紹介文
冷たい雨の降る夜、プールサイドで日射しを浴びている時、冬の朝帰り。そんな、しんと静まりかえった一瞬に女の季節でやり残しているのは――と、ふと胸をつかれる思いがする。冒険、未知との遭遇、危険とか密会といった秘密の類のコト。諦めにも、ためいきにも似た微妙な、大人のための物語、26話。
カサノバのためいき 世にも短い物語【電子書籍】[ 森 瑤子 ]
なんだか
森瑤子で年が暮れて森瑤子で年が明けてます感じですが、何なんでしょう。
多分そろそろ飽きてくると思うのですが。
これも読みやすい(そしてバブルのにおいぷんぷんの)短編集です。
こういっちゃなんですけど、どれもこれも
量産したショートショートって感じでこれと言って傑作はありません。
ただ、ちょっと空き時間に読み流すにはいいけどね。
その中でもこれは特に駄作ってことで印象に残ってるのが会社で振った男に淫乱女といううわさを流され仕返しにわざと誘って事の後、ワタシエイズなのと言ってホテルの部屋を出るってやつでしょうかね。
だけど、それって仕返しになってないし。
そんな男と仕返しのために(しかもしょーもない)寝るなんて気持ち悪いし第一後で今度はあの女は淫乱でエイズだってうわさ流されるだけじゃん?
ってか同じ職場でそんな人間関係こじらせてどうするのさ・・。
何も考えず読み流し、読んだら内容忘れるけど、読後ちょっとイラっとできるのでそんな気分の時に(どんな気分だ)最適ですわよ。