取るに足らない日々の出来事

2005/09/13(火)20:37

鮮魚白ハタ【其の壱】韓国風に煮る。

料理・食べ物・飲み物(41)

職場で、獲れたて地魚の販売斡旋をしていた。 昼までに注文したら、夕方には届けてくれるというものだ。 注文表が回ってきて、「白ハタ」のところに目が釘付けになった。 ハタの一夜干しは、大好きでよく食べるけれど 生のハタは、あまり食べる機会がない。 さっそく白ハタ六匹を、注文した。 職場に地元でとれた野菜や果物や魚の販売斡旋が回ってきても 普通、買う人はあまりいない。 よっぽどそれが好きな人か、マメな奥さんのいる人が買っていく位だ。 そんな状況なのに、一人暮らしの私が白ハタなんかを注文したので 職場の人に、驚かれた。 「えぇぇ!!!!買ったの!?」 「だって、それ、生でしょ?」 「買ってどうするつもり?」 「多分、酒の肴にするんでしょ?」 「主婦みたいだな」 「修行中だもんね?」 などなど。 私が一体、どんな奴だと思われているのか、疑問が残るコメントだな。 ピカピカ艶々していて、ホントに綺麗。 家に帰って、白ハタの調理開始。 腹を開いてみると、どの白ハタにも白子または卵が入っていた。 おまけ付きだ! ものすごく得をした気分。 新鮮なので、手触りがつるつるピンピンしていて、気持ちいい。 はらわたを処理している間に 白ハタがだんだん可愛くなってくる。 私、チョット変態みたい。 と思うほど、白ハタに愛情を注ぎながら、はらわたを取り除いた。 同じ職場の在日韓国人の子に 白ハタの美味しい煮かたを教えてもらったので そのとおり作ってみた。 酒、醤油、みりんで味を整え、ショウガとニンニクをたっぷり入れる。 仕上げに、コチュッカル(赤唐辛子の粉)を忘れずに。 コトコトと、じっくり煮込んで出来上がり。 もちろん、おまけの白子と卵も一緒に。 ゆっくり煮込んだので ニンニクは、もとの形がわからないほどトロトロになった。 白ハタは、お陰さまで頭のてっぺんから尻尾の先まで 余すところなく、愛を込めていただいた。 ええ、私は鮫女ですとも。 (To:yoso_gセンセイ) 取るに足らない日々の出来事(韓国語版)を更新>> ***    

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