、姑にはいびられるわ、夫はマザコンで暴君。 ちゃんと苦労しているのですが主人公は仕方ないとあきらめているのか淡々としていてなんというか読んでいるほうとしては物足りない。(マゾ。)そのまま淡々と話は進んでいき、途中淡い恋があり、夫が日本留学に出発した日に家出して同じく日本を目指すところでおわり。背景には日本政府による小作農の弾圧や飢饉、暴動を起こした人間の惨殺など主人公の苦労のほかにもかーなーり悲惨な環境があるにもかかわらず本当に淡々と物語が進み、そして終わっちゃうのよねぇ。きっとねーやっぱりオンナの苦労話は女が書いたものじゃなきゃ。 そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照) よろしければポチっと☆ :::::beadsbear:::::

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