紹介文
美人の絶対基準とは何か。年々男が弱くなるのはなぜか。モグラは地震波で意思疎通を図るらしい。刺した蚊を殺すワクチンが発明された。DNA以外で構成された生命体は創造できるのか。ブラックホールの観光は可能か―科学雑誌『ネイチャー』『サイエンス』に発表された科学者たちの奇想天外な成果を、濃縮還元し、抜群のテイストで紹介する。現代科学のエッセンスが100パーセント詰まった文庫オリジナル・コラム集。
【中古】 シュレディンガーの猫は元気か サイエンス・コラム175 / 橋元 淳一郎 / 早川書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】
ずっと前に読んだけど感想書いてなかったシリーズの一冊ですね。
読んだのは約7年前、人生谷間に落ち込んでいたころって言うのははっきり覚えているのだけど内容はイマイチ覚えてなかったのでさらっと再読。
そもそも買ったのだってパケ買い。
表紙、めちゃめちゃかわいいでしょ?
この本読むまでシュレディンガーの猫のことは知らなかったけど、読めば、まぁわかるのよ。
だけどもやっとするのよ。
物理学ってさぁ、(本当は力量学だそうだけど)ちゃんとした裏付けがあって成り立ってるものってイメージがあるじゃん?
なのに分子の運動状態は見えないところでは運動してるかもしれないししてないかもしれない、なんて当たり前すぎるけどそれは仮定にすらなってないんじゃないか的な考え方の上に成り立ってる論理ってさ。
なんて化学や科学の小ネタが満載なのでパラパラと読むにはいいかもしれないけど20年以上も前の科学の最先端の小ネタだもの、いまでは眉唾ってもののたくさんあるだろうし書いてあることそのままうのみにはできないしいちいち調べるほど興味のある分野じゃないしってことで、
この本の存在価値はタイトルと表紙のみ。
きっぱり。
でもタイトルと表紙のおかげで我が家の猫の本棚に収納決定~。